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BLODSKAM Ⅱ
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BLODSKAM Ⅱ
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解説 - BLODSKAM Ⅱ
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1. Usher-to-the-ETHER ★★ (2011-06-29 21:25:03)

2009年発表の1st。

このアルバム、紹介されてるサイトによってタイトルが「BLODSKAM」だったり「BLODSKAM Ⅱ」だったりするんですが、どっちが正しいんでしょう?取り合えず私が持ってるCDの背面には「BLODSKAM Ⅱ」と書かれていますが…。

それはともかく、関連メンバーがIN BATTLEやVALKYRIAと割とまともにエクストリームメタルしてるバンドの構成員で、かつDevoがマスタリング、Mortuusがアートワークを担当…と、MARDUKのメンバーによるバックアップも受けてるので、おそらくカルト性よりメタルとしての完成度が高いタイプだろうと踏んでましたが…なんじゃこりゃ!グロテスクな異形を聴き手に見せ付けるような音楽性のブラックですね…。

まずSE明けの、エクストリームメタルとしては弱々しいと形容しても間違いではない、しかし赤黒い靄のかかったような音質のバンドサウンドからカルト臭が漂ってきますが…そこにキーやギターによるクラシカルなフレーズ、ヴァイキングじみた朗唱、インダストリアル的なサンプリング等を脈絡無く叩き込んできて、凄まじくカオスな事になってるんですが…クラシカル部分が妙に上品なメロディなのも気持ち悪い(笑)。

しかも、クラシカルなキーだとかインダストリアルなサンプリングとか、SE的に使うのでもなく、普通に曲の展開の一部として、そこにRAWで弱々しいバンドサウンドを絡めて来てますからね…。まるで様々な動物が未消化の状態で融合したキメラが、ゲル化した体を引き摺り、血の跡を残しながらのた打ち回ってるようなグロテスクな仕上がり。ほんとキモいなぁ、この音楽性(笑)。

ただ、バンドサウンドが弱々しい(というか音が小さい)のは個人的にはやっぱりマイナスですね…確かに雰囲気は出てるし、音楽性そのものは十分面白いと思うんですが。その辺りもう少しバランスが良ければ、☆は3つだったかもしれません。



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