ヒットに恵まれない頃、LPレコードにてアメリカのラップに触れ、インスパイアされて作ったのがこの曲である。当初はどのレーベルも相手にしなかったが、千昌夫が数百万円で吉から原版権を買い取り、千プロデュースで売り出すことに。当然ながら、演歌ではなく「フォーク、ニューミュージック」チャートでのランクインを果たした。プロテストソングとしてのラップミュージックがヒットしたのはコレが初めて。この時に出演した「ザ・ベストテン」でのライブ映像は今でも語り草である。
そして、時を経て2008年。ニコニコ動画やyoutubeなど動画共有サイトを中心に、様々なアーティストの楽曲と本曲をマッシュアップするというリミックスブームが発生。特にニコニコ動画では盛んに行われており、彼もIKZOという名前で親しまれるほどであった。本人も好意的に受け止めるばかりか、マッシュアップ製作者らと共同でマキシシングルを発売するなど、えらくノリノリであった。