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NIHILISTIC STENCH (2011年)
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NIHILISTIC STENCH
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解説 - NIHILISTIC STENCH
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1. Usher-to-the-ETHER (2011-12-17 22:22:32)

2011年発表の1st。

…近年のDARKTHRONEやMONGO NINJAなど、パンク/ハードコアとブラックメタルを融合させているバンドは数多くありますが…このバンドの場合、最早ブラック部分がハードコア部分に乗っ取られてしまいつつあるくらい、ハードコア要素が強い作風ですね。やたらグルーヴィでノリッノリなリフとリズムの絡みは、部屋で聴いてても体を動かさないのが困難なほど(笑)。特にリフは前述のバンドよりも遥かにブラック離れしたノリがある感じ。

最早「ハードコアにプリミティブブラックの地下臭い音像と、厭人的なヴォーカルを加えて凶悪化させた感じ」みたいな音楽性ですが、時折鬱ブラックに通じるような、非常に陰鬱なパートを入れてくるのも特徴。しかもその時のヴォーカルが、誇張でなく「ウワアアアアアアアアアアン」みたいな泣き声で、ちょっと気持ち悪いくらい感情篭ってます(笑)。流石DODFERDのメンバーだけあって、憎も哀も表現の仕方が振り切れてますね…。

パンキッシュなパートも、鬱なパートも異様なほどの濃さで聴かせてくれる作品ですが…4曲目や8曲目など、メロディアスなパートを含む曲では意外なほどメロウなメロディも聴かせてくれるのが、また「濃い」んですよね…。特に4曲目なんか初期EMPERORを思わせるメロディでかなり不意を突かれた感じ。

正直聴き手を選びまくるアルバムだと思う。DODSFERDのパンキッシュな部分を拡大した作風とも言えますので、その辺りのブラックが好きな方にはお勧めです。個人的にはちょっとやりすぎって感じも(苦笑)。



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