LOUDNESSの2011年の最新作 スタジオオリジナルアルバムとしては何作目になるんだ? デビュー30周年記念です タイトルには「旭日昇天」という四文字熟語がついています インタビューでも言っていましたが、前半にパワフルな疾走曲を持ってきて、段々へヴィ路線になっていきます 怪しげでどこか親しみのあるインストのA Light In The Darkから今作のオープニングであるThe Power Of Truthで幕を開けます The Power Of Truthはパワーメタルばりのガッチリとしたリフと鈴木さんのドライヴ感のあるツーバスがうまく混ざり合っていてとてもカッコいいです キャッチーなサビもこのアルバムを印象づけています The Power Of Truthを含め4曲連続、怒涛の疾走曲で圧倒される展開になっています アメリカンでキャッチーなGonna Do It My Wayをはさんでへヴィパートと疾走感が織り交ざったHang Tough この曲からアルバムのもう一つの顔を見せ始め、インストの喜怒哀楽からはへヴィな曲が続きじっくりと聴かせてくれます 高崎さんのソロは昔ほど印象に残るフレーズがあるわけではないですが、弾きまくっている様は、ファンの人たちは嬉しいのではないでしょうか 往年のファンも新規ファンも満足できると高崎さんは言っていましたが、その通りだと思います 僕はとても気に入りました お気に入りは1,2,3,4,5,6,8,9,11です 30周年おめでとう!
実にストレートなへヴィメタル IRON MAIDENのようなメジャー感のある音ではないですが洗練されていて正統派ファンなら食いつく確率100パーセント 曲のレベルが高いので最初から最後まで飽きずに聴けると思います ジョンサイクスも随所で流麗なソロをキメていますが、「ジョンサイクスが過去に在籍していたバンド」ではなく「TYGERS OF PAN TANG」として聴いてほしい一枚です