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MANTRA FOR THE END OF TIMES
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MANTRA FOR THE END OF TIMES
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解説 - MANTRA FOR THE END OF TIMES
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1. Usher-to-the-ETHER ★★★ (2011-09-19 23:36:28)

2008年発表の4曲入りEP。
ABORYMやMALFEITORのメンバーによるソロプロジェクトという事ですが、個人的には前述の2バンドの最新作より気に入ってしまったかもしれません。

路線としては、どこか前衛的な雰囲気も醸しだすピアノ、深遠さや壮大さを感じさせるクワイア及びストリングス、得体の知れないムードを加味するキーボードや民族楽器など、シンフォニック・ブラックのパーツを上手く組み合わせて、太古の世界の儀式を思わせる、神秘的な世界観を演出する、アヴァンギャルドなブラックメタル。

キーボードなど、多くのバンドでは上ものになりそうなものがこのバンドではメインで、バンドサウンドは世界観を更に色濃くするために使われている…という感じですが、何気にその絡ませ方が上手いんですよね。スローテンポでの重い刻みリフは世界観に重厚感や説得力を生んでるし、2曲目のベースが動きまくるジャジーでお洒落なパートから儀式的なパート、派手なシンフォパートへ移行する展開なんか聴いてて引き込まれる。ヴォーカルが半泣き気味の、必死な感じなのも、儀式で心臓取り出されながら叫んでいるようなグロさを音に加えていると思う。

4曲入りですが、特濃の世界観を見せ付けてくれる作品。
一味違うシンフォニック・ブラックが聴きたい方は是非。



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