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UNDER THE GUILLOTINE (1997年)
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UNDER THE GUILLOTINE
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解説 - UNDER THE GUILLOTINE
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1. 火薬バカ一代 ★★★ (2011-05-24 22:33:39)

チープなジャケット、チープなサウンド・プロダクション、コケ脅し感漂う曲名の数々・・・と、予備知識なしで聴いたら先ず間違いなく「80年代のB~C級スラッシュ・メタル・バンドのアルバム」と思う事は必定だが、実際はNOCTURNAL RITESのメンバーが立ち上げた別バンドのデビュー作。('97年発表)
NWOTMに先んじること約10年、彼らの愛する80年代マイナー・スラッシュ・メタル・サウンドの再現に心血の注がれた本作は、安っぽい音作りのみならず、ダーティな吐き捨て型Voといい、手数多めで刻まれるGリフに、緩急もクソもなくひたすら直線的に突っ走るリズムといい、往年のジャーマン・スラッシュ勢からの影響が特に顕著に感じられ、取り分け、鋭利なカミソリが軽快に振り回されているかのようなGリフのカッコ良さは出色。
本編屈指のキラー・リフをフィーチュアしたバンドのテーマ・ソングたる④や、勢い任せのようでいて実はきっちりと構築されたGソロが楽曲に緊張感を演出する⑧辺りをハイライトに、スラッシャーなら頭を振らずにはいられない名曲の数々を多数収録。
決して万人向けの作品ではないが、初期のSODOM、KREATOR、DESTRUCTIONといったジャーマン・スラッシュ三羽烏(あとはRAZORとか)が好きな人ならマスト・アイテムになり得る1枚かと。



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