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BURNED 07
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解説 - BURNED 07
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1. Usher-to-the-ETHER ★★ (2011-01-25 23:54:50)

2010年発表の4曲入りシングル。
「Just Take My Heart」はMr.BIG、「motto」はJUDY AND MARY、「GOD BLESSED VEDEO」はALCATRAZZのカバー。「Just~」は、ギターのKazu氏がリードヴォーカルを担当。

まずタイトルトラックは、彼らの曲の中でもトップクラスのキラーですね。
彼らの曲の特徴として、へヴィメタルのパワー/テクニック/緊張感はそのままに、歌メロがポップス以上にキャッチーでクサいというのが挙げられますが、この曲の歌メロはヤバイ。アニソンのポップネスでもなく、メロスピの飛翔感でもなく、歌謡曲の「泣き」の強いメロディで、普遍性すらあると思う。

それを歌うFuki嬢のヴォーカルも、一回目のサビ前の「♪溺れていたい」などに顕著ですが、歌謡曲的な「泣かせ」の感じられるフレージングを要所要所で聴かせ、単に歌唱力が高く迫力があるというだけではない表現力を見せ付けてくれます。なんか、普通にブレイクしてもおかしくなさそう。

ただ、カバーの方はイマイチかも。
3曲とも、特にVoが自分の物に出来ていない感じがするというか、原曲大好きな人がカラオケで歌ってるのを聴いてるような微妙感があるというか…。「motto」の、ガールズロックっぽいノリにメタルのテクニカルさを持ち込んだ演奏は良いんですが。私がメジャーなハードロックやガールズロックにそれ程思い入れがないから、そう感じるのかも。

と言う訳で、カバーは正直期待してたほどでもなかったんですが、新曲となるタイトル曲にはそれを補って余りある魅力があります。歌謡曲のヒット作品以上の泣きを感じられる歌メロ、迫力ある演奏や歌唱には、今の彼らの勢いが感じられますね。



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