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MILITIAE (2010年)
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MILITIAE
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解説 - MILITIAE
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1. Usher-to-the-ETHER ★★★ (2011-12-26 22:48:21)

2010年発表の1st。
SVARTI LOGHIN等のリリースで注目を集めるイタリアのレーベル、ATMFよりリリース。

…レーベルのCDを買うと同封されているバンド紹介文によると、「フランスのオーソドックスなブラックメタルで、WATAINやDEATHSPELL OMEGA、ANTAEUSが好きな人向け」とありますが…ブラックメタル好きならそのコメントからもう殆ど予想が付くような音ですね。北欧譲りの荒涼としたリフを中心に展開する、真性の香りがプンプンするブラックメタルで、ヴォーカルも中~高音の喚きスタイルながらどこかドスも聴いていて申し分なしの迫力。

基本は硬派かつストレートなブラックメタルなんですが、時折メロディ要素をがっつり前に出してくるのも特徴ですね。しかもそれが非常に効果的に使われていると思う。2曲目の2本のギターがトレモロでメロウなメロディを弾き、それをキーボードが引き取る構成や、3曲目の「悪のクラシック音楽」を奏でているが如き甘美な邪悪リフなど、印象に残るメロディが巧く使われることで、出音だけでなく曲そのもののクオリティが非常に高くなっている感じ。

WATAINや中期DSOの邪悪さに中期SATYRICONのドラマ性を足した感じ…というと褒め過ぎでしょうか。ただ、6曲入りで1、6曲目がインストのため、実質的にブラックメタルのパートは4曲32分弱と短めなのが惜しいですね。このクオリティの曲ならもっと聴いていたいと思いますもん。



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