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DURCH BLUT UND EIS (2010年)
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DURCH BLUT UND EIS
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解説 - DURCH BLUT UND EIS
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1. Usher-to-the-ETHER ★★ (2011-11-12 11:04:10)

2010年発表の4th。

かなりメロデスや正統派の影響の濃い、メタリックなヴァイキングメタル。
正統派的なリフでダイナミックに攻め立てつつ、ここぞという時でメロブラ的な広がりのある、メロウなメロディを聴かせる路線で、キーボードもリフの良さを減衰させない味付け程度に用いられてますね。民族メロの濃度はそれ程高くなく、民謡系というよりは映画のヴァイキング出航のシーンが浮かぶような感じ。

ただこのバンド、曲展開やメロディセンス自体は日本盤出してるヴァイキングメタルと比較しても引けを取らないんですが、プロダクションはブラック特有の粗さが少し残っている感じですね。そのノイジーさが、メタリックな重さと両立されているのでかなり迫力のある音になってます。ただ、このプロダクションのせいで少々エンターテイメント性は減ってしまってる感じで、普段からメタルを愛聴していない人には少し厳しい音になっているかもしれません。この手が元々好みな方には問題なく推薦です。



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