現在はAFTER THE FRLL FROM GRACEとのデジパック仕様のカップリングでも出回っている1987年リリースUS産の正統派パワーメタルバンドのEP。ツインギターが奏でる絶妙な展開とパワー一辺倒では終わらないドラマ性が魅力的で前作同様、起伏に富んだアレンジが冴えています。クリスチャン・ローグの唄もピッチの甘さはあるが、伸びやかなハイトーンを駆使し歌い上げる姿も悪くないです。これで音質さえ良ければUS産正統派メタルの名盤といわれるレベルでしょう。パープルのBURNはご愛嬌ですがメタルを愛する姿勢が伝わり好感を持ちます。温故知新、過去を手繰りB級メタルを漁るのもマニアの楽しみの一つです、是非とも聴いて欲しいですね。日章旗のバンダナが眩しいベースのブライアン・イーストは今作には参加していません