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NEX IEHOVAE (2006年)
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NEX IEHOVAE
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解説 - NEX IEHOVAE
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1. Usher-to-the-ETHER ★★ (2011-05-03 23:33:46)

2006年発表の1st。

スウェーデン産のシンフォニック・ブラックとの事ですが、これを聴く限りキーボードはあくまで付加的に使われ、根幹はデスメタル的なヘヴィネス・アグレッションを伴う刻みリフと、ブラックメタルのトレモロリフの叙情性を組み合わせたギターワークで、シンフォ系の中ではかなりギターの音圧が強め。ヘヴィなリフがテクニカルに駆動する、高品質なサウンドは、メロデス好きにもお勧め。

他のサウンドの特徴としては、キーボードを使った大胆な場面転換が挙げられますね。時々、「それは無理矢理展開しすぎでは…」と思わされることもありますが、似たような音が続いてダレるよりよっぽどいいと思う。ヴォーカルは、超高音をカットし、その分力を中音域と低音域に振り分けたDani Filthという感じで、なかなか迫力あります。

クオリティも高いですし、あと1つ心をガッと動かすような何かがあれば、名盤になるかもしれませんね。個人的には、現時点では良盤クラスかと思います。しかし、MAYHEM大好き(特にWLA期)な私からすると、名曲「Fall of Seraphs」を思わせるこのバンド名こそがキラーだったりします(笑)。



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