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大発見 (2011年)
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コメント・評価

Recent 50 Comments



1. 帰ってきた男 ★★★ (2011-11-04 02:06:00)

”スポーツ”というだけあって
フィジカルな攻めるロック色が濃かった
前作の余韻で聴くと、
パワー不足?みたいな印象をはじめは受けた。

ただそれは、
とても色彩豊かであるから。



「絶対値対相対値」など事変史上もっともヘヴィだし

「風に肖って行け」「新しい文明開化」「空が鳴っている」など
ロック・カタルシスが痛快な曲もあれば、

「海底に巣くう男」「恐るべき大人達」「かつては男と女」といった
アダルトでシャープな曲も充実している。

また、
「21世紀宇宙の子」は師匠によるものだが
「閃光少女」に通ずる、感動的なまでの爽やかさが胸を打つ。

そして今作の中でダントツでお気に入りなのは、
「天国へようこそ(For The Tube)」。
幽玄なサウンドスケープと、哲学の薫る詞が圧倒的。


今回も、
まるで当然のように傑作である。




2. オリンピア ★★★ (2013-11-22 00:48:47)

Color barsというミニが後にリリースされたが
あれは(意味合い的に)エピローグ、
もしくは
カーテンコールに相当するニュアンスなので

これがクライマックスにして
最終楽章と言えるでしょう。


内容としては

健全に百花繚乱で
多様な彩りの楽曲群が刺激的な、
脂がのって本当に極まった一作。


今回は師匠が特にいい仕事ぶりで

わっちとの共作による「21世紀宇宙の子」の
若きを鼓舞する爽やかな旋律は
胸に込み上げるものを感じた。

クールでハードボイルドな曲想が
新境地な「空が鳴っている」も
事変に未来があったなら、その先が見たくなる名曲。

師匠以外の曲も
ヘヴィな②、批評と祝祭の③、
ユーモラスな⑦、アダルトな世界観の⑩など
充実しまくりの曲が並ぶ。


まぁ何と言ってもメダマは林檎作の「天国へようこそ」。
とにかく、圧巻です。


自己模倣に陥るまえの幕引きは
美しくはあったが、
多少の既視感をおぼえたとしても
これだけのものが作れるなら

もっと見ていたかった。




3. cri0841 ★★★ (2019-11-23 23:27:34)

2011年発表の5thにして最終作。椎名林檎の1st信者のワタクシもこのクオリティには脱帽。
恐らく東京事変最高傑作。それどころか邦楽史に残る大傑作ではなかろうか。
椎名林檎だけじゃなく、才能溢れるミュージシャン達が、彼女を核に心血を注ぎ込んで作り上げた結果か。
楽曲の質には文句ないのだが、『21世紀宇宙の子』は余りに普通過ぎるかなぁ。無理矢理な難癖か?



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