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SELF-PROCLAIMED EXISTENCE (2005年)
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SELF-PROCLAIMED EXISTENCE
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解説 - SELF-PROCLAIMED EXISTENCE
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1. Usher-to-the-ETHER ★★★ (2011-11-06 20:34:45)

2005年発表の1st。

縋りつく者どもを傲然と見下すメタル男ジャケがインパクトありますが、中身も凄まじいですね。デスメタル名産地のポーランド産らしい超暴虐なブルデスに、シンフォブラックの荘厳でスペイシーなキーボード加えたような路線。まずブルデスとしての暴虐さが凄まじく、特にドラムとリフの絡みはまるでガトリングガンの掃射と、それが着弾した時の破壊音さながらの凄まじさ。暴虐で速いだけでなく、リフにフックも設けてあり、単純に聴いていて爽快なんですよね。

で、そこに宇宙的な感覚も想起させる、シンフォブラック風のキーボードが入る訳ですが…これがバンドのブルータリティを見事に後押ししているんですよね。上空から降り注ぐ邪悪な宇宙線を浴びて、ガトリングガンを装備した殺人マシーンが更に凶悪化して暴れまわっているような感じ。基本低音グロウル中心ながら、声が野太過ぎて時折入れる高音絶叫が詰まって聴こえる漢らしいヴォーカルも、この暴虐極まりない音にこれ以上ないくらいハマってますね。

人脈的につながりのあるVESANIAもブルータルなシンフォデスでしたが、向こうはシアトリカルで知的な部分も多いのに対し、こちらはもっとストレートに暴虐性を叩きつけてくる感じですね。何か圧倒的なものを聴いてみたいという方になら、メタラー以外にも勧めてみたいところ。当然エクストリームメタル好きには大推薦です。



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