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DAWN OF INHUMANITY (2010年)
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DAWN OF INHUMANITY
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解説 - DAWN OF INHUMANITY
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1. Usher-to-the-ETHER ★★★ (2011-04-09 16:25:34)

2010年発表の6th。

ブラストによる爆走だけでなく、オールドスクールでスラッシー(というよりパンキッシュ)な疾走と、ドロドロと引きずる、ドゥーミーなパートも大事にしたスタイルのデスメタル。流石にスローパートの使い方は非常に上手いですよね。
粘液のように纏わり付く邪悪さが、そのパートだけでなく、速いパートにまで波及して更なるグロテスクな情景になっている感じ。スローパートにリードギターが入った時なんか、暗闇に蝋燭の明かりが灯って幽かに物の怪の姿が見えるかのようで、更に不気味。

ヴォーカルは、やや地声交じりのスタイルで、普通だったら「もっと歪んでいる方が好み」と言いたい所ですが、このバンドの音楽性には合ってると思う。普通のグロウルやスクリームよりも数段ヒステリックで、それが血腥い世界観にピッタリ。
また、近年のDARKTHRONEを思わせる、ハードコアっぽい雰囲気も微妙に感じられますが…これも飲んだくれているダーティさではなく、墓場で演奏しているような怖さに繋がっているのが面白いです。

スローパート多めというと身構える人も多そうですが、このバンドは無駄にスローパートを入れず、確固とした魅力を分かりやすく出せているので、そんなに取っ付きづらくはないかと。まあ、欲を言えば音量はもう一目盛り上だと良かったですね。ソリッドになりすぎず、しっかり気味悪さを残した音作り自体はかなり良いんですが。



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