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⑦ BERRYZ タイムス (2011年)
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⑦ BERRYZ タイムス
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解説 - ⑦ BERRYZ タイムス
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1. Usher-to-the-ETHER ★★★ (2012-02-07 20:08:28)

2011年発表の…7枚目という扱いで良いんでしょうか。

メンバーを入れ替えながら存続しているモーニング娘は別としても、アイドルグループが(最初期に一人抜けてるとはいえ)固定メンバーで7枚ものフルアルバムを出すって珍しいのではないでしょうか。そんな彼女らの、貫禄が出てきた作品なのではないかと思います。

まずはどの曲もキャラが立ってる、アルバムとしての充実度が素晴らしいですね。
モーニング娘の「12,スマート」「10 MY ME」辺りと並んで、つんく氏の作品の中でも1、2を争う出来だと思う。ただモーニング娘のアルバムがバランス重視だったのに対して、こちらは「一丁目ロック!」「ヒロインになろうか!」などパワーで押す曲、「女子会 The Night」「マジカルフューチャー!」などの哀愁系クサメロが堪能できる曲が多く、メタラー的にはより美味しいアルバム。「BOMB BOMB JUMP」「ガールズタイムズ」などアイドルらしい可愛らしい曲もあり、バラエティも豊か。

そしてつんく氏にパワーや哀愁が必要とされる曲を振られても、それをしっかり表現できるメンバーの歌声も素晴らしいと思う。前作よりも声の艶も、迫力もかなり上がっている印象で、全体的により厚みが加わった感じがします。元々ファンクやR&B風のアレンジの多いつんくワークスですが、今作はドゥーワップやモータウンを意識した曲調もあり、彼の作品の中でも黒人音楽のテイストが強い印象。それが可愛らしいだけでなく、貫禄ある、ソウルフルと言っても過言ではない力強さを備えた歌声が見事にフィットしてる感じ。おそらく彼女らはつんく氏の描いた青写真を完璧に表現しきったのではないでしょうか。

ちゃんと聴くまではBerryz工房ってちっちゃい子供がやってるイメージだったんですが、実際聴いてみるとむしろ貫禄十分のベテランって感じですね。曲タイトルに「!」付け過ぎなのが彼女らの溢れるパワーを物語ってます(笑)。個人的には今流行のAKBも決して嫌いという訳ではないけれど、彼女たちの方が断然好きですね。歌声だけでキャラが立ってるのが素晴らしい。もうすぐリリースされる新アルバムも楽しみです。



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