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ASHES OF ANGELS (2009年)
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ASHES OF ANGELS
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解説 - ASHES OF ANGELS
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1. Usher-to-the-ETHER ★★ (2011-06-08 18:19:32)

2009年発表の2nd。
ANTAEUSの「Inner War」のカヴァーも収録。

前作ではスラッシーなリフを導入し、アングラブラック好き以外でも聴ける、ANTAEUSよりも聴きやすい路線で行くのかと思わせましたが…今作はANTAEUSよりも更にカルトな方向に向かった感じですね。メタル的な価値観にある程度背を向けてブラックの邪悪さを追及しつつ、クオリティの下がらないアルバムになったかと。

まず音質が前作よりも、刺々しくノイジーになり、オールドスクールなリフ捌きも影を潜め、不協的なメロディを多用したグロテスクかつ抽象的なイメージを喚起させるものが増えた事で、格段に禍々しく、そして得体の知れない音になったという印象。ただ前作よりもヴォーカルが埋もれ気味で、怒気を孕んだ迫力が活かせてない感じなことだけは不満かも。Inner Warもその理由からANTAEUS版の方がかっこよく聴こえるし。

前作よりも邪悪さでは確実に勝るアルバムになっているので、前作を聴いて「あれ、ANTAEUSのが邪悪じゃん」と思った方にも是非聴いて欲しいアルバム。ただ、一般的なメタルファンには前作の方が取っ付きやすいと思う…けど、ブラッカー以外のメタルファンでAOSOTHに興味持つ人がどれだけいるのか疑問ではあります(笑)。




2. GOD ★★★ (2012-05-31 11:31:30)

Usherさんのレビューをみて買いましたが、大当たりでした。
1stはまだ持ってないので比較はできないんですが、
Antaeusと比べると、アグレッシブさやスピードでは向こうが上ですが、
邪悪さではこちらには軍配があがりますね。

フランスのカルト系ブラックのバンドって非常にハイレベルなものが多いですが、
このバンドもそうです。

とにかく邪悪なサウンドがたまりません。
MkMの憎悪がこもりまくったがなり声が本当にコワイです。

邪悪なのはもちろんですが、曲が意外としっかりしてるのも高ポイント。
Antaeusが好きな人はもちろん、邪悪さと暴虐さを求める方にも是非オススメしたい作品。



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