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ENDLESS SUMMER (2001年)
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ENDLESS SUMMER
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解説 - ENDLESS SUMMER
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コメント・評価

Recent 50 Comments



1. Usher-to-the-ETHER ★★ (2011-09-14 00:03:15)

2001年発表の2nd。
…タイトルが「Endless Summer Vacation」じゃなくて良かったですよね。
そのタイトルにトラウマ持ってる人、ネット上には沢山いそうですし(笑)。

吹き荒れるグリッチ音や、様々な楽器やメロディの断片が電気的に処理され、それによってリスナーの脳裏に情景が浮かんでくるような作品で、メタルとは一見かなり開きがある音に聴こえますが…個人的には聴いてるとBURZUM(の特に3rdの1曲目)を思い浮かべるんですよね。実際の出音は抽象的ともいえるのに、頭の中には1つの絵画のような情景が浮かび、引き込まれるような所が似てる。

個人的に凄いと思ったのは、メロディが直接的でないこと。
確かに、メロウな雰囲気を出すような部分もあるし、断片的にはメロディアスと言ってもいい音だと思う。ですが、例えば映画とかで、ジャケの海に日が沈むような情景で流れるようなメロディって、何気に無いんですよね。それなのに、音の組み合わせで、ジャケと合致した世界観を演出しているのに凄みを感じる。美術学校で音楽を学んだというバックグラウンドがあるようですが、音が多分に絵画的なのは、そのせいもあるのかもしれませんね。

メタルと一見関連の無い音でありながら、人脈的にも情景的にも深いところでは繋がっている作品だと思う。アトモスフェリックブラックやポストメタルなどが好きな人は違和感なくハマれるのでは。




2. ダイアスパー ★★★ (2011-12-21 05:24:41)

序盤からじわじわと盛り上がっていくシューゲイザー・アンビエントのような曲展開が衝撃的です。ただノイズが増していくだけのように見えて、良く効くとしっかりコード感があって、終盤にはメロディらしきものがオボロゲに見えてきます。

これがまたポストロにありがちなヤワな情感に逃げず、あくまでもエレクトロニカとしてのアイデンティティを守りとおしているところに男気(?)を感じますね。骨太で、確固たる個性を持った名盤だと思います。



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