この曲を聴け!
AHEAD (2002年)
MyPage

AHEAD
モバイル向きページ 
解説 - AHEAD
→解説を作成・修正
コメント・評価

Recent 50 Comments



1. Usher-to-the-ETHER ★★★ (2011-06-23 21:27:49)

2002年発表の4th。
94年の3rd「PleasureDome」を以ち一旦解散、これは再結成アルバムだそうです。

まず一言言わせてください。
「3曲しかないショートカットチューンがかっこよすぎて困る!!!」
ほんの一瞬だけ超豪速のブラストとトレモロリフで攻め立てる、一般的なエクストリームメタルの様式を踏襲した曲が入るんですが、この一瞬の曲が本当にかっこいいんです。これだけ変態的なバンドとなると、一瞬だけ演るからこそ意義があるのかもしれませんが、出来ればこの路線で一枚作って欲しかった…。

で、本編の方ですが…まあ変態ですね(笑)。
普通、有機的とかオーガニックとかいう言葉はバンドのアンサンブルを表す言葉としては褒め言葉のはずですが、それも行き過ぎると気色悪くなるという(笑)。しかもCYNICあたりと比べると妙に調子っ外れで元気だし。パーカッションを媒介に儀式的なムードを醸しだしたり、ノイズや打ち込みを導入してみせたりやりたい放題。手と足と頭と胴体が全部別の意志を持ってる怪物のような作風。

そして極めつけはラストのヨーデルでしょう(笑)。ドラマーの父親が歌っているらしいですが、なんか聴いていて妙に心地よくなってしまいました…新しい扉が開いてしまったかも(笑)。ただ、アンサンブルは個人的には凄く楽しく聴けるんですが、この手の常かヴォーカルが弱いのがネックですね…。声が弱いし、なにより迫真な感じがないのが残念。正直Voでクオリティ落としてると思う…。

90年代前半の時点ではやっていることがアヴァンギャルドすぎて正当な評価が得られなかったバンドらしいですが、CYNICやATHEISTの新譜がこれだけ話題になる今なら再評価される土壌はあるのかもしれませんね。ヘンな音楽好きは是非。



発言

評価:★★★ 素晴らしい!! ★★ 良い! まあまあ コメントのみ
→発言を修正・非表示 | 移動
→問題発言を非表示