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AS TIME AND TIDE ERODES STONE (2011年)
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AS TIME AND TIDE ERODES STONE
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解説 - AS TIME AND TIDE ERODES STONE
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1. Usher-to-the-ETHER ★★★ (2011-04-23 22:56:51)

2011年発表の1st。
17分、15分の大作2曲入りという構成。
…タイトル、文法おかしくない?アメリカのバンドなのに…

KRALLICEが引き合いに出されていたので購入しましたが、言うほど似ているわけではないですね。確かに普通のブラックにはない、芸術家志向な雰囲気はあるんですが、向こうほどトレモロに執着していない感じ。その代わり、1つの音を大きく引き伸ばしたり、グジュグジュした音質で鳴らして邪悪なムードを出したり、トレモロリフの使い方が結構凝ってます。個人的に前者はフレーズが終わるまで息を止めそうになる(笑)。

また、明らかにグルーヴを演出するという以上のテンションで、掻き毟るように刻みリフを入れて衝動性を演出したり、パーカッシブなリズムに警告音のようなギタメロを乗せたり、音響ドゥームのようにリフを引きずってみせたり、32分の中に様々なアイデアが詰まっている感じで、エクスペリメンタル好きも楽しめそう。
ミニマルな音楽性なのに、ドラムの音色がジャズっぽくて(フレーズはそうでもない)、つま先立ちで走っているような感覚を覚える疾走パートも凄く個性的で、聴いていて面白いです。

ただ、惜しいのが時々勿体付け過ぎに感じる部分があることですね…特に導入部、SEとドゥーミーなパートで聴き手に世界観を提示しようという試みは分かるんですが、正直ここは手短に行って欲しかったなぁ…と思ってしまいました。まあそれでも、少し変わったブラックが好きな方なら問題なく楽しめる作品化と思います。



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