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LET THE DEVIL IN (2010年)
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LET THE DEVIL IN
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解説 - LET THE DEVIL IN
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コメント・評価

Recent 50 Comments



1. Usher-to-the-ETHER ★★★ (2011-01-27 22:48:16)

2010年発表の3rd。

このバンドは「Tyranny Returns」を聴いてましたが、その頃の地下プリブラ振りと比べると、進化しすぎてほぼ別物になってますね。疾走パートを重視し、北欧特有のメロウなトレモロリフで攻める作風は、プリブラよりもファスト/メロディック系に近い価値観の音だと思う。

へヴィネスを重視しない、シャーシャーした音質に、プリミティブ性を感じられますが、分離の良さ、メロディの聞こえさせ方、迫力共に十分だし、そもそも曲自体がミニマリズムよりドラマ性を重視しているような感じなので、「プリブラっぽくない」音ではあると思う。
なのにプリブラ特有の危険さ、陶酔感は残っているのが素晴らしい。

怒涛の疾走と、リフの振りまくノイズの粒子の中から聴こえてくるメロディは、うっとりするくらい美しいし、ヴォーカルの目一杯に叫んでいる絶叫もかっこいい。
ブラックに興味がある人が、プリミティブ系に入門するための作品としてもうってつけかも。




2. Delnoir ★★★ (2011-06-30 16:30:33)

最早フィンランドを代表するメロディックブラックバンドといっても過言ではないSARGEISTの2010年リリース、3rdアルバム。

前作から少し間が空きましたが・・・・
これは素晴らしい!
サウンドプロダクションが向上し、1stや2ndに見られたRawでプリミティブでカルトな印象が一掃された、
耳に優しい極上のメロディックブラックに仕上がっている。
前作までのあくまでも地下的なサウンドも好みだったが、これは良い進化を遂げたと言っていい。
メロディが良いのは以前からフィンランド産の特徴であったが、今作では
より洗練されてだれる要素無し、儚くて優しい素敵なメロディにつつまれている。
前作では少し抑え気味だった疾走感も取戻し、ヴォーカルも低音うめき~高音絶叫まで暴れまくりです。
2ndでは収録曲が少なくて少し不満でしたが、今作は10曲入りでヴォリュームもなかなか。
新作マダ~?って少し心配でしたが、待ったかいがありました。

そんなわけで、SARGEIST好きな方はもちろん美しいメロディに酔いたい方、
Usher-to-the-ETHERさんも仰るようにこれからブラックを聴かれる方にも激オススメの10曲45分。


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