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ダイアスパーさんの発言一覧(評価・コメント) - 時系列順 101-200
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ダイアスパーさんの発言一覧(評価・コメント) - 時系列順 101-200

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平沢進 - サイエンスの幽霊 - フィッシュ・ソング ★★★ (2011-12-23 16:48:04)

簡単そうに見えて、物凄く変なタイム感のリズム(笑)

それはともかく、とても哀愁の効いた素晴らしい名曲。歌詞は水の中の世界の話。


平沢進 - 時空の水 - フローズン・ビーチ ★★★ (2011-12-23 16:46:20)

壮大で勇壮な雰囲気のある曲。かっこいい。


平沢進 - Siren ★★★ (2011-12-23 16:41:24)

最高傑作に挙げる人も多いアルバムだと思う。南国の美しい情景が眼に浮かぶような、非常に神秘的な多幸感にあふれた作品。


GRIM REAPER ★★★ (2011-12-22 15:33:10)

巨デブVoのスティーヴ・グリメットの圧巻の歌唱力がともかく印象的なイギリスのバンドです。3rdはアメリカで結構売れて、PVも映画並みの手の込んだものに進化していましたが、どっちにしろPVなんだから本人達の顔を映さないと始まらないところが悲しかった(笑)。ついでですが、Rock You To HellのPVには日本のバンドのEZOがゲストみたいな感じで出演してますね。

なにはともあれ、グリメットの音域の広さと安定感は超人的なものがあります。このバンド解散からしばらく後、Lionsheartで好評を博すことになります。


CRYING STEEL - The Steel is Back - Raptor ★★ (2011-12-22 15:18:50)

アルバム中で唯一、なかなかのフックを持つ曲。複雑な展開のバッキングが印象的です。まあこの程度の曲がハイライトというのもどうかとは思うんだが…(笑)


CRYING STEEL - The Steel is Back (2011-12-22 15:16:55)

さて、項目を追加した義理で誰もウワサしてない復活作を聞いてみました(笑)。内容は…1stとは違って、音楽性は普通の正統派にほぼ統一されたよう。ヴォーカルの安定感がかなり増して、いい感じ。

ただ曲がともかくつまらない。これじゃB級から抜け出すことはできないね…。


TALON - Neutralized - Overlords Supreme ★★★ (2011-12-21 06:27:03)

この曲はB級のバンドとしては名曲クラスと言っても差し支えないでしょう。子気味良く刻みつつ疾走する爽快感、印象的なサビメロ、ヴォーカルも安定感があって好印象。ジャーマン・メタルの隠れまくった名曲ですね。


TALON - Neutralized ★★★ (2011-12-21 06:25:10)

なかなかの力作ですね。ギターサウンドが独特の厚みを持っているのと、リバーブの効いたVoが結構ウマいのがB級にしては楽しませてくれます。

ただし、ときどきVoの声がひっくり返って素っ頓狂なハイトーン・スクリームをやるのには、驚きよりも笑いが先行してしまいます。

それ以外はまあB級としては充分及第点でしょう。


TALON ★★★ (2011-12-21 06:23:06)

ドイツのバンドです。80年代中ごろに二枚くらい出して消えました。音楽性は典型的なジャーマン・メタルより、ちょびっとだけシンプルな正統派でしょうか。それでも(当時の)全力爆走チューンも収録されていてなかなか憎めません。

ヴォーカルが結構クセがなくてかっこよく、ギターサウンドに独特の厚みがあっていいです。


ブレード・ランナー ★★★ (2011-12-21 05:59:08)

「2001年宇宙の旅」と並び、SF映画の歴史に屹立する真の金字塔です。この作品の素晴らしいところは、映画では描くのが難しいと思われる「名作SF小説に特有のセンス・ワンダー」を、真に作品のテーマとして昇華することができたことじゃないでしょうか。

もちろん作品の真の主役は、何よりもその圧倒的な世界観。暗闇にぼうっと浮かび上がる高層ビル群、空を飛ぶ車はテカテカと色とりどりの警告灯をともし、耽美的かつ退廃的な未来世界の上空を横切って行きます。

監督リドリー・スコットの天才的なビジュアル・センスが発揮されている最後の作品とも言えると思います(これ以降は、いくつかの佳作はあるものの、どこか職人じみたお行儀の良い一流監督に成り下がってしまって残念!)。


TRON ★★★ (2011-12-21 05:45:34)

素晴らしい映画ですね。CGの場面は多くはなく、大半がディズニー・スタジオによる手書きの書割なのですが、80年代当時のパソコン特有のレトロなデジタル感が作品全体にうまくいきわたっていて、不思議な浮遊感が味わえる名作だと思います。

「ブレード・ランナー」と同年に公開されたというのも何か運命めいたものを感じます。Kraftwerkの音楽をランダム再生しながらこの作品を見るとナチュラル・トリップできるという裏技を試したことがあるのは僕だけじゃないはず(笑)


P-MODEL - 電子悲劇~enola~ - Spiritus ★★★ (2011-12-21 05:29:34)

リフがかっこいい疾走曲。まるでメタルのようだ(笑)。しかしこれだけ派手にぶちかましながら、P-MODELとしての個性を微塵も失っていないとは驚異的だ。


P-MODEL - 電子悲劇~enola~ ★★★ (2011-12-21 05:28:08)

このアルバム、ヘヴィメタルのリスナーの耳に実はかなり親和性のある音楽性だと思う。攻撃的で耳に残りやすいシンセリフもそうだが、J-POPにありがちな気弱さが全くなく、徹頭徹尾感情移入を拒否するような冷徹な世界観が貫かれている点が最も印象的。

P-MODELのアルバムは全て持っているが、この作品は特にロックファン、メタルファンに聴いて欲しいと思える作品。


FENNESZ - Endless Summer ★★★ (2011-12-21 05:24:41)

序盤からじわじわと盛り上がっていくシューゲイザー・アンビエントのような曲展開が衝撃的です。ただノイズが増していくだけのように見えて、良く効くとしっかりコード感があって、終盤にはメロディらしきものがオボロゲに見えてきます。

これがまたポストロにありがちなヤワな情感に逃げず、あくまでもエレクトロニカとしてのアイデンティティを守りとおしているところに男気(?)を感じますね。骨太で、確固たる個性を持った名盤だと思います。


アーサー・C・クラーク - 都市と星 ★★★ (2011-12-21 05:08:56)

中篇「銀河帝国の崩壊」をリメイクした、これまたSF史上に屹立する金字塔。「銀河帝国の崩壊」と聞くと思わずスペース・オペラを想像しそうなものだが、スターウォーズ系統によくある、地上でやっても大して変わんないような凡庸な権力争いなんぞは、ブチキレてた当時の御大の眼中には全くない。

そこにあるのは延々たるパラダイム・シフト。認識の地平の爆発的な拡大。それを読みやすい娯楽作品として、徹底して練磨した手腕も圧巻だ。

そのほとんど暴力的なまでに鮮烈なビジョンには唖然とさせられる。これが1956年の作品…?意味が分からない。眩暈がする…もうだめだ。説明できない。とりあえず読め。話はそれからだ。


アーサー・C・クラーク - 幼年期の終わり ★★★ (2011-12-21 05:01:16)

SF史上ベストワンにも度々挙げられている、名作中の名作です。どんだけメカや宇宙船がかっこいいのか、どれどれ?と期待して読むと確実に心臓を貫かれます(笑)

それくらいインパクトがあります。絶対にあなたの想像と違う方向へ話が進みます(笑)

科学の礎を確かに感じる筆致でありながら、そのビジョンの大半は「幻視的」という言葉が最もピッタリとくる作品です。ほんと御大、あんたどんなドラッグやったらこんな凄まじい作品が書けるんだ!!

書いた人の正気を疑うほど凄まじい文章というものを、僕は初めて読んだ。この作品はSFにとどまらない、全ての小説の読者層に読んで欲しい、名作中の名作、傑作中の傑作!!


アーサー・C・クラーク ★★★ (2011-12-21 04:57:35)

時代によって作風がかなり違うSF史上の巨匠です。

デビュー直後から50年代まで、異常なほどの完成度の幻視的な作品群を発表していたのですが、ちょうど「2001年宇宙の旅」に関わったあたりから、科学解説・啓蒙の徒と化していっきに作品のクオリティを落とし、以降元に戻らなかった人です。

しかし、50年代の輝かしい作品群の魅力は今読んでも全く衰えていない。その爆発的なスケール、叙景による圧巻の視覚ビジョン、謎が謎を呼ぶサスペンスな展開、終盤の文字通り宇宙的規模の大転回、筆舌に尽くしがたい。もう読むしかない。


BOB MARLEY - Uprising ★★★ (2011-12-21 04:46:16)

ボブ・マーリー生前最後のアルバム。自らの死期を悟っていたとはまさか言うまいが、最後の力を振り絞って挑んだと思えるほど充実したアルバムだ。最後にして最高傑作と言っても過言ではないだろう。

本当に一曲の捨て曲もないばかりか、一曲一曲が人の一生を変えうるほどのパワーを持って迫ってくる。キャリア随一の攻撃的なスピード・ナンバーも収録され、痛烈な文明批判を炸裂させている。

全方位無敵ともいえる才能が爆発している、大衆音楽史上に残る大名盤といえるだろう。


BOB MARLEY - Confrontation ★★★ (2011-12-21 04:34:10)

ボブの死後に残された音源を編纂して発表されたアルバム。それだけに今までの作品のようなトータル・アルバムとしての個性はないが、それでも一曲一曲に込められた魂の叫び、ルーツ・レゲエの根源的な躍動感は全く衰えていない。

(ボブ本人の意思かは定かではないが)来るべき80年代を見据えたシンセ・サウンドなども取り入れられ、良い意味でイモ臭さがとれて爽快で透明な空気を感じるアルバムに仕上がった。

もちろん、ゴリゴリ特濃のルーツ・ロックの名曲もしっかり収録されているのでご心配なく!!!


BOB MARLEY ★★★ (2011-12-21 04:25:02)

メタル以外は音楽じゃないと思っていた高校二年生の僕に、本物の魂の歌声でひと打ちしてくれた偉大な存在!

Hit me with music!

これが本物の生命の躍動か!生きとし生けるもの全てが持つ感情の一つ一つに語りかける、優しくも気高い名曲の数々。言葉も出ないほど素晴らしい。

Bob Marleyの音楽に出会えて本当に良かった。


MONOLAKE - Silence ★★★ (2011-12-21 04:21:26)

今回Monolakeが挑むのは、厳寒の大地の音楽。凍てつく大地を雹が打つ、しんしんと降る雪の中で、静寂は破られることなく、延々と地平線まで続いていく…。

例え大自然の中でも、機械文明を生きる我々人類の頭の中に響き続ける、あの懐かしい近未来のグルーヴは死ぬことはない。


MONOLAKE - Polygon_Cities ★★★ (2011-12-21 04:14:46)

コンピューターが作り出す立体構造物が事象の臨界地点まで延々と立ち並ぶ都市…それがPolygon City。突如出現した地平が重層化を繰り返し、聞くものに音のグリッドを幻視させる…。

今回はフィールド・レコーディングをほとんど取り入れず、生っぽいシンセ音のみで真っ向から勝負を挑んでくる本格的テクノ・アルバムだ。ここでもMonolakeの構築する世界観は磐石で、一切揺るぐことがない。


MONOLAKE - Momentum ★★★ (2011-12-21 04:09:27)

孤高の天才、ロバート・ヘンケが今回挑むのは、現代文明の象徴である機械たちの内部世界。鋼鉄製の内臓が緻密に時を刻み、赤錆の散り舞い落ちる音が通奏低音として聞き取れるギリギリの繊細さの中でグルーヴを生み出す…。


MONOLAKE - Hongkong ★★★ (2011-12-21 04:06:07)

香港を題材とした作品。フィールド・レコーディングがとらえるのは、猥雑な土壌を感じさせるラジオのお喋りなどなのだが、それらですらMonolakeの手にかかると、閉じた箱庭的な雰囲気のある近未来のアトモスフィアの一部として再構成されてしまう。


MONOLAKE - Cinemascope - Television Tower ★★★ (2011-12-21 04:01:45)

ミニマル・テクノをエレクトロニカ寄りに接近させた音楽性、その頂点に座するのがこの名トラックではないだろうか?

夜の都会を一人で散歩しながら、耳を傾けよう。


MONOLAKE - Cinemascope ★★★ (2011-12-21 04:00:25)

Monolakeの最高傑作と思われる作品。微かなクリックだけが聞こえる静謐の中に、都市の鳴動をスキャンしたフィールド・レコーディングがひたひたと流れる様は、さながら現代の「ブレード・ランナー」型サウンドスケープか。

ジャケット絵どおりの寒々しくも美しい音響空間が絶品です。


MONOLAKE ★★★ (2011-12-21 03:55:19)

個人的に21世紀のKraftwerk的な立ち位置だと思っているミニマル・テクノの巨人です。固定メンバーはロバート・ヘンケのみですが、相方が途中で交代しています。ソロ名義とも使い分けているので、一応ユニットってことで合ってると思います。


POWERMAD - Absolute Power - Test The Steel (Powermad) ★★★ (2011-12-21 03:48:29)

スピーディで破壊的なパワーがあると同時に、グルーヴィでタイトな側面もある名曲ですね!ザクザクと耳に心地よい金属質なギターサウンドには独特の個性があると思います!

なんとな~くXのBlue Bloodにリフが似てるな~なんて思いますがっ!(もちろんこっちのほうが先ですが!)

それはともかく非常にかっこいいスラッシュ・チューンだと思います。


PRIMAL FEAR - Devil's Ground - Heart of a Brave ★★★ (2011-12-21 03:34:50)

ファンの皆さんごめんなさい。僕Primal Fearのどこがいいのか分かんない。演奏も素晴らしくハイテンションでタイトだし、ヴォーカルも超人的にウマいけど曲がつまんなすぎてダメなんです。

でも、この曲だけは…この曲だけは聞きましたよ100万回くらい(笑)ブチキレたヴォーカルとギラついたバッキングが非常にかっこいい。正統派らしい正統派の名曲ですね!!


STORMWITCH - Tales of Terror - Arabian Nights ★★★ (2011-12-21 03:29:43)

僕この曲だけなぜかハマっちゃったんですよね~(笑)

最近の彼らはなんか意味不明なクラシック路線に走っちゃって、ちょっとアレだと個人的に思うのですが、この当時はちゃんとヘヴィメタルしてるじゃーないですか!

サビにもうちょっと盛り上がるメロがあれば…と思うとこもありますが、この踊るようなリフは結構耳に残って僕は好きですね!


STRANGER(GERMANY) - The Bell - The Bell ★★★ (2011-12-21 03:25:51)

随分シンプルな構成の曲ですが疾走感があり、なかなかタイトでかっこいいパワーメタルとなっています。サビの感じとか、ちょっとヒネれば後のメロスピとそんなに違わない感じすらしてきます。

CDでは大分音がよくなっています。


STRANGER(GERMANY) - The Bell ★★★ (2011-12-21 03:23:07)

1stアルバムです。ジャーマンらしい大爆走パワーメタルですが、メロディの哀愁具合とか、楽曲の構成がもうほとんどメロスピと言っても間違いではないレベルです。ハロウィンのデビューとほぼ同時期か、ちょっと前くらいのアルバムなので、そう考えるとちょっとフシギな感じですね。

完成度も非常に高く、アルバム一枚爽快に聞きとおせる作品だと思います。


STRANGER(GERMANY) ★★★ (2011-12-21 03:21:10)

ドイツのパワーメタル・バンドで、Chroming Roseの前身となったバンドです(アメリカのハードロックのバンドとは別です)。

1stアルバムはハロウィンのデビューと同時期かちょっと前くらいですが、もうここにはハッキリと「メロスピ」の萌芽が見て取れます。もちろんメロスピの様式が確立されるにはハロウィンの守護神伝という偉大な金字塔が必要だったことは言うまでもないですが、ドイツのメタル・シーン全体がそれ以前に既にそうした偉大なジャンルの断片を胚胎していたのかもしれませんね。


SWORD - Metalized - The End of the Night ★★★ (2011-12-21 03:10:46)

LAメタル的な早口ヴォーカルですが、明るさよりもギラついたメタル感が心臓をバクバクさせる正統派な曲です。イントロのドラムの金属質な音が聞こえてきた時の、ワクワク感はパネエっす。


CRACK JAW - NIGHTOUT - STRUCK BY THUNDER ★★★ (2011-12-21 03:06:31)

アルバム中随一の疾走ナンバーです。ツインリードで聞かせるイントロのフレーズが、サビの直後にお約束のように流れ出したときの感涙!

これが80年代・全盛期のメタルだっ!っていう感じでガッツポーズ必至です。アルバム全体で見ると歌メロがちょっと弱いかな?と思う部分もなくはないですが、この曲だけは名曲認定してもいいと思いますね。


CRACK JAW - NIGHTOUT ★★★ (2011-12-21 03:04:48)

Crack Jaw唯一のアルバムです。音楽性は全うな正統派。攻撃性と叙情性のバランスが非常に最適なところで保たれていて快感です。


CRACK JAW ★★★ (2011-12-21 03:03:34)

1985年、たった一枚のアルバムを残して消えたバンドですが、その楽曲の完成度は非常に高い!!音楽性は縦横無尽のツインリードを軸にした正統派です。

みんなが想像する「ヘヴィメタル・サウンド」そのものという感じです。


OLIVER MAGNUM - Oliver Magnum - Trapped ★★★ (2011-12-21 02:42:47)

このバンドの音楽性は正統派と言っていいけれども、ヴォーカル・スタイルはどこかLAメタル的な荒っぽいリズム重視のものがあったと思います。しかし、この曲だけはしっかりとしたメロディを追っています。

非常に完成度の高い名曲だと思いますね。一聴してマイナー臭さが全くない!


MANIA - WIZARD OF THE LOST KINGDOM - WIZARD OF THE LOST KINGDOM ★★ (2011-12-21 02:27:03)

メロの部分では疾走するんだかしないんだが、色々ゴニョゴニョと小細工をしておいて、サビではまっとうといえば余りにもまっとうでバカ正直なメロスピに変化するという、いらないフェイク感を味わわせてくれる名曲です。

メロスピ・バブル時代の輝かしき落し物ですね。


MANIA - WIZARD OF THE LOST KINGDOM ★★ (2011-12-21 02:24:59)

確かデビューミニアルバムだと思います。これがフルレンス・アルバムになると、早くもメロディが枯渇したか、中途半端なスラッシュ風のクソ田舎メタルになって脳死してしまうというのがB級らしくてウケるところですが、この作品では一応、基調はメロスピになってます。

まあはっきりと「イイ!」といえる曲は一曲しかないですが、初期メロスピのあの空気が好きで好きでしょうがない人には一聴くらいはしてほしい作品ではあります。

しかしジャケットの凄まじいダサさは…(笑)


MANIA ★★ (2011-12-21 02:22:20)

B級もB級、バンド名通りのマニア向けとも言うべきバンドです。ミニアルバムではメロスピ、1stフルレンスではスラッシュめいたなんか良く分からんクソメタルという、ジャンルまであやふやなところはさもありなん。

でも、こんなバンドでも一曲くらいは名曲らしきものを出してたりするところが、メロスピ・バブル時代の恐ろしさ(笑)。その一曲を紹介するだけのために、とりあえず項目、追加しときますよ!!


STS 8 MISSION - SLIPPING INTO FICTION - BETTER PLACE ★★ (2011-12-21 02:17:43)

これこれ!このイントロのワクワク感!!メロスパーとして至福の瞬間ですね!

もちろんこのバンドのことですから、サビに来ると急にトーンダウンして、メロディもヘナヘナ、スピードまで落ちてしまってガックリなんですが、それでもブレイクやブリッジで見せる強引な盛り上げはなかなかの見せ場を作ってくれます。

B級バンドも時代の波に乗れば、それなりにイケイケドンドンになって頑張っちゃうっていう感じですね。一回聞いてみても損はないですよ!


STS 8 MISSION - SLIPPING INTO FICTION ★★ (2011-12-21 02:14:21)

この2ndは明らかに1stより完成度が上がっていると思います。イントロのワクワク感は数あるメロスピ第一世代の中でもトビ抜けたものがあると思います。

しかし、そのテンションがサビにくるとガクっと落ちて消えてなくなるというクセは1stのときより若干マシになっている程度で、あんまり変化はないです(笑)

こんなバンドが前座とは言え来日していたとは…というよき時代の墓碑銘としてとっておきたいアルバムではありますね。


CHROMING ROSE ★★★ (2011-12-21 02:09:33)

ドゴスギアさんの挙げられたバンド、いわゆるハロウィン直系の第一世代たちの音楽性は、現在で言うところの「クサメタル」とはちょっと違うと思うのです。もっと明るくてスカっと抜けるような雰囲気があるんですね。音に小細工も少なく、疾走感と勇ましさがほどよくブレンドされたシンプルながら味わい深い音楽性のバンドが多かったと思います。

このChroming Roseはそんな彼らの中でもズバ抜けて完成度の高かったバンドだと思います。メロディの独特の明るさ、ユーモアと、ヘヴィメタル特有の勇壮さのバランスもよくとれています。

ほんとにカッコイイバンドでしたね。わずかアルバム二枚でエネルギー切れしてしまったのがほんとに惜しまれます。


HEAVENS GATE - More Hysteria - Sidewalker Sinner ★★★ (2011-12-21 02:02:51)

いかにも典型的なメロスピな曲調ですが、やっぱりノッてる時期のバンドというのは勢いが違いますね。アリガチな展開もかっこよく若々しくキメてくれます!名演!


HEAVENS GATE - Open the Gate and Watch! - Touch the Light ★★★ (2011-12-21 02:01:01)

この曲の独特の哀愁を持ったサビが最高です。ある時期の「ジャーマン」を体現するような名曲だと思います。勇ましさ…これがヘヴィメタルの魂ですよね…。


HEAVENS GATE ★★★ (2011-12-21 01:58:21)

大好きなバンドです。実はまるっきりメロスピ一直線なバンドではないんだけど、メロスピ以外の曲がことごとく「ソレナリ」で、メロスピの曲になると突然「神」だったりするところがほんとに当時のB級メロスパーの典型って感じがしていろいろと最高(笑)。

名盤中の名盤「Livin' In Hysteria」はもちろんのこと、その前後に発表されたミニアルバムに収録された曲までことごとくこの法則が当てはまり、もはやメロスピをやってる時だけ史上最強とも思えるほど人をハイテンションにさせてくれるバンドです。


PHANTOM - Cyberchrist - Preying With the Mantis ★★★ (2011-12-20 01:47:49)

確かに素晴らしいバンドです。ひとつ間違ったら、今でいうHibria的な扱いを受けていたんじゃないかってくらい、演奏にもヴォーカルにも圧倒的なポテンシャルがありました。

しかし、歌メロ全体に何か人を燃え立たせるような哀愁やフックが足りないのも事実。その点、この曲は強力なリフに全てを託したようなシンプルな構成ながら、よく出来ていると思います。

サビの大絶叫に魂が震えます!これぞヘヴィメタル!!


EXCITER ★★ (2011-12-18 23:37:46)

なにこれ(笑)

小細工なしとか、純粋とか言うと聞こえはいいけど、逆に言えば単細胞で愚直で変化球に乏しい、究極の金太郎飴サウンドだと思う。

曲の区別なんかつきやしないし、アホのような大疾走で盛り上げた果てのサビが、よりによってただタイトルを絶叫・連呼して終了だったりという安易さ。

しかし、そこが良いって言い出すと、良いような気もしてきちゃうんだよな~(笑)。バカも極めると味になるっていうか、ずっと聴いてると不思議なトランス状態に迷い込んで気持ちよくなってきます。


WILD DOGS - Reign of Terror - Man Against Machine ★★★ (2011-12-18 23:18:27)

メロのバックで鳴り響く、わずか三音ほどのリフがここまでギラついて攻撃的に聞こえるというのは、もはやセンス以外の何者でもないですね。まじりっけなしの、非常にヘヴィメタルらしいヘヴィメタルです!


WILD DOGS - Reign of Terror - SpellShock ★★★ (2011-12-18 23:15:58)

独特の踊るようなリズミカルなリフに乗せて、ドラムが入ってきた瞬間の衝撃!!この爆発的なパワー、切り裂くようなヴォーカル!!これはヘヴィメタルが築き上げてきた価値観の総決算のような名曲だと思う!


ANVIL - Speed of Sound - No Evil ★★ (2011-12-18 09:14:13)

変態的な展開に思わず唖然とさせられる曲です。のんびりミドルで始まったかと思うと、唐突にグシャグシャの大爆走(笑)。あまりのハイテンションぶりに、しまいには失笑が漏れるほど。意表を突かれるという意味で個性的な曲だと思います。


IRON BUTTERFLY - In-A-Gadda-Da-Vida - In-a-Gadda-da-Vida ★★★ (2011-12-18 05:15:26)

これが300万枚も売れた時代ってすげえ。


DIO - Holy Diver ★★★ (2011-12-17 09:14:33)

ヘヴィメタルが頭良さそうなジャケばっかになったらそれこそ世も末だと思ってる僕にとっては、このアルバムのジャケットの何が悪いのか分からない!

このアルバムはディオらしい「歌」の妙味をふんだんに楽しませてくれるヘヴィメタルを代表する名盤だと思う。ミドルテンポ中心の楽曲が並ぶけども、ドスの効いた声質や独特の節回しなど、堂に入った安定感のヴォーカルが何者にもかえがたい快感を与えてくれる。

ヴィヴィアン・キャンベルのギターもなかなか好きなんだけどな!もうちょっと評価してあげてほしい!!


DRIVE - CHARACTERS IN TIME - KAMIKAZE ★★★ (2011-12-17 03:03:06)

オープニング・トラックとは一味違って、今回は大爆走で幕を開け、サビ前で一息ついてから声帯を一杯に開いて大絶叫!!!!

カーーーーーーモーーーーーーカーーゼーーーーーー!!!!!!!!

ってあんた!!
日本語の発音はともかく、曲としては完璧と言っていいほどの完成度を誇る正統派の名曲です。言うことないですね!


DRIVE - CHARACTERS IN TIME - (NEW REIGN) THE PHOENIX ★★★ (2011-12-17 03:00:06)

グルーヴ感のあるメロから、疾走感のあるサビへと美しく転換する曲調、耳をつんざく圧倒的なハイトーン・ヴォーカル!!

これほど痛快な正統派メタルの名曲がB級のまま埋もれているとは!!
ヘヴィメタルとはかくも奥深い音楽だったのか!!


DRIVE - DIABLERO - REMEMBER ★★★ (2011-12-17 02:57:09)

リッメーーーーンバーーーーー!

って感じが1stのカーーーーミーーーカーゼーーーーーと被ってますが、それが「作風」ってやつでしょう。サビはただ絶叫してるだけなのに、非常に凝ったバックが変化に富んでいるので、かっこよく聞こえます。

アルバム全体の印象に反してこの曲は正統派っぽくて、メタルファンにアピールするでしょうね!


DRIVE - DIABLERO - BRUJO ★★★ (2011-12-17 02:53:53)

インストでこれだけ聞かせてくれるバンドというのはなかなか居ません!
ましてやこの知名度でこの完成度となると、なんともフシギというか…。

非常にかっこいいです!!


DIO - Dream Evil - Faces in the Window ★★★ (2011-12-17 02:49:42)

この曲、マイナーな割には「これぞDIO!!」って感じがする曲だと思いますね。作風としてのDIO、アイデンティティとしてのDIOサウンド、その真骨頂って感じがしますね。

元のメロディをちょっとアレンジして、曲の後半に変化をつけるディオならではのメロディも素晴らしい。ほんとノリノリの曲。


CRYING STEEL - On the Prowl - No One's Crying ★★★ (2011-12-17 02:43:00)

アルバムのオープニング・ナンバー。恐らくこのバンドのテーマ曲的なものなんでしょう。アルバム全体の作風にはバラつきがあるけれども、この最初の一発はガッツポーズできそうな爆走パワーメタルです。

ヴォーカルもクセが無くて聴きやすく、高音に行くに連れてパワーを増すタイプの上手い感じです。かっこいい!


CRYING STEEL - On the Prowl ★★ (2011-12-17 02:41:15)

イタリア出身の正統派/パワーメタルのバンドです。例によってこの一枚で消えましたが、なぜか20年後に再結成して2007年に2枚目を出してます。演奏の実力はあるけど作風にややバラつきがアリ。

ただ、コレという感じの押しの一曲はそれなりに名曲だったりするのであなどれません。


CRYING STEEL ★★ (2011-12-17 02:38:27)

イタリア出身の正統派メタルバンド。87年にOn The Prowlを出して消えて以降、20年の時を経て復活、2007年にアルバムThe Steel Is Back!(誰も待ってねーよ!)で大復活。一体誰がこんなバンドのことを気にしているんだろうか。


ANGEL DUST - Into the Dark Past - I'll Come Back ★★★ (2011-12-17 02:02:04)

これはほんとすごい曲ですね!歌詞も含め、ヴォーカルの音を外さないギリギリのヤケクソ感が最高(笑)。演奏の爆発的な疾走感、アグレッションに圧倒されます。

しかし、攻撃的とは言ってもスラッシュメタルのような暴虐性はあまりなく、一方で正統派のような哀愁は皆無、メロスピのような透明感も全くなし、というジャンル分類厨を困惑させるようなちょうど「中間」の音が逆にヘヴィメタルの王道を体言しているようで非常に好感が持てます。


CHARIOT - Burning Ambition - Strangers ★★★ (2011-12-17 01:53:52)

Blitzkriegを思わせる独特のイモ臭さを感じさせるリフの曲だが、歌メロは洗練されていて爽快感のある疾走曲に仕上げられている。疾走の中に独特のグルーヴが練りこまれている辺り、ただものではないですね!


BLITZKRIEG - A Time of Changes - Blitzkrieg ★★★ (2011-12-17 01:45:54)

リフのセンスが良いですね。今聞くとドロ臭いというかイモ臭いんだけど、その臭みがなんとも言えずヘヴィメタルっぽくてかっこいい。ドシドシと重量感のあるドラムも気持ちいい。名曲だと思います。


BENGAL TIGERS - Metal Fetish ★★★ (2011-12-16 05:43:08)

リフ中心で、ギターの音がそんなに分厚くないので、人によってはハードロック扱いかもしれませんが、グルーヴよりも直線的な疾走感が感じられ、ギターソロも割りとしつこいのでメタルと感じる人もいるかもしれません。

スコーンと何か一本ネジが抜けたようなシンプルな音作りの中に、ロックのダイナミズムがむき出しで収められているような、そんな荒削りな感覚が魅力です。飛びぬけた名曲がない代わりに捨て曲が全く無く、アルバム一枚一気に聴きとおせる安定感が素晴らしい。

売れるわけがない音楽性かもしれませんが、レインボーとか好きな人には聴いてもらいたい作品ですね。


OBSESSION - Carnival of Lies ★★ (2011-12-16 05:37:08)

アルバム全体の中で名曲と言えるのが二曲と、過去の名曲のリメイクがオマケでついてくる程度の作品ですが、やっぱりヴェセーラは上手いと思いますね。声量とかはそりゃあ若い頃に比べれば落ちるとは思いますが、あの余裕を持った焦らないタイム感が好きですね。バンドもバッキングで上下にうねりまくる感じが、初期のObsession時代から変わっていなくて、そういう部分では安心して聞ける正統派メタルじゃないでしょうか。


OZ - Fire in the Brain - Stop Believin' ★★★ (2011-12-16 05:31:15)

さて、アルバム全体の完成度はパッとしないものの、この非常にリフのハッキリした一曲だけは非常に印象に残った。正統派のお手本のような展開を持つ素晴らしい曲だと思う。

メロ、ブリッジ、サビとそれぞれ別のリフが用意されているけれど、どれも非常に耳に心地よく残る感じで、カッコイイ曲だと思います。


OZ - Fire in the Brain (2011-12-16 05:26:49)

さて、ちょっぴり意見の分かれたバンド紹介(笑)。しかしこのバンドを知っている人が他にも居て嬉しかった!

それはともかく、このアルバムは2枚目。全体の楽曲の完成度は…という感じだけれども、なんとなく全体の雰囲気に独自のものを感じる。なんとなく(笑)。どこが?と聴かれると本当に返答に困る。

ただの一曲、ピンとくる曲があって、それがアルバム全体の印象を決めている感じもする。あんまり説明になってなくてすいません。


CLOVEN HOOF - A Sultan's Ransom - Mistress of the Forest ★★★ (2011-12-16 05:18:54)

アルバムの最後に配された7分に及ぶ大作志向の曲。静かなイントロでスタートし、ゆっくりとテンションが上がり、後半にメインリフが入ってくると、一気に様式美的な興奮が高まる。同時に疾走がスタートし、NWOBHMらしい煮え切らないヒロイズム溢れるサビへと突進する。

構成が良く練られていて、長くても最後まで飽きずに聞ける正統派メタルの名曲だと思う。


CLOVEN HOOF - A Sultan's Ransom ★★★ (2011-12-16 05:15:32)

大傑作だった2ndアルバムから、さらに楽曲のバリエーションを増やし、最後に大作志向の楽曲を配して、アルバム単体としてのクオリティを高めた3rd。

前作で見られたバンド内の確かなケミストリーがさらに深みを増し、ベテランのような風格さえたたえている。とくにラストに配された大作志向の名曲が、アルバムの印象を強く引き締めている。

良い意味でNWOBHM特有のB級臭さがまったくなく、メジャー・クラスの音が収められた作品だと思う。


CLOVEN HOOF - Dominator - Fugitive ★★★ (2011-12-16 05:10:48)

第二期Cloven Hoofを代表する名曲だと思う。ともかくこの哀愁のサビ!!涙ちょちょ切れんばかりの完全なる大英帝国メタル!!

他のアルバムに入っているライブ盤はどうもヴォーカルが違うらしく、コメディチックな歌い方でよくないが、このスタジオ版はクリアなハイトーンを余裕で発声する二代目ヴォーカルの実力が良く発揮されていると思う。


AVENGER - Killer Elite ★★★ (2011-12-16 05:00:13)

Avengerが、Satanとヴォーカルを交換して作り散らかした正統派メタルの隠れ名盤。NWOBHM特有のヤケクソめいた激情がほとばしる、凄まじい迫力のヘヴィメタルだ!キックの音は今みたいにクリアではないが、それでもドカスカとやかましく鳴り響くスネアの音はまぎれもない大英帝国の印!!

捨て曲全くなし!超おすすめ!!


AVENGER ★★★ (2011-12-16 04:56:43)

のちにSatanに加入するブライアン・ロスが以前在籍していたNWOBHMバンド。1stアルバムはそのブライアンのVoで、初期のパワーメタル風の正統派を演奏しています。ほとんどが疾走曲で、ブライアン特有の早口で疾走感のある演奏が楽しめます。

しかし、本当に凄いのはこのAvengerとSatanがお互いにヴォーカリストを交換し、Ian Swiftが加入して発表されたアンソロジーKiller Elite。このアルバムはなぜかヴォーカル以外の録音状態が非常に悪いんだけど、以前と比べて楽曲の完成度が以上にアップしている。

英国らしい哀愁のツインリードに、NWOBHM特有のドカスカドラムで大爆走!メロディも非常に煮え切らない、完璧なまでのNWOBHM!!多くの人が想像する「ヘヴィ・メタル・サウンド」そのまんまとも思える、素晴らしい正統派の大伽藍!!

この素晴らしいバンドが、ふっつりと消えてしまったというのは惜しすぎる。圧倒的な激情、徹底した疾走感、哀愁という点において、下手をすれば全盛期のSatanを超えているのではないかと思う。


ATLAIN - G.o.e. ★★ (2011-12-14 07:24:50)

ドイツのバンドらしいですが、この曲調にはNWOBHMの魂が息づいていますね!といってもドラムもさほどドカスカしてはいないし、ギターの音もモッサリしてなくてクリアですので、もっとクレバーな部類に入るかもしれませんが。

なんにしても正統派らしい素晴らしい作品ですね!


ATLAIN ★★ (2011-12-14 07:22:08)

物凄く暴力的な曲はアルバムの中に一曲くらいしかなくて、後は一定の速度で延々と疾走する不思議な音楽性のバンドです。

同じような曲ばかり並んでいるんですが、これがずっと聴いていると妙なトランス状態に誘われます。メタル聴いてる人なら誰もが記憶にある、メタル連続摂取一時間を超えた辺りでやってくる「脳の下側をこすられるような不思議な快感」これです!

このバンドはそういう聞き方で楽しむのが一番だと思います。


ROYAL HUNT - Paradox ★★★ (2011-11-26 09:47:16)

私にはロイヤル・ハントの目指すものが分からなかった。どのアルバムでも、何を目指しているのかハッキリつかめず、イライラした。はっきり言ってメタルじゃないとすら思っていた。何が人々をこのバンドに惹きつけているのか、全く理解できなかった。

…そう、よりによってこのアルバムを最後に聴く事になろうとは(笑)。聴いた瞬間、全ての疑問が解けた。凄すぎる。圧倒的な世界観、楽曲の凄まじいまでの完成度。これはもうヘヴィメタルとかメロディアス・ハードというジャンルの枠を超えているように思える。

ここにあるのは全き一つの世界。神がかったものすら感じる。最初に聞き通したとき、あまりの体験に立ちくらみがした。これぞメタル史上の名盤中の名盤!!!


HEAVENS GATE - Open the Gate and Watch! ★★★ (2011-11-26 09:13:17)

ヘブンズ・ゲートというバンドのイメージはほぼ名盤「Livin' In Hysteria」一枚で決定してしまったと思うけれども、そのイメージを全く裏切ることの無い素晴らしいミニアルバムだと思う。曲数は少ないけれども、これは一枚のオリジナルアルバムだと思って聴いたほうがいいと思う。

収録されている曲は全てが完成度が非常に高い。いやほんと、ミニアルバムにこういう言葉を使って良いかは分からないけど、これは名盤!!!


ACCUSER ★★★ (2011-11-26 08:38:12)

リフのセンスと独特の叩きつけて伸ばすようなタイム感が凄く良い。脳の下側の痒い部分をゴリゴリとこすられるような快感がある音。

個性的で凄く良いバンドだったと思う。


SATAN - Court in the Act - Break Free ★★★ (2011-11-11 01:16:19)

この曲のリフはメタル史上に残ると思います。当時の限界レベルの大爆走とあいまって、凄まじいパワーを発揮する曲です。

今ならもっとアグレッシブでスピーディな曲は沢山あるはずなのに、やっぱりこの時代のSatanにしか出せない音があると感じられる。B級ではあるけれど、偉大なバンドだったと思いますね。

なにせNWOBHMという言葉をここまで明確に表した音って他にあるでしょうか?この曲は歌詞も良いし、大好きです。


WITCH CROSS - Fit for Fight - Light of a Torch ★★★ (2011-10-23 21:28:02)

そうなのですベタなんです。

しかしサビはなんか唐突で、しかし非常に完成度の高いサビなのです。この唐突さが彼らの味だったのかもな。ともかく良い曲です。


WITCH CROSS - Fit for Fight ★★★ (2011-10-23 21:26:35)

たった一枚のアルバムを残して消えたB級バンドは数あれど、これだけの完成度の作品を残してアッサリと消え去ったバンドも少ないのではないだろうか?

全般的にBiscayaと似たようなレインボー風味を感じさせる疾走ハードロックが基調なのだが、サビに入ると意表をついたような美旋律が飛び出して楽曲の印象が一変、一気にキャッチーになる。

それも一曲、二曲だけじゃなくて、アルバムの8割がたの曲でそのマジックのような展開を聴くことができる。この不思議なソング・ライティングの妙味にノックアウトされてしまった。

録音状態はそれこそTrojanとかと並び称せられるくらい(と言って分かる人がいるかどうか)酷いもんだが、楽曲の完成度については満点レベルです!!


ANGUS - Warrior of the World ★★★ (2011-10-09 22:54:54)

まるっきりスラッシュではなくなった2nd。
非常に完成度の高い正統派メタルとなっています。メロディがはっきりしていて、それを歌い上げる実力のあるVoが良いですね。演奏は怒りに任せた激しさよりも勇壮さに重点を置いている感じです(でもメロハー的な大人しい哀愁みたいのはないです。そういう意味では完全にメタルです。)

正統派ならではのバランス感覚に秀でた好盤だと思います。捨て曲がまったくありません!


平沢進 - Sim City ★★★ (2011-08-22 14:11:25)

貫かれた東南アジアSFのような世界観と、徹底したアレンジの変態性、そしてそれらをもってしても押しとどめることのできない、哀愁のメロディの奔流・・・。

言葉も出ないほど素晴らしい。


平沢進 - 点呼する惑星 ★★★ (2011-08-22 14:09:45)

完全に個性と作風を確立し、他の追随を許さないレベルに達した人間にバリエーションなど必要ない。

いつもどおり完全無欠の平沢節がここにある。買うしかない。


ASTRAL DOORS - Evil Is Forever - Bride of Christ ★★★ (2011-08-19 19:07:51)

Astral Doorsの代表曲だと思う。

演奏はそつないが、曲が良いため、正統派で案外ひねりのない音楽性が逆に真正面から勝負する気迫に転化していて素晴らしい。

それを可能たらしめるのは、何と言ってもニルス・パトリック・ヨハンソンの凄まじい歌唱。ディオに声質が似ているだけでなく、楽曲のイメージを完璧に支配する叩き潰すような強引さ、「俺が主役だ!」という感じですね。

余りの迫力に震えが来るほど凄まじいヴォーカルです!


平沢進 ★★★ (2011-08-17 02:08:45)

デビュー当時は電子音楽に片足突っ込んだパンク。
その後、プログレに片足突っ込んだニューウェーヴに移行。

いずれもマニアックな作風だったが、90年代に入ってソロ活動を始めると、テクノとアンビエントと東洋音階を絶妙にミックスした異様に壮大な世界観をもった音楽性にシフト。

歌メロは独創的ながらも非常に聴きやすくなり、新たなファンを大量に獲得した。ここから先、バンドとソロを含めて膨大な作品群をリリースするが、全てが徹底した作風に貫かれ、しかもクオリティが完全に保たれている。

ほとんど神レベルの作曲能力、歌唱力、アレンジ力、そして作品量、世界観・・・言葉もでないほど圧倒的だ。この男、まさに天才。それ以外の言葉が思い浮かばない。


CHROMING ROSE - Louis XIV ★★★ (2011-08-14 00:37:16)

上の方でcasaさんが言ってるのがまさに当たってると思います。

このバンドは確かに基本的にハロウィンのフォロワーとしてメロパワの音楽性を追求しているわけですが、メリハリの激しい音楽性はかなりプログレッシブとも言えます。

しかし、決して分かりにくくない。明快で哀愁の効いたメロディセンスは他に比べるもののない絶対的な個性だと思います。

そして曲中で唐突に疾走する瞬間の刻みの異様なスピード感と、リズミカルなシャウトが不思議な爽快感を与えてくれます。同じ疾走にしても、これだけ個性的な疾走感を出せるバンドは少ないと思います。

力をタメてから開放する、ヘヴィメタルならではの叩きつけるようなパワーと、メジャーキーの明るさが融合した、素晴らしく個性的な音楽性のアルバムです。


ANVIL - Plugged in Permanent - Five Knuckle Shuffle ★★★ (2011-08-13 23:53:08)

非常にスラッシュ的なノリを感じる曲だが、どこかパーティ的なパッと発散するようなノリがあるところがアンヴィルらしい。

ずたばたどかどか、徹底的に騒々しい狂人のようなドラミングも爆撃のように脳髄を刺激する。かっこいい!!


ANVIL - Plugged in Permanent ★★★ (2011-08-13 23:51:10)

こいつぁとんでもなくかっこいいアルバムだ!

かなりスラッシュメタル化した音楽性にシフトしたが、それでもメロディアスでノリの良いヴォーカル・スタイルは、言葉を吐き捨てるばかりの凡百のスラッシャー達とは一線を画す。

そして何より、使い込まれた筋肉のような、ツボを突いたリフのセンスが耳に心地よい。そしてドラムはいつもどおり超人的に上手い!(この人はほんと、知名度のあるバンドに入っていたらスターになっていたと思う)

アンヴィル史上最もアグレッシブなアルバム!捨て曲なし!


GRAVESTONE - Victim of Chains - Fly Like an Eagle ★★★ (2011-07-24 22:37:12)

これは凄い。
思わず笑ってしまうほど、徹底的にハイテンションな曲です。

ヴォーカルもどこまで上がるんだ!!ってくらい強烈なハイトーンを聞かせてくれます。演奏はもちろん完璧!!

短い中にアイデアをぎっしり詰め込んだ名曲だと思います。


OZ ★★★ (2011-07-24 22:28:33)

追加ありがとうございます ^^

NWOBHMの隠れた名バンドだと思います。ドイツのStormwarriorがTurn The Cross Upside Downをカバーしていて、その曲が異様にかっこよかったので集めました。

このバンドの面白さは、歌メロに独特のシアトリカルな雰囲気がある部分でしょうか。一聴した感じでは典型的なNWOBHMに聞こえるかもしれませんが、聞き込むうちに彼ら独自のセンス、世界観のようなものが感じ取れると思います。

特に2ndアルバムに収録された "Stop Believin'" という曲は名曲だと思います。


DRIVE ★★★ (2011-07-24 22:20:49)

このバンドは演奏の能力とアレンジ・センス、ヴォーカルの上手さも相当なものですが、何より男らしい徹底した正統派の世界観を持っているところがいいですね。

楽曲も総じて疾走感があって爽やかに、しかしパワフルに楽しませてくれます。確かに明らかにB級のレベルを超えたバンドです。再評価されてほしいですね。

1stアルバムしか持ってないですが、こちらのほうの内容は完全なる正統派
/パワーメタルです。ヘヴィメタルの本質を体現するような、猛烈にハイテンションで、美しい統一感も感じられる、隠れた名盤だと思います。


CHARIOT - Burning Ambition ★★★ (2011-07-24 21:36:41)

このアルバム大好きです。

NWOBHMって、曲の完成度を楽しむジャンルじゃないんだと思う。ただただ似たようなリズムの似たような楽曲の、あのイギリス的な臭みを連続的に味わって、トランス状態に入るための音楽なんだと思う。

そういう意味ではChariotの音楽は素晴らしい。我々の考えるNWOBHM以外の何者でもない。楽曲の完成度なんかそこそこでいいじゃないか。男らしく適度に疾走する心地よい全き正統派ヘヴィメタルがここにはある。


FORTE - Stranger Than Fiction ★★★ (2011-07-22 19:10:47)

出オチ感満載の気が狂ったかのような荒れ狂うスピード・スラッシュ!!

声はハイトーンなので正統派のファンにもアピールするでしょう!(このVoが以前所属していたOliver Magnumがまた凄いバンドだった!!)

現在で言えば3 Inches Of Bloodや、System Of A Downに通じるようなカオスなフックの連続!!この時代にこの勢い、スピード、構築美、そして演奏とヴォーカルの徹底した上手さは驚愕のレベルだと思います。


MEAN STREAK - Declaration of War - Sons of Metal ★★★ (2011-07-22 18:37:39)

冒頭のはオマージュでしょう(笑)

イントロ以外には出てきませんから。
音楽性から言ってもこの連中、ラウドネス好きそうだし(笑)


GRAVESTONE ★★★ (2011-07-16 22:39:30)

ドイツ出身の正統派。曲のメロディにはクセがあるけれども、テンションが上手く乗っていて良い。ヴォーカルもギターもうまいし、攻撃力も結構あって痛快に聴けるバンドだと思う。

後にUDOに加入するマティアス・ディートはこのバンドのGです。

若々しい勢いのある正統派を聴きたい人にお勧め。マイナー臭さからは想像もつかないアイデアあふれる音を出してます。


HELSTAR - A Distant Thunder ★★ (2011-07-12 01:14:20)

火薬バカ一代さんのおっしゃるとおり、⑧のWinds Of Warは超名曲だと思います。様式美的で非常に練られた曲構成と、盛り上がる瞬間の圧倒的なカオスっぷりに度肝を抜かれます。

この曲だけはヘヴィメタル史上に残る傑作だと僕は思います!!


RUNNING WILD - Masquerade - Lions of the Sea ★★★ (2011-05-16 01:45:00)

Masqueradeアルバムは、まさに男のためのアルバム。圧倒的なスピード感とヘヴィなギターサウンド作りが魂を刺激する。中でもこの曲は爆発的な速度と、暑苦しいほどに魂が燃えたつ素晴らしいリフを持っている。

そして小細工無用とばかりの強引なサビでメタルヘッド達の脳髄を叩き潰す!!
こういう曲が聞きたかったんだ!!!


W.A.S.P. - The Crimson Idol ★★★ (2011-05-08 20:54:33)

うわわっ!ワスプが本気出したようです!

見た目からLAメタルっぽい軽さを期待すると、逆の意味で思いっきり肩透かしを食らうと思います。なぜかって、この作品は全くの正統派メタルの名盤であるからです。

リフと曲構成の上手さ、演奏の激しさ、ヴォーカルの表現力、そしてキャッチーで勇壮なサビまで、非の打ち所のない出来です。

NWOBHM的な少し内に篭ったような音像で、ヘヴィメタルらしいパワーと男らしさに満ちた世界を作り上げてくれています。一部の曲にはKISS的なスタジアムロックのイメージもあり、スケール感も物凄いです!!