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A SIGN OF SUBLIME (2010年)
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A SIGN OF SUBLIME
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解説 - A SIGN OF SUBLIME
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1. Usher-to-the-ETHER ★★★ (2011-07-06 23:19:02)

2010年発表の1st。

これ、何気にかなり良い作品だと思います。
実力派の女性シンガーがいるゴシックって、歌唱力は際立っていても曲が平板だったりすることが少なくないんですが、この人の持つ音の世界観は凄く分かりやすくて、取っ付きやすいですよね。もうCOFでのパフォーマンスで惚れた人の期待をそのまま音にしたような、彼女の美声をシンフォニックなゴシックメタルサウンドが引き立てる路線。

何と言っても雰囲気が最高です。
もうパッと聴いただけで、吸血鬼の棲む城の蝋燭に照らされた廊下だったり、ダークな悲劇が繰り広げられる舞台の観客席だったりに、精神が飛んでしまいそうな、それ自体に求心力と即効性のある、シアトリカルな音。COFの耽美部分を強調して抜き出した感じ。ラストのカヴァー曲がめっちゃ浮いてたり、メタル部分のプロダクションが少し弱いとは思いますが、ムードは最高クラス。妙に正統派っぽいCOFより、むしろ吸血鬼っぽい世界観は強いかも(笑)。

ゴシックメタルの看板女性シンガーのソロ作って、コンテンポラリーだったりポップだったり、その人のバンドでは見られなかった側面や、歌自体に焦点を当てた作風が多い印象なんですが、この人の作品はCOFなどでのパフォーマンスからのイメージの通り…というか、そのイメージをより強調した路線だと思う。個人的にはゴシックメタルとしてもWITHIN TEMPTATIONやNIGHTWISHなどのメジャー系より断然好きです。しっかり耽美で暗くて華やかですもん。



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