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THE FATE WORSE THAN DEATH (2002年)
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THE FATE WORSE THAN DEATH
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解説 - THE FATE WORSE THAN DEATH
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1. Usher-to-the-ETHER ★★★ (2011-10-31 21:10:28)

2002年発表の3rd。

思想面・人脈面からNSブラックやペイガンブラックに分類される彼らの音楽性ですが、出音の方はほぼプリミティブブラックですね。メランコリックなメロディと、スラッシーなリフも織り交ぜながらRAWに暴走していくスタイルで、トラッド色はギターメロに僅かに感じ取れるか取れないか…といった程度で、基本寒々しいメロディ中心で展開。一部の曲での神秘的なキーの導入は、GRAVELANDを思わせたり。

音作りはノイズの薄い壁を隔てて、演奏が聴こえてくるようなかなりRAWなものですが、これがプリブラ好きには実に心地良いんですよね。リヴァーブの効きまくったヴォーカルとこのノイズ質が硬い質感を持って耳孔を蹂躙するような音は、正しく作り込まれた音以上に直接的な快感をもたらしてくれます。演奏の細部が聞き取れないほど音が悪い訳ではないし、一度プリブラの洗礼を受けた人には十分勧められる音。

ちなみに、09年リリースの再発盤にはヴォーカルレスのリハーサル音源が2曲入ってますが、音は確かに悪いものの、ノイズが晴れた分彼らのメロディセンスがより堪能できるものとなっているので、こちらもお勧め。



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