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DRIFA (2010年)
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DRIFA
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解説 - DRIFA
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1. Usher-to-the-ETHER ★★ (2011-07-30 21:26:51)

2010年発表の3rd。

このバンドも、ペイガニズムや神秘主義を思想に持っているようですが、民俗楽器を積極的に導入してお祭り的なムードを出すタイプではなく、トレモロリフを中心に疾走し、アコギパート等を絡め叙情性を演出する、メロディックブラックの基本を押さえつつ、その中に時折民族的な響きを持つメロディを入れてくるタイプですね。

最初の3~4分を聴いた時点では、いまいちメロディに起伏が無く「…もしかして地味?」と思ったんですが、その後はしっかり激情のメロディを垂れ流しつつ疾走してくれて一安心。何気にベースの響きが太くて、リフの丁度良い歪みとも相俟って聴いていて心地よい音になってます。

ただ、激情メロディが炸裂するパート、神秘的なキーが覆い被さるパートは心底素晴らしいと思うものの、ちょっと「引き」に当るパートが弱くて、どうも緊張感が持続しないのが勿体無い。DISSECTIONくらい「引き」のパートにおいても、印象に残るフレーズを入れてくれれば、相当な名盤が出来そうな勢いですが…。

良く言えば硬派な部分と劇的なメロディが同居する一枚、悪く言えば叙情的ながら、部分的には地味な箇所もある作品。音のクオリティは決して低くないんですが、多少マイナー臭がするのは否めないかもしれません。お祭りフォークメタルよりも王道メロディックブラックが好きな人向けかと。



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