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NOTHING IS SACRED (1991年)
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NOTHING IS SACRED
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解説 - NOTHING IS SACRED
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1. 火薬バカ一代 ★★★ (2011-04-04 19:50:59)

専任Bが加わり5人編成となったGRINDERが、'91年にNOISE RECORDSから発表した3rdアルバム。
まるでホラー映画の一場面を切り取ったかのような、おぞましくも詩的な美しさすら漂うアンドレアス・マーシャル画伯の手によるジャケット・アートワークも秀逸な本作は、タイトでキレのある演奏から生み出される、痛快でキャッチーなスラッシュ・メタルという基本ラインに変わりはないが、今回は各楽器間に隙間の設けられた音作りがスラッシュというよりもオーソドックスなHR的。
また、これまで以上にメロディと緩急を重視して組み立てられた楽曲は、よりパワー・メタリックな色合いを強めていて、エイドリアン・ハーン(Vo)がしっかりと「歌う」重厚な⑤、グルーヴィな横ノリ・ナンバー⑧、パンキッシュな⑩辺りの楽曲は、このアルバムならではの味わいと言えるかも。
但し、前2作同様、鋭利なカミソリの如き疾走感は十二分に保たれており、美しいインスト曲①を開巻の合図とする冒頭②③④の猛烈な畳み掛け、勇壮なBラインが隠し味の劇的な⑥、前2作の一部楽曲と共通するコンセプトを備えた⑦、一気呵成に本編を締め括る⑫等、胸のすく高速スラッシュ・ソングが今回もズラリ。特にアルバム表題曲でもある④は、切迫感溢れる曲調と豊かなメロディとが絶妙なバランスで融合を見たGRINDER屈指の名曲ですよ。
本作も願・リマスター再発。



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