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ヘヴィメタル/ハードロック - らくがき帳(掲示板) - ドゥーム最高!! (2011-09-15 14:13:22)

カズチンさん、WIREDさん、2年ぶりくらいかなw
お元気そうでなにより。

ふと思い立って見たらいつの間にやらリニューアルされててびっくり。
しかもこのスレまだ残ってたとはw

とりあえず、Mournful Congregationの新譜発売が近づいとります。
前作はツボに入りましたが、ドロドロ感よりもメランコリックで美しい印象が強い作風だったので、今作はどんな風になってるのかワクワクしてます。



最近のボクのドゥーム事情としては
くそ暑いトロピカルな季節がキライな性分なので、
この夏のマイテーマは、究極に残念な葬式サウンドでしたw
うーん、まったく成長していない。

オーストラリア産Murkrat「Drudging The Mire」
ベルギー産Until Death Overtakes Me「Days Without Hope」

この2枚が強力だった。

どちらもノイジーな歪みを楽しむ感じはなくアンビエント臭が強い。
延々とスローに続く苦行に身を任せる、そんな作品で、耐え忍ぶ中に一寸の悦びを見いだせる猛者でないと厳しい内容だw

Murkratは女性ユニット、ジャケ裏のイラストは裸体の腹部あたりからネズミが沸いているもはやサイテーなセンス。女性がこういうネタをするからインパクトがある。はるか昔にB誌で酷評されたNuclear Deathという女声ハードコアバンドがいたが、それと同等のインパクトが蘇った感じ。
終始スローでストレートな悲しいハーモニーでありながら、決してメランコリックなどという未練がましい感情が湧き出てこない無味さが素晴らしい。とりあえず上半期ナンバーワン作品になりそうだ。
ちなみに、女性ドゥームがちらほら自分の中で盛り上がりつつある。Monarchというバンドはかなり興味を惹かれているので、年内にはゲットしたいね。

Until~は、前作Prelude to Monolithを聴いていた頃には、まだこの苦行に耐えることができなかったが、年齢を重ねて、これに耐えうる精神力を身に付けたようだw
ドゥーミーなギターでもなく白玉シンセ垂れ流しで延々と同じことを繰り返し・・・これのどこに魅力を感じるのかさっぱりわからんかったが・・
で、今回買ったのは2009年作。当時は発売されていたのは知っていたが、苦行であることはわかっているので、購入を決意するまでに2年かかった。
ジャケは、赤と黒を基調としたブラッディな文字、周りは気持ち悪い触手のような草のようなモノに囲まれ、その奥には山から太陽が顔を覗かせている。世界観は完璧である。
音の方は、初っ端から、10分超えのシンセ垂れ流し!その後の内容は従来と変わらず同じリフを延々繰り返すという予想通りの地獄が待っていた。
ここまで徹底した内容に感動し、希少価値を感じるのであったw


正統派が廃れた・・そう思いたくない今日この頃。
しかしボクの中では決してドゥームは廃れていないぞ。ロシアあたりから脱ゴシックした正統派ドゥームバンドが多く出てくるような予感がするし。フィンランドやオージーあたりは、相変わらずカルト臭のするバンドがひしめき合っている!
ま、正統派を聴く買う頻度は確かに減ったが、ボクの車の中には、jex thothのようなヴィンテージドゥームを常備している!そして、今年はロシア産Abstract Spiritが進化し強力な作品を聴かせてくれた。決して正統派が廃れたワケではない(チョイ葬式寄りか)・・かな。