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THE BOOK OF KINGS (2011年)
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THE BOOK OF KINGS
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解説 - THE BOOK OF KINGS
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コメント・評価

Recent 50 Comments



1. hiromushi ★★★ (2012-02-01 22:35:33)

トータルタイム76分超えの、ドゥーム美学の簡潔さに唸らされます。
堂々の2011年最新作です。過去作品から数十秒程視聴しましたが、実際アルバムを
手に取ると大分違いました。(思い込みが先行しただけかも知れません)
オーストラリア発だけに、かどうかも怪しいですが大陸的広がりと孤島のイメージそのままという、併せて神秘的・プリミティヴなフューネラル観がグレイトバンドのそれ、とでもいうのが
一曲目からの一発目に既に込められているようで降参の心持ちがしました。
丘の上の巨大岩石にされた・・・気分、というか。それは痛くも感動といったらいいかは謎。
繰り返し聴きたい魅力もあり、精魂込められた20分の曲はバンドの真骨頂らしいですね。
細かすぎて伝わらないという事もなく大胆不敵なくらいベタな、こうあるべき進行を確実に
弾いてる印象のギター・・・の凄腕さに泣けますよ。メロディアスハードに匹敵するかそれ以上
だと思いました。ボーカルさんのエグみもいい味出していてむしろ格好いいです。
参りますね、これは。 




2. kamiko! ★★★ (2020-05-01 01:20:20)

オージー産フューネラルドゥーム2011作。
この作品以降、2作品のアルバムを発表しているが、それを含め、このジャンルではレジェンドになりつつあると感じる今日この頃だ。
重厚なギターと唸るようなヴォイスの密度が、初期作品から更に際立ち、凄みという点で深化している。
仄かな光を感じさせる、メランコリックさがスパイスとなっている作風がこのバンドの個性で、今作も鬱々とした気分に浸れる。
とりあえず、フューネラルドゥームというジャンルのど真ん中、スタンダードに位置していることは間違いない。
とはいえ、近年では、米露産・北欧産のフューネラルドゥームバンドが量産され、その多くが凡作ながら、一部良質バンドが出始めている。
特にロシアではこのバンドをお手本にしたかのようなバンド群が量産されているなぁ、と感じる。
この作品発売当時は、このバンドがマイフェイバリットNo.1だったが、近年は少しずつ自分の中で順位が下がりつつあるのが正直なところだが
このバンド特有のメランコリックさを武器に、オージー産代表フューネラルドゥームとしてレジェンドな存在であり続けてほしいと思う。



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