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PROPHECIES OF THE DYING
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1. Usher-to-the-ETHER ★★ (2011-09-23 00:48:03)

97年発表の1st。
2010年にFrostscald Recordsよりボートラ入りで再発。

寒々しさを演出したり、毒々しさを撒き散らしたり、少しフォーキーな感触もあったり、展開によってメロディの表情を変えるトレモロリフを乗せた疾走をメインに展開していく、かなりメロディックなブラック。時折入る、ちょっとアヴァンギャルドな感触もあるスローパートの気色悪い雰囲気は、SJODOGGの作風に繋がるものがあるかもしれませんね。

また、音の作り方も結構独特。
決して厚みのある音ではないですが、トレモロリフがかなり前に出され、ガラガラに歪んだベースや、妙に抜けの良いドラムが良く聞こえる音は、聴いててなんだか不可思議な感触を覚えます。この音質が、メロディックながらどこかカルトなムードを出すのに一役買ってますね。

ただ、この時点では荒削りな部分があるのは否めないかも。
10分を超える曲も多い、大作主義な作風ですが、曲をここまで長くする必然性が感じられない…とは言わないまでも、もう少し纏めた方がアルバム全体としては緊張感のあるものになったのでは、と思ってしまいます。まぁカルトな雰囲気は匂いつつも、割と聴きやすい路線ですので、ノルウェー産ブラックを掘り下げて聴きたい方にはお勧めです。



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