この曲を聴け!
netalさんの発言一覧(評価・コメント) - 時系列順 301-400
DOES

MyPage

netalさんの発言一覧(評価・コメント) - ABC順
0 | 1 | 2 | 3 | 4
モバイル向きページ 
netalさんの発言一覧(評価・コメント) - 時系列順 301-400

0 | 1 | 2 | 3 | 4


OPETH - Ghost Reveries - The Grand Conjuration ★★ (2013-01-22 20:41:50)

アルバム中最も暗黒性に満ちた曲。
こういうリフとドラマティックな展開を中心にした曲をもっとアルバム全体でもやって欲しかった。
個人的にクリーンヴォイスパートの金物の使い方が洒落ていて気に入っている。


OPETH - Blackwater Park - The Funeral Portrait ★★★ (2013-01-19 20:17:57)

アグレッシヴなうねるリフ、中近東チックな旋律が印象的な曲。
アウトロを聴くと精神があの世に逝ってしまいそうな気がする。
もっとポイントがあってもいい名曲だと思うが…


OPETH - Still Life - Benighted ★★ (2013-01-19 15:15:52)

アコギの響きが美しく妖艶で素晴らしい。
途中のブルージーなエレキギターも渋い。


OPETH - My Arms, Your Hearse - April Ethereal ★★ (2013-01-17 21:14:24)

クリーンヴォーカルが入ってからのメロディとその後のギターソロが素晴らしい。
精神を暗黒面に叩き落とすような悲しさである。


OBSCURA - Cosmogenesis - Cosmogenesis ★★ (2013-01-10 21:59:29)

中盤の拍子が目まぐるしく変わるパートからのギターソロへ繋がる展開が凄い。
後ろでうねりまくるベースもヤバイ。


NECROPHAGIST - Epitaph ★★ (2013-01-09 21:53:09)

余りの超絶技巧と複雑さに最初聴いた時戦慄すら覚えた。今聴いても「うわぁ…」と声が漏れてしまう。
きもい(褒め言葉)低音を随所で放つベース、名手Hannes Grossmannによる粒が揃っていながら手数スピード共に申し分無いドラムも凄いが、
取り分け凄まじいのはグロウルを発しながらテクニカルなフレーズを連発するMuhammed Suiçmezである。
滅茶苦茶複雑でテクニカルなリズム&リフを平然と弾きこなしおり、ライヴではグロウルも兼任している姿共々脱帽の一言。
テクニカルさや複雑さに関して凄い事にはなっているが、嫌味な所も無く、一方で疾走パートを中心にデスメタルとしての心地良さもちゃんとある点もグッド。
①の熱いブラスト&フィルをまずは聴いてみるとよいだろう。

音質に関しては、デスメタル然としたヘヴィさはあまりないが、音の粒が揃っていて、これが楽曲のテクニカルさと無機質さを際立たせている。

…ただやはり最大の見せ場となっているのはギターソロである。
インギーの影響をもろに受けたスウィープやタッピングの嵐によるネオクラで、僅かな叙情性と機械的な無機質さを感じる。
ギターソロ以外でも、例えば4.のハーモニクスを絡めたテクニカルリフなど面白いテクニックの使い方を披露している。

気に入り度…89/100

おすすめ…Stabwound


MY DYING BRIDE - Turn Loose the Swans - Black God ★★ (2013-01-09 19:15:27)

これ程までに絶望という言葉が似合う曲は中々ないだろう。


MOONSORROW - Kivenkantaja - Matkan lopussa (2013-01-08 19:03:34)

女性ヴォーカルと男声クワイアによる壮大な曲。アルバムのエンディングをより壮大に仕上げており、ラストに相応しい。


METALLICA - Master of Puppets - Welcome Home (Sanitarium) ★★ (2013-01-07 23:15:47)

叙情的なパートから精神病の心の乱れを象徴するかのようなヘヴィパートへ。
Metallicaのバラードの中でも最も優れた曲の一つ。


METALLICA - Ride the Lightning - The Call of Ktulu ★★★ (2012-12-27 17:38:39)

この曲といい、Orionといい、当時のMetallicaはインストまでドラマティックな名曲揃いであった。
冷徹で重厚なリフが神秘性を演出していて素晴らしい。


MAYHEM - De Mysteriis Dom Sathanas - Life Eternal ★★ (2012-12-23 20:42:32)

ミドルテンポパートのギターと蠢くベースの絡みがなんとも不気味だ。


IMMORTAL - At the Heart of Winter (2012-12-21 22:45:11)

ベースはブラックだが、メロデス、スラッシュ、正統派メタル然としたリフを積極的に取り入れた作風となっている。
そのおかげでメロディックで展開にも富んでおり、ブラックにしてはかなり聴きやすく、音質も悪くない。
ブラックらしい、邪悪さを伴うような寒々しさや荘厳さといった要素は少ないが、普通のメタルとして聴けば中々高品質である。
真性ブラックが苦手な人でもメロデスが聴けるのであれば大丈夫だと思う。

おすすめ…Withstand The Fall Of Time


EMPEROR - Prometheus: The Discipline of Fire & Demise - In the Wordless Chamber ★★★ (2012-12-19 18:41:31)

神聖や荘厳という言葉すら生温い位に余りにも壮大な曲。
中間のシンセのみになってからオーケストラを挟んでメタルパートに戻る展開など何もかもが異次元である。


IN FLAMES - The Jester Race - Moonshield ★★ (2012-12-18 01:40:49)

ワルツのリズムによって際立っている慟哭のメロディが美しい。
もっとポイントが多くてもいいはず。


EMPEROR - In the Nightside Eclipse - I Am the Black Wizards ★★ (2012-12-16 00:12:10)

ブラストこそないが、邪悪極まりないリフと攻撃性を兼ね備えた良曲。
冷たすぎるシンセのメロディが更に邪悪さを引き立たせている。


DREAM THEATER - Images and Words ★★ (2012-12-15 13:47:23)

重厚なメタルサウンドとプログレッシヴさ、メロディいずれも高品質である。
流石にだれるところが無いとまでは言わないが、複雑な曲展開や変拍子、超絶技巧に関して過不足無く仕上げている点も良い。
これらのバランスが優れているおかげで、過度な難解さを感じさせることなく楽曲を聴かせている。
プログレメタル基本の1枚として十分なクオリティがあると思う。

気に入り度…82/100

おすすめ…Metropolis, Pt. 1: The Miracle And The Sleeper


DISSECTION - The Somberlain - A Land Forlorn ★★ (2012-12-14 20:52:16)

ツーバスと絡めたもの等トレモロの使い方がなかなか秀逸な曲。
流石に名曲の前2曲に比べれば劣るが、叙情性と暗黒性は相変わらず。


DEATH - Symbolic - Empty Words (2012-12-14 14:07:21)

哀愁を感じさせながらも重厚なミドルパートから徐々に疾走へ持っていく展開が良い。


DARK TRANQUILLITY - The Gallery - Punish My Heaven ★★★ (2012-12-14 00:38:55)

悶絶必至の慟哭メロディと暴虐性が恐ろしい程見事に絡み合っている。


CYNIC ★★★ (2012-12-13 16:47:48)

新作となる3rdアルバムのレコーディングに入った模様。


CRYPTOPSY - None So Vile - Dead and Dripping ★★ (2012-12-11 17:40:34)

ブラストの速さが驚異的。


CARCASS - Heartwork - Buried Dreams ★★ (2012-12-10 23:16:46)

3音半下げの不穏なヘヴィリフが印象的。
アルバムのオープニングにふさわしい。


AT THE GATES - Slaughter of the Soul - Slaughter of the Soul ★★ (2012-12-07 17:00:52)

独特なノリのリフがブルータルでありながらも格好良い。
「Go!」のところは思わず一緒に叫びたくなる。


ALCEST - Les Voyages de l'âme - Autre temps ★★ (2012-12-06 18:09:10)

「別世界の時」初めて聴いた時儚い光が見えた気がした。
勿論実際にはそんなことはないけれど、そんな錯覚を抱いてしまう曲。


ALCEST - Écailles de lune - Écailles de Lune - Part 2 ★★ (2012-12-05 17:22:56)

序盤でブラストとスクリームというブラック的要素を用いているのに美しい。
この矛盾したようなコントラストがたまらない。
静かな波打ち際で海に誘われているような気持ちになる。


ALCEST - Souvenirs d'un autre monde - Souvenirs d'un autre monde ★★ (2012-12-04 22:43:10)

切ないようなそうとも言い切れないようなえも言われぬ気持ちにさせてくれる曲。
癒し効果さえ感じてしまう。


AGALLOCH - Ashes Against the Grain - Not Unlike the Waves ★★ (2012-12-04 19:54:34)

歌詞にもあるが、オーロラのような儚い光に包まれた情景が浮かんでくる。


AGALLOCH - The Mantle - In the Shadow of Our Pale Companion ★★ (2012-12-03 22:56:57)

15分近い長尺曲だが、メロディや雰囲気が良いためダレない。
終盤の泣きのギターソロはなんとなく初期Metallicaを感じさせる気がする。


AGALLOCH - Pale Folklore - As Embers Dress the Sky (2012-12-03 18:27:32)

物悲しいメロディが良い。
特に中盤のアコギと叙情的なクリーンギターによるパートが素晴らしい。


OPETH - Blackwater Park - Harvest ★★★ (2012-11-29 22:08:15)

幽玄という言葉はこの曲のためにあると思ってしまうほどに霊的かつ美しい曲。
2回目のサビが終わってから暫くして切れ込んでくるブルージーなギターソロにはやられた。


ULVER - Nattens madrigal: Aatte hymne til ulven i manden - Hymn VII: Of Wolf and Destiny ★★★ (2012-11-25 18:21:48)

アルバム中最もシンプルでプリミティヴらしい泣ける曲。
後半のリフは救い様のない者の悲哀めいたものを感じる。


ULVER - Bergtatt: Et eeventyr i 5 capitler - Capitel V: Bergtatt - ind i Fjeldkamrene ★★ (2012-11-25 15:29:48)

アコギパートが美しく、森の中に引き込まれるような感じを覚える。
疾走パートのメロディも中々良い。


SWALLOW THE SUN - The Morning Never Came - Silence of the Womb ★★ (2012-11-25 00:57:04)

クリーンヴォーカルが入るパートのメロディが何とも切なくて素晴らしい。
キーボードが良い味を出している。


SLAYER - Reign in Blood - Criminally Insane ★★ (2012-11-24 18:02:10)

静かな狂気を感じる曲。
あとこの曲の星の少なさには同感。もっと評価されるべき。


SLAYER - Hell Awaits - At Dawn They Sleep ★★ (2012-11-24 16:00:09)

珍しくミドルテンポ中心の曲だが、不気味さは全く失われていない。
ドラムソロは流石Dave。印象的なツーバスが時折入ってくる。


SETHERIAL - Hell Eternal - Hell Eternal ★★ (2012-11-23 22:37:55)

この曲も邪悪さ、荘厳さが凄まじい。
地獄絵図を見ているかのようだ。


SATYRICON - Nemesis Divina - Du som hater Gud ★★ (2012-11-23 14:31:20)

アルバムの中では割とシンプルな曲だが、邪悪かつ荘厳なリフが素晴らしい。
ラストのピアノもいい味を出している。
ミドルパートでは前作のような妖しさも感じる。


OPETH - Ghost Reveries - Ghost of Perdition ★★ (2012-11-22 18:23:35)

暗黒性と叙情性の対比というOpethの十八番。
プログレ然とした引きずるようなリフ、情感たっぷりなメロディと聴き所満載。


OBSCURA - Cosmogenesis (2012-11-20 18:13:48)

テクニカルで複雑な楽曲、神秘的な雰囲気、②⑦⑧のエフェクトがかかったクリーンヴォーカル等Cynicを彷彿とさせる部分も多い。
テクデスのフォーマットにCynic的な感性と芸術性を込めたとも言えそうな音楽性である。
違う点を挙げるとすれば、メロディ、特にギターソロにおいてクラシカルな部分があるところか(元NecrophagistのギタリストChristian Muenzunerが参加している)。
かなり荒い言い方をすればNecrophagist+Cynicという感じである。

おすすめ…The Anticosmic Overload


MOONSORROW - Kivenkantaja - Kivenkantaja ★★ (2012-11-18 18:21:55)

変拍子(5拍子?)と3拍子を用いたテクニカルなタイトル曲。
ややとっつき難いリズムだが、勇壮なメロは素晴らしい。


METALLICA - Master of Puppets - Orion ★★ (2012-11-18 14:51:07)

中盤のギターメロディとベースラインの絡みが絶妙。
余談だが、綺麗な星空を見上げたとき、何故かこの曲を思い出した。


MAYHEM - De Mysteriis Dom Sathanas - Funeral Fog ★★ (2012-11-17 00:35:46)

陰湿かつ不穏極まりないリフで終始疾走する曲。
イントロのリフを執拗に繰り返す展開に何か怨念のようなものを感じる。


GRAVEWORM - As the Angels Reach the Beauty - A Dreaming Beauty ★★ (2012-11-15 18:33:43)

メロディの泣きっぷりが凄い……
エンディングの金切り声と泣きメロを聴く度にぞくぞくさせられる。


EMPEROR - IX Equilibrium - Curse You All Men! ★★ (2012-11-14 17:26:59)

禍々しすぎる。ただその一言。


EMPEROR - In the Nightside Eclipse - Towards the Pantheon ★★ (2012-11-11 21:14:15)

シンセの音が寒々しくも非常に美しい、アルバム後半戦の開始を告げる良曲。
シンセを除けば、Mayhemの1stみたいな感じもする。


DISSECTION - The Somberlain - Frozen ★★ (2012-11-06 18:26:28)

暗く寒々しいメロディが素晴らしい。
スネアロールを絡めたイントロや終盤のギターソロなど短いながら聴きどころ満載な曲。


DEATH - Symbolic - Zero Tolerance ★★ (2012-11-05 18:22:26)

違和感なく緩急を巧みに使った展開がDeathならでは。
この曲は特にリフの刻みとドラムのセンスあるちょっとしたフレーズが心地良い。


DARK TRANQUILLITY - The Gallery ★★★ (2012-11-04 19:09:22)

リフに重さがあまり無いが故に、美麗な単音メロが浮いた様に聴こえるという意味で、メロデスにしては少し特異なスタイルと言えるかもしれない作品。
複雑な曲展開やリズムが少し見られる事もあり、プログレっぽい趣も僅かに感じられるが、浮いた感じと相まってやや散漫な所もある。
しかしながら、肝心の美メロの出来が散漫な所を補って余りある程に素晴らしい。
慟哭度もかなりあるが、メロデスの確立者で慟哭を武器にするIn FlamesやAt The Gates辺りと比べて、より高貴さとか耽美性みたいなものを感じる。

名シンガーMikal Stanneのデス声もグッド。当時世界一美しいとも言われたそうだが、その名に恥じぬ激情表現の上手さである。
8.の畳み掛けるような慟哭ヴォーカルを聴いてみて下さい。

最後に、全体で聴いても非常に良いのだが、特に①、③、⑧というメロデス史上に残る3曲が珠玉で、この3曲だけで十分過ぎる程に元が取れる。
この3曲だけの為に買っても損は全くない、というのも言い過ぎではないと思う。

気に入り度…91/100

おすすめ…Edenspring


DARK ANGEL - Darkness Descends - Perish in Flames ★★ (2012-10-31 16:44:50)

ラストを飾る曲だが、全くテンションを落とすことなく攻めてくる彼ららしさが存分に発揮された曲。
弦を掻き毟るようなギターソロの後終わるかと見せかけてまた爆走する展開もいい。


CRYPTOPSY - None So Vile - Crown of Horns ★★ (2012-10-30 17:49:25)

絶叫とブラストビートが強烈過ぎてキ○ガイじみている(褒め言葉)。
でもギターソロなど時折入ってくるメロディックなフレーズは素晴らしい。


AT THE GATES - Slaughter of the Soul - Cold ★★★ (2012-10-28 15:47:20)

ヴォーカルがいつにも増して感傷的で素晴らしい。
トレモロを活かした泣きのギターソロはは必聴である。


ARCTURUS - The Sham Mirrors - Kinetic ★★ (2012-10-27 18:18:22)

宇宙航海に出ているかのような壮大さと神秘性を感じる。
ファルセット等の技巧も凝っており、アルバムを代表する曲だ。


ALCEST - Les Voyages de l'âme (2012-10-26 15:42:07)

前作と同様に、光に包まれたような幻想的な世界観と美しくも浮遊感あるメロディを堪能できる。
今作の雰囲気はより儚さが強く出ており、どこか高貴さを感じる。
相変わらず上質なシューゲイザーブラックを提供し続けるNeigeは凄い。

おすすめ…Autre Temps


ALCEST - Écailles de lune ★★ (2012-10-25 22:37:50)

「月の鱗」と題されたこの2ndは、(世界観は違うが)憧れていた世界を遂に目の当りにしたかのように幻想性を強めた作品となっている。
「黄昏の木霊を聞くと、私は海底にて眠っていると知るだろう」(ブックレット最終ページより)

特筆すべき事は、前作には無かったスクリームやブラスト等、ブラックらしい要素が垣間見える事である。
しかし、それで幻想性が損なわれているかというとそうではない。
寧ろ、溢れ止まない光の如き幻想性を高めていて、より聴き手を異世界に惹き込む力が増したように感じる。

また音質に関しては、前作のようなノイジーさは殆ど消え、マッシヴで普遍的なメタルらしい音質となっている。
その御蔭で儚さをも含む前作とは違って、より陰影と輪郭のはっきりした世界を生み出している。

ただ欲を言えば、もう少し前作で見せたような胸を打つようなトレモロメロディがもう少しあれば良かったかも。本当に敢えて言えば、だが。

2014年12月23日追記:聴き直してみると、頭の対曲2曲のダイナミックさ・ドラマティックさ、中盤以降の幻想性が前作以上に良いなと思うようになりました。

気に入り度…84/100

おすすめ…Écailles De lune - Part 2


ALCEST - Souvenirs d'un autre monde ★★ (2012-10-24 18:30:03)

ブラックと言えば、通常はネガティヴ(邪悪、混沌、陰鬱etc.)な雰囲気や攻撃性に覆われているものだが、このアルバムはそういった要素は皆無。
ヴォーカルはまろやかなクリーンヴォイスのみであり、ギターも清浄でノスタルジックなトレモロやクリーンが殆どである。
唯一トラディショナルなブラックと共通するところはノイジーなギターであるが、それすらもノスタルジックさに拍車を掛けている。

タイトルは異世界の記憶という意味であるが、確かに聴いていると何となく幻想的な理想郷みたいなものを想起させられる。
清浄なトレモロが異世界の美麗さを思わせる一方、ノスタルジックでしっとりとしたパートが現実世界において理想郷への憧れを象徴している。
私の場合、そう思えてならない。

気に入り度…86/100

おすすめ…Printemps Emeraude


AGALLOCH - Ashes Against the Grain - Limbs ★★ (2012-10-22 18:45:13)

これまでにない暗さと重さを感じさせる曲。
曲調が変わるところのアコギが物悲しく、効果的である。
勿論メロディの悲哀感は健在だ。


AGALLOCH - The Mantle - Odal ★★ (2012-10-21 14:30:08)

メロディが非常に幻想的で綺麗な曲。
雪の降る静かで美しい風景が浮かんでくる。


AGALLOCH - Pale Folklore - She Painted Fire Across the Skyline, Part 1 (2012-10-20 13:45:35)

2:54からの泣きギターフレーズがツボ。
暗くメランコリックなメロディの中にも美しさと雄大さを感じる。


鴉 - 影なる道背に光あればこそ (2012-10-18 20:56:56)

2009年発表のミニアルバム。

和風な哀愁感と妖しさを兼ね備えた独特のメロディが特徴で、時にジャジーなギターフレーズが飛び出すなどアルバムの中で色んな表情を見せてくれる。
時折飛び出すシャウトも感情表現に一役買っており、叙情性と激情のせめぎ合いを感じさせる。

おすすめ…爽鬱


ULVER - Nattens madrigal: Aatte hymne til ulven i manden - Hymn II: Of Wolf and the Devil ★★★ (2012-10-17 19:23:51)

アルバム中最もメロディが暗い曲。
イントロとアウトロの壮絶な三連刻みリフが残酷さを助長し、非常に気に入っている。


SATYRICON - Nemesis Divina - The Dawn of a New Age ★★ (2012-10-16 17:34:18)

展開は強引なところもあるが、荘厳で神々しいメロディが素晴らしい。
特に4:27辺りからのメロディは、ブラックの中でも屈指の荘厳さを誇るパートではなかろうか。


OPETH - Blackwater Park - The Drapery Falls ★★★ (2012-10-15 18:30:13)

幽玄なクリーンパートとメランコリックなデスパートの対比が抜群に優れた曲。
後半の目まぐるしい展開でも演奏はぶれないし、聴くたびに演奏力と展開力に脱帽させられる。


OPETH - Still Life - Godhead's Lament ★★★ (2012-10-14 14:11:13)

不穏なリフと美しいメロディが入り混じる名曲。
特にサビの歌メロを先取りしたギターソロとサビの美しさが素晴らしい。


EMPEROR - Anthems to the Welkin at Dusk - Thus Spake the Nightspirit ★★★ (2012-10-13 17:44:06)

Emperorの中では比較的短く、展開の分かり易い曲だが、キーボードを中心とした気高く荘厳なメロディが素晴らしい。
Ye Entrancemperiumの直後というポジションにありながら全く埋もれていない名曲。


DISSECTION - Storm of the Light's Bane - Retribution - Storm of the Light's Bane ★★ (2012-10-12 20:13:03)

アルバム中最も攻撃的な曲だが、それでも寒々しさを失っていないのは流石。
スラッシュにも通ずるような刻むリフが時折出てきて良いアクセントになっている。


ULVER - Nattens madrigal: Aatte hymne til ulven i manden - Hymn I: Of Wolf and Fear ★★★ (2012-10-09 19:16:52)

最初聴いた瞬間鳥肌が立った。
寒々しいトレモロメロディが素晴らしすぎる神曲。


ULVER - Bergtatt: Et eeventyr i 5 capitler - Capitel I: I Troldskog faren vild ★★ (2012-10-08 11:30:10)

デスヴォイスも疾走もないが、むしろそれが雄大な情景を思い起こさせる。
彼らの素晴らしい描写力が感じられる曲。


THULCANDRA - Fallen Angel's Dominion - Spirit of the Night (2012-10-07 19:42:09)

「Thorns Of Crimson Death」に旋律やリズム、展開に至るまでそっくりな曲。
本家よりは少しコンパクトだが。


TAAKE - Nattestid... (2012-10-06 14:48:58)

勇壮でメロディックなリフで攻めまくるスタイルだが、そのメロディが良く、大海原が浮かんでくるようだ。
たまに出てくるノリの良いパートもギリギリのところで曲と合っている。
ただあまり展開に必然性が感じられず、曲としてあまりまとまっていない印象を受ける。
それがなければ恐らく良盤の可能性もあった作品だと思う。

おすすめ…Ⅰ


SWALLOW THE SUN - The Morning Never Came - Deadly Nightshade ★★ (2012-10-05 19:45:53)

この曲はアルバム中最も絶望感を感じさせる。
非常にメランコリックで重苦しいリフが素晴らしい。


SLAYER - Reign in Blood - Piece by Piece ★★ (2012-10-04 16:48:20)

前後の2曲のインパクトの強さのために軽視されがちだが、良い曲だ。
徐々に疾走感が増していく展開は流石。


SLAYER - Hell Awaits - Kill Again ★★ (2012-10-03 22:09:47)

イントロのリフとドラミングを絡めたフレーズが良い。Slayer特有の狂気が感じられる。


SETHERIAL - Hell Eternal - Towards Thy Realm ★★ (2012-10-01 17:26:04)

イントロの邪悪なリフを聞いた瞬間あまりの暴虐さに魔界を連想してしまった…。
このブルータルさはブラックに慣れた耳でもビビる。


SETHERIAL - Nord... - Över det blodtäckta nord (2012-09-30 16:36:30)

14分とかなり長いが、聞き飽きない。
10:06と11:52辺りからの寒々しいちょっとしたギターソロがツボ。
ただ、もう少し曲の中でメリハリがついていたらなお良かった。


SATYRICON - Nemesis Divina - Nemesis Divina ★★ (2012-09-29 22:30:44)

「神の宿敵」の名の通り、邪悪極まりない笑い声が聴きどころ。
そこから冒涜的なメロディで疾走するパートも素晴らしい。


SATYRICON - The Shadowthrone - In the Mist by the Hills ★★ (2012-09-28 20:38:30)

イントロの不穏なフォーク然としたリフが良い。
中盤では迫力あるブラストが味わえる。


EMPEROR - IX Equilibrium (2012-07-22 19:12:36)

前作までの純粋なアングラ臭漂うシンフォニックブラックからよりモダンな作風に転換した3rd。
ギターのリヴァーヴ感が凄まじく、特に嵐のようなリズムギターの轟音は半端ではない。
そのせいもあって暴虐感はEmperor史上最高で聴き疲れさえ感じるほどである。イヤホンだとかなりキツい。
ただ個人的に残念なのは前作までの高貴さと神聖さがやや薄れたところ。
それでも相変わらず演奏技術や楽曲の質は素晴らしい。

おすすめ…Curse You All Men!


EMPEROR - Anthems to the Welkin at Dusk - Ensorcelled by Khaos ★★ (2012-07-21 17:17:02)

抜けられぬ混沌を象徴するかのような凄まじい暴虐的を持つプログレッシヴな曲。
中盤のシンセ主体のパートが壮大で、じわじわと精神に訴えかけてくるような感じである。


EMPEROR - In the Nightside Eclipse - The Majesty of the Nightsky ★★ (2012-07-20 15:03:07)

中盤のオーロラを想起させるようなシンセの荘厳なメロディが素晴らしい。
Emperorはこういったあまり有名でない曲も良曲だといえるクオリティーがある。


ULVER - Kveldssanger (2012-07-19 18:54:10)

ブラックから離れ、今作はアコギ主体の完全なるフォークである。
暗いけれども穏やかな夜の森の中を歩いているような気持ちにさせてくれる。
Garmのヴォーカルも今回はクリーンのみで、登場瀕度は高くないが、やはり美しい。
クワイアみたいなパートなどは感動的だ。

おすすめ…Høyfjeldsbilde


DRUDKH - Autumn Aurora - Summoning the Rain ★★ (2012-07-18 19:19:36)

単調さが欠点かとは思うが、うっすらと聞こえるシンセの雄大なメロディは素晴らしい。


DOES - The World's Edge (2012-07-17 21:11:45)

2009年発売の3rd。

彼らの作品の中で最もシンプルなロックにこだわった作風。
それ故に、これまで以上にDOESの真骨頂であるソリッドな音と重厚なアンサンブルが際立っている。
郷愁を誘う、歌謡曲を一部彷彿とさせるような歌メロの質も高く、日本語の響きにこだわった詩的な歌詞も味がある。

おすすめ…曇天


DOES ★★ (2012-07-17 21:01:10)

ストレートながら和風で郷愁あるメロディが特徴。
アニメ「銀魂」が好きな人にはお馴染みだろう。


DISSECTION - Storm of the Light's Bane - Thorns of Crimson Death ★★★ (2012-07-16 19:46:38)

勇壮でありながらやはり寒々しいリフが印象的。
展開が非常にドラマティックで、それを演出しているドラムが素晴らしい。
中盤のスクリームからブラストを伴って邪悪さを撒き散らしながら疾走するところが鳥肌もの。


DISSECTION - The Somberlain - Black Horizons ★★ (2012-07-16 17:28:02)

8分を超えるアルバム中最長曲だが、全くダレていない。
中盤の夜を想起させる多重構成のパートがツボ。意外なクリーンヴォイスと思しきところも綺麗。
邪悪なヴォーカルの表現力も素晴らしい。


DEATH - Symbolic - Symbolic ★★★ (2012-07-15 23:17:01)

スロー~ミドルの重厚なパートと疾走パートを変幻自在に使い分けた展開が見事。
あとこの曲でのGeneのドラムは複雑なリズムワークをしながらも小技が効いていて殊更にテクニカルである。

ところで、何故上の人達の星は消えてるんだろうか?本当はもっとポイント高い曲のはず。


DARKTHRONE - Transilvanian Hunger - As Flittermice as Satans Spys (2012-07-15 20:30:19)

暗さと不気味さはアルバム中随一。
ベースの旋律が良い具合に(?)不気味さを演出している。
歌詞は英語なので少しは聞き取り易い…かも。


DARK ANGEL - Darkness Descends - Darkness Descends ★★ (2012-07-15 18:49:58)

1曲目から容赦なくシュレッドなリフの嵐。
イントロから徐々に加速していく展開が良い。


CRYPTOPSY - None So Vile - Slit Your Guts ★★ (2012-07-15 13:39:44)

イントロな摩訶不思議なリフが印象的。
変態的なのに聴き易いある意味凄い曲。


AGALLOCH - Ashes Against the Grain - Our Fortress is Burning, Pt.2 : Bloodbirds ★★ (2012-07-08 20:28:55)

巣を燃やされ、傷ついた鳥を表現した曲。
非痛感に溢れている。


AGALLOCH ★★ (2012-07-08 15:09:25)

Ulverの1st、2nd辺りが好きな人は気に入ると思う。
Ulverに比べるとブラック色が薄く、アンビエント・フォーク要素が強い気がする。


AGALLOCH - The Mantle - A Desolation Song ★★ (2012-07-08 15:05:56)

アコギによる寂寥感漂う渋いリフが印象的。
酒が飲める人は歌詞のように一杯傾けながら聴くのも一興かも。


AGALLOCH - Pale Folklore (2012-07-07 13:41:58)

アメリカのフォーク/アトモスフェリックブラックメタルバンドの1st。1999年。

寒々しくも情感あるフレーズが印象的で、以降のアルバムと比較すると勇壮な感じが強い。
時折出てくるギターソロも秀逸で、これに関しては以降の作品よりも優れていると思う。
時折正統派メタルを彷彿とさせるようなリフも出てきており、普段ブラックやアンビエント系を聞かない人にもお勧めできる。

おすすめ…As The Embers Dress The Sky


ULVER - Nattens madrigal: Aatte hymne til ulven i manden ★★★ (2012-07-04 20:46:20)

タイトルは英語で「The Madrigal Of The Night - Eight Hymnes To The Wolf In Man」の意。

音質に癖のあるものが多いブラックメタルの中でも際立ったノイジーなギターが特徴。
しかしそれを除けば音の分離は悪くなく 、一つ一つのフレーズを聴きとる分には問題ない。
むしろそのノイジーさが、過ぎた激情に駆られた苦しみや狼の牙が今にも襲い掛かりそうな恐怖を感じさせ、この作品にとってある意味理想的な音像に貢献していると思う。

そしてこのノイジーさを乗り越えて聴けるメロディも極上。
激情や苦悩、狂気を象徴する寒々しいトレモロや刻みリフが実に壮絶である。
加えて残酷なまでの月夜の美しさを感じるフォーキッシュなメロディも時折飛び出し、堪らない。

激情のノイズと寒々しいメロディが壮絶に交錯し、聴き手の心身を削る名盤。
ノイジーな音質など知った事か、という人は是非。

気に入り度…95/100

おすすめ…I


SLAYER - Reign in Blood - Postmortem ★★ (2012-07-03 20:41:58)

Raining Bloodへの繋ぎとか関係なく良い曲だと思う。
前半はミドルテンポだが、その分グロい旋律が際立っている。
アルバムを聴くときは、Raining Bloodとセットで聴きましょう。


OPETH - Blackwater Park - Bleak ★★★ (2012-07-01 21:50:14)

デスヴォイスの威厳がいつもより更に増しており、聴いていると視界まで暗黒と化してしまいそうだ。
そのバックでうっすら流れる幽玄なギターフレーズも味があって素晴らしい。


EMPEROR - Anthems to the Welkin at Dusk - The Acclamation of Bonds ★★★ (2012-06-29 23:28:33)

Emperorにしては珍しくストレートに勇壮なメロディを中心にした曲だが、そのメロディ、特にキーボードが非常にドラマティックかつ感動的。


DISSECTION - Storm of the Light's Bane - Soulreaper ★★★ (2012-06-29 14:50:15)

メロディの暗さ、荘厳さはアルバム中一番。
緩急の付け方も良く、終盤の一度テンポを落としてからまた疾走するパートなど展開も秀逸である。


ULVER - Bergtatt: Et eeventyr i 5 capitler (2012-06-26 20:53:45)

霧掛かった空気の様にぼやけた音像による幽玄で壮大な音が、時にゆったりと、時に荒々しく流れており、ブラックとフォークのエッセンスが程良く融合している。
森の暗澹たる美と同時に、そこで彷徨う人間の不穏な心境や自然の冷酷さをも感じるといった趣である。
不穏さといっても、禍々しさは殆ど無く、大自然に包まれるような癒し効果も人によってはあるかも。
また、まろやかなクリーンヴォーカルと硬質ながなり声の対比もそれに拍車を掛けている。
随所に入るアコギやフルート等の挿入部も巧く、
アルバムの丁度真ん中に当たる、③における少女が息を切らして森を彷徨うSEとピアノ等、リスナーのストーリーイメージを良く喚起する。

1stにして、フォークブラックの金字塔と言えるアルバム。

気に入り度…87/100

おすすめ…Caiptel Ⅰ: Troldskog Faren Vild


SUMMONING - Stronghold - The Loud Music of the Sky (2012-06-23 15:03:45)

哀愁を感じるトレモロリフを多用したアルバム中最もブラックらしい曲。