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A.O.A. (2009年)
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A.O.A.
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解説 - A.O.A.
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1. Usher-to-the-ETHER ★★★ (2011-06-09 21:00:58)

2009年発表の2nd。

ショップのコメントでは、「泣きメロというよりも更に深淵な世界観を聴かせる」メロディックブラック、として推薦されてましたが、まさしくその言葉通りの音ですね。メロディには神秘的な美しさがあるんですが、それだけではなく、キーボードやアルペジオなどを巧みに使い、重層的にメロディを練り込む事で深淵な世界観を作り上げてます。ハーモニーなど、物凄く時間を掛けて編み上げられている印象を受けます。

聴いていると、一角獣の棲む森の湖の畔だとか、日常とは全く離れた光景がリアルに体験できそうなくらい、情景描写に富んだ音で、タイトル曲等で聴ける勇壮なメロディと相俟ってアトモスフェリック路線のフォーク・ブラックとも共通する質感がありますね。世界観や情景としては、ペイガン(異教信仰)系よりもネイチャー(自然崇拝)系に近い感じでしょうか。

ただし、ハーモニーやリフとメロディの絡み等が細かい部分まで練られている分、細部まで音が聞き取れないような状況で聴くには不向きな音だと思います。個人的には、部屋で情景を想像しつつ、ゆったりと聴きたいアルバム。去年解散してしまいましたが、このバンドも他のバンドで代替出来ない作風を持っていただけに非常に惜しいですよね…。



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