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WALKING THROUGH THE ETERNAL TRAGEDY (2007年)
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WALKING THROUGH THE ETERNAL TRAGEDY
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解説 - WALKING THROUGH THE ETERNAL TRAGEDY
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1. Delnoir ★★★ (2011-07-02 02:12:21)

Granath氏によるギリシャ産うっすらペイガン/ディプレッシブブラック。
2007年にデモを発表、この作品は同年リリースの1st、限定500枚。
どうやらその内100枚はA4サイズらしいですが、所持しているのは普通の物。
2ndアルバムも500枚限定で出しているのですが、そんなリミテッドにするのが
本当に惜しいくらいに素晴らしいディプレッシブブラックです。

チリチリしたギターリフにひっこんだドラム、発狂ボーカルという3種の神器(?)
を持って展開するは哀愁漂う陰鬱な世界。
ひっこんでるわりにドラムの音がクリアですね、スネア、シンバル、バスも良く聞こえる。
そんなミドルテンポのドラムに、悲壮感のあるメロディ、この世の全てを諦めたかのような発狂ボイス、うっすらKeyが絡みます。
発狂ヴォーカルなんですが、この手の中でもキテると思います、結構すさまじい。Good!
物悲しく、でもどこか優しいメロディーが作り出す世界はXASTHURにも通じる退廃の美を感じさせる。
荒涼とした世界をずっと旅しているかのような陰鬱な音楽は、確実に聴き手の心を蝕んでいきます。
「WALKING THROUGH THE ETERNAL TRAGEDY」ってアルバム名が全てをあらわしてますね・・。
かなり良質のディプレッシブブラックです。
2ndは未聴ですが、ペイガン/フォーク色が強まったらしいです。ものっ凄い欲しい・・・けど手に入るのか・・

そんなわけで、Nyktalgia、Sarvari、Sterbend、Xasthurあたりがお好みの鬱ブラッカーには激オススメの7曲43分。


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