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TUNES FOR THE WOUNDED (2008年)
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TUNES FOR THE WOUNDED
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解説 - TUNES FOR THE WOUNDED
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1. Usher-to-the-ETHER ★★ (2011-09-28 20:45:19)

2008年発表の…多分3rd。

インダストリアルノイズやサンプリング、クワイア等を組み合わせて陰鬱な情景を描くダークアンビエントで、Cold Meat Industry系列を追っている人なら「これだよ、これ!」と膝を打ちそうな音ですね。ジャンルがジャンルだけに、メロディらしいメロディがないのに、音像だけで暗く沈んだムードをしっかり描いているのは流石ですよね。

個人的には、音像・音響重視の作品にもかかわらず、どこかドラマ性を感じる作品でもあります。1曲目の、荘厳で宗教的と見せかけて、実は人工的に処理されたもののクワイアからインダストリアルノイズに移行する展開は、大罪を犯した男が教会に懺悔に来たら天使を発見、しかしよく見ると天使の顔はのっぺらぼうで、彼らの羽搏きが男の視界を黒く塗り潰し、視界が晴れるといつの間にか地獄にいた…みたいなストーリーを思い浮かべました。いや、曲中の語りや盤面のコメントを見る限り、そんなコンセプトはないですけど(笑)。

この手が好きならばインダストリアルノイズの冷たい質感と、アルバム全体から醸し出されるダークなムードに酔い痴れられること請け合いだと思います。



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