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解説 - あか犬
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1. Usher-to-the-ETHER ★★★ (2011-01-28 21:23:59)

2007年発表のフルレンス。

スカ/パンクのキャッチーさをベースに、アイリッシュやポルカなどの民族音楽、ビックバンド系のブラスなどを取り入れた、雑多かつ高度な音楽性がマニアの間で話題になったらしいですが、確かにこれは凄い。ビッグバンド風の所やフォークメタル風の所も、アンサンブルがそれらしくなるし、曲も演奏もかなりレベル高いと思う。

しかも、グラインドを参考にしたと思しきショートカットチューンや、ムード歌謡っぽい歌メロを取り入れた曲までありますからね…。諸要素の取り入れ方、聞かせ方もごく分かりやすくしてくれているので、間口はかなり広いかと。ダミ声の野太いヴォーカルは好みが分かれそうですが、民族風通り越してお笑い番組のテーマみたいに聴こえる、ハッピーな超絶クサメロはクサメタラーなら必聴。

ただ、個人的にこのバンドのユーモアは苦手。
別に下ネタもギャグも嫌いじゃないんですけど、このバンドのそれは頭のいい、優れたミュージシャンの集団が「敢えて」、つまり俯瞰視点でやってそうな所が嫌。これなら、C級のV系バンドや同人の稚拙なサンホラフォロワーでも、世界観を本気で表現しようとしてるアーティストの方がよっぽど好感が持てる。馬鹿なら馬鹿に徹して欲しい。

と言っても、どのバンドも自分の世界観に自分が陶酔できるレベルで嵌る必要は無いと思うし、こういう俯瞰的なユーモアも個人的に合わないだけで、まあ良いと思います。と言うわけで、好みに合わない部分もあるけど、☆は3つ。
ストロベリーソングオーケストラや、霞鳥幻樂団が行けるクサメタルファンは是非。



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