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VEGA (2008年)
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1. Usher-to-the-ETHER ★★★ (2011-05-13 06:52:58)

2008年発表の2nd。

シューゲイザーに接近したブラックが話題になった当初から、その文脈で取り上げられる事が多かったバンドですが、改めて聴くとやっぱり良いですね。邪悪さでなく、どこか柔和な世界観を想起させるトレモロと、ブルース寄りのハードロック入った泣きのリードの二本立てで、繊細にメロディを紡いでいく作風ですが、他の同系統のバンドよりもメロディを分かりやすく強調してくれるので凄く聴きやすい。

また、1曲目で基本的な路線を提示しておいて、泣きのリードを主軸に据えた曲、エクスペリメンタルで想像力に富んだ曲、ミディアムテンポでドリーミーな空間を演出する曲など、メロディ以上に各曲が分かりやすく個性付けされているのも素晴らしいですね。似た曲が並ぶ作風だと最初でどっぷり嵌まれないとダレちゃうけど、このアルバムは最後までドラマティックに聴けます。

作曲能力、メロディセンスという根幹の部分は文句なしに素晴らしいですが、1つだけ微妙なのはヴォーカルのクリーンですかね…。6曲目なんかは、イタリアの伊達男が泣きメロ歌ってる感じで別に悪くないんですが、2曲目はミスチルに聴こえるんですけど…。正直ミスチルのヴォーカル苦手なので、演奏止めかけましたもん…。

…と言っても、全体的に見たらシューゲイザー・ブラックの中でもかなりお気に入りな方ですね。正直前作はちょっと大味な印象を受けてしまい、今ひとつのめり込めなかったんですが、今作はその点もしっかり解消された力作だと思います。



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