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80年代
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N
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イタリア
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スラッシュメタル
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プログレッシヴ
NUCLEAR SIMPHONY
最近の発言
Lost in Wonderland
(失恋船長)
Evil Spray
/ Lost in Wonderland
(火薬バカ一代)
Cry
/ Lost in Wonderland
(火薬バカ一代)
Lustful for Desaster
/ Lost in Wonderland
(火薬バカ一代)
Mr.i.d.g.a.f.
/ Lost in Wonderland
(火薬バカ一代)
Lost in Wonderland
(火薬バカ一代)
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Lost in Wonderland
イタリア産のテクニカルスラッシャーによる1st。トリオ編成ならでは最小限に演出された展開は、緻密な要素が強く構成力の高さに唸らされます。オープニングから、少々アイデアの拝借もあったりするのだが、スラッシュ由来のドラマ性と攻撃性、無駄流れを感じさせないクールさ、それらを飲みこんだ威圧感はスラッシュマニアにとっては頼もしく映るでしょうね。
時代的に雨後の筍のごとく氾濫したスラッシュ勢、国内盤もテイチクから出ているが大きな話題になる事無く消えてしまった。次の一手がなかったと言うのも消えたスピードの拍車を掛けているのが残念。無名だから云々言われそうだが、リズムの乱れもないし、プレイ全体から漲る迫力はデビュー作をは思えない充実感を誇っている。古典を踏襲した旬な音だから、説得力と厚みがあったのも好印象だった。
失恋船長
★★★
(2019-07-31 12:29:35)
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Evil Spray
/ Lost in Wonderland
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本編において、最もドラマティックな仕上がりを聴かせる
アルバムのハイライト・ナンバー。
スラッシーな攻撃力と、プログレッシブ・ロック風味の構築美を
湛えた曲展開も聴き応え十分だが、やはり白眉はメロディアスな
フレーズを豊かに紡ぎ出すツインG。時々IRON MAIDENっぽい。
火薬バカ一代
★★★
(2009-03-03 21:21:00)
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Cry
/ Lost in Wonderland
→YouTubeで試聴
次曲へのイントロの役割も果たす、
まさにタイトル通り泣きまくりの1曲。
イタリアのバンドらしい濃い口の哀愁が涙腺を刺激する
バラードで、Voも(息も絶え絶えといった感じだが)
メロディアスに歌い上げている。
火薬バカ一代
★★
(2009-03-03 21:17:06)
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Lustful for Desaster
/ Lost in Wonderland
→YouTubeで試聴
アルバム随一のアグレッションを撒き散らして
せかせかと疾走するスラッシュ・メタル・ナンバー。
とはいえ、随所で印象的なメロディが聴かれる辺り、
このバンドならでは。
火薬バカ一代
★★
(2009-03-03 21:14:08)
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Mr.i.d.g.a.f.
/ Lost in Wonderland
→YouTubeで試聴
ささくれ立ったGリフが荒々しく疾走するOPナンバー。
ストレートな疾走感と、美しくもドラマティックな曲展開が
同居した、NUCLEAR SIMPHONYというバンドの魅力を
判り易く伝える1曲。
火薬バカ一代
★★
(2009-03-03 21:12:06)
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Lost in Wonderland
NUCLEAR ASSAULTとかNUCLEAR DEATHとかNUCLEAR VALDEZとか、NUCLEARの名を持つHR/HMバンドは幾つか存在するが、
こちらはイタリアはシシリー島出身のスラッシュ・メタル・トリオで、本作は、その彼らが'89年に
SPV/STEAMHAMMER RECORDSより発表した最初で最後のフル・アルバムに当たる。
結成は'82年とそのキャリアは結構長く、元々はプログレ・バンドだっただけあって、高い演奏スキルの活かされた楽曲は、
静と動の対比も鮮やかなOPナンバー①を筆頭に、スラッシュ・メタル然としたササクレ立ったアグレッションと、プログレ風味の
変拍子やリフ/リズム・チェンジを多用した曲展開、そして凝ったアレンジとが同居した一筋縄では行かない仕上がり。
とは言うものの、それに続く②を聴けば明らかなように、楽曲の基盤は飽くまでオーソドックスなスラッシュ・メタルに
置かれており、全編を貫くのはスピーディな疾走感。そこには頭でっかちな小難しさや、作品への没入を阻害する
難解なノリ等は皆無なので(Voも音程無視のシャウト・スタイル)安心されたし。
イタリアのバンドならではの、濃い口の叙情メロディが炸裂する③⑦といった楽曲の泣きっぷりや、そこから間髪入れずに
展開していく④⑧に、構築美に溢れたメロディをフィーチュアした、劇的なスラッシュ・メタルの名曲を
しっかりと配置できる曲作りの上手さ、センスの良さにも侮れないものがあり、本作を聴くとつくづく、これ1枚のみで
バンドが解散してしまったことが惜しまれるのであった。(近年、再結成を果たしてツアーに出たらしいが)
火薬バカ一代
★★
(2009-03-02 23:12:00)
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