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STATES OF LIBERATING DEPARTURE (2010年)
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STATES OF LIBERATING DEPARTURE
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解説 - STATES OF LIBERATING DEPARTURE
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1. Usher-to-the-ETHER ★★★ (2011-04-27 18:16:43)

2010年発表の1st。

Mikko Aspa以前にDEATHSPELL OMEGAのヴォーカルを務めていた、Shaxul氏の在籍するバンドが遂に一枚目のフルアルバムを発表…という事で話題になってましたが、個人的にDSOは3rd以降のほうが断然好きだったので、最初はスルーしてしまってましたが…これ、プリブラの名盤ですよ。DSOの3rdにも匹敵するくらい素晴らしいアルバム。

路線としては、禍々しいトレモロを纏って、地下臭さを振りまきつつも耳に心地よいノイジーさで疾走するプリミティブブラックで、メロディアスなトレモロの頻度が高い、トレモロを前に押し出した音質である、メロウなギターソロやリードフレーズを多用するなど、全体的によりメロディ重視ではありますが、DSOの2ndとそれ程離れた音楽性ではないと思う。

ただ、プリブラとしても個性的なのが、ベースがかなり前に出ている事。もともとギターもメロディアスなんですが、これによって更にメロくなってます。と言って温くなるわけではなく、むしろ洗脳度を跳ね上げる役割を果たしているのが素晴らしい。聴いてると、近年のアヴァンギャルド路線のDSOと同じくらい、「魔や邪悪との邂逅」を感じられる作品なんですよね。

取り合えずブラック好きなら聴いておいて損はない作品。
メロい上にブラック特有の邪悪な抽象的ムードも特農なので、プリブラ入門にも勧められるかもしれません。



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