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チンポリオ・フェラッチィーノさんの発言一覧(評価・コメント) - ABC順 1-100
10CC
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チンポリオ・フェラッチィーノさんの発言一覧(評価・コメント) - ABC順 1-100
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10CC ★★ (2007-05-27 22:31:00)

成人男子の1回の射精量を4人分合わせると10CCとなる。


AC/DC ★★ (2007-10-06 09:48:00)

11月、12月に紙ジャケットでの旧譜再発が決定したそうである。
とりあえず、私のもっていない「ロック魂」と「悪魔の招待状」(邦題の
ほうがしっくりくる!)を購入予定である。前回は来日記念だったが、
今回は?


AC/DC - Let There Be Rock - Let There Be Rock ★★★ (2007-12-23 12:54:45)

究極のロック・アンセム。
神は彼らにロックを与えたもうた。そしてシドニーの悪童
たちは世界にロックを伝える伝道師となったのである。
神々しいまでの荒々しさは1977年という不毛の時代に
正真正銘の「ロック魂」を聴かせてくれる。
ライヴでの迫力はもはや前人未到の域に達している。
これを目の前で聴かされてヘッドバンギングできなければ
ロックとは縁がないと思ったほうがいい踏み絵の曲だ。


AEROSMITH - Permanent Vacation - Permanent Vacation ★★ (2010-09-05 20:48:43)

スティールドラムを導入しトロピカルとファンクの融合を図った
野心的なナンバー。ドラッグもアルコールもない環境でさしものエアロの面々もタイトなレコーディングに疲れカリブ海でバカンスをと言う思いが図らずも表れたのだろうか。しかもタイトルトラックなのだからシャレが効いている。もちろん彼等は休暇に入ることもなく世界を再び席巻してゆくのである。


AIRPLAY - Airplay - She Waits for Me ★★ (2006-09-19 23:55:10)

ジェイ・グレイドンのPAST TO PRESENTアルバムにデモが収録されていて久々に聞いたけど、やっぱり最高のサウンドを出している。


ALCATRAZZ - Disturbing the Peace ★★ (2008-01-08 23:04:00)

RAINBOW+ZAPPA(そのまんま)のサウンドだが、VAIのドレッド・ヘアを初めて
写真で見て「だめだこりゃ」といかりや状態だった私も聴きこんでいくうちに
とりこになってしまった。
とはいっても最初の評価は地味、の一言。チャートでも惨敗し玄人うけ、通好み
の烙印を押されてしまったが、私はよろこんで通好みの汚名を甘受しようと思う。
色でたとえるなら私はあえて「カメレオン」と呼びたい。


ALCATRAZZ - Disturbing the Peace - Stripper ★★ (2012-09-16 11:25:57)

初めて聴いたときには「派手なKeyソロだ」と思っていたが・・・
このソロでVAIはHM/HR界での地位を確固たるものにした。


ALLAN HOLDSWORTH - Velvet Darkness ★★ (2007-10-21 22:52:00)

1stソロアルバム。彼のルーツがコルトレーンにあることは知られているが、その片鱗を見せている。立位置は完全にフュージョンで、実際リズム隊はアルフォンソ・ジョンソン、ナラダ・マイケル・ウォルデンだ。ライナーを見るとアル・ディ・メオラの
ライバルのように書かれているのが面白い。採譜まで載っており当時のシーンを物語っている。30分ほどの作品だが、充分彼の個性はでている。本人は気に入っていないらしいが・・・


ANGEL - Angel - Tower ★★ (2010-01-14 23:42:43)

並のプログレ・ハードバンドよりもはるかに「らしい」ロックをやっていた初期の彼等の代表曲だ。ジェフリアの華麗なkbdワークはもちろんだがなによりもアメリカンでありながら強烈にブリティッシュしているところは彼等の唯一無二の個性だ。しかし時代は彼等に微笑まなかった・・・


ANGEL - On Earth as It Is in Heaven ★★ (2014-01-04 20:20:49)

日本での人気とは裏腹にアメリカでは鳴かず飛ばずだった彼等がエディー・クレイマー
をプロデューサーに迎えアメリカでのヒットを狙った3rd。へヴィ―な⑤などにその
成果はでており、大作志向からコンパクトかつキャッチ―な方向へのシフトにより、
ある程度のチャートアクションは残したという。当時封入されていたポスターのメンバー
も上半身は白装束だが、下半身はGパンであり、ビジュアルも意図的にチェンジを図って
いたのであろう。
しかしグレッグ・ジェフリアのKEYプレイはそこかしこで閃光をはなっており、
また⑩のような初期の面影を残す佳曲もあり、全体的にはこの路線変更は成功と言えるで
あろう。これであの悲劇の来日公演(途中でプロモーター夜逃げ)さえなければ・・


ARMAGEDDON (70'S) - Armageddon ★★ (2007-04-14 00:04:00)

最強のドラマーと最強のギタリストが組んだ最強のバンド。
その間に挟まれたk・レルフのへたうまVoも味があってgoodである。
オープニングから最強タッグが暴れまわっている。が、一転叙情味
あふれる②でホロリとさせるところなど芸が細かい(レルフの声は
こういうナンバーでこそ実力を発揮する)。残念ながら時代の波に
埋もれてしまったが多少音が古臭くても私はその古臭さにたまらない
愛着をおぼえるのである。


ARMAGEDDON (70'S) - Armageddon - SILVER Tightrope ★★★ (2007-04-14 23:06:02)

まさに金字塔的1曲。イメージするのは満月の秋の夜の
高原といったところか。静かなイントロから徐々に盛り上がっていくなかでコールドウェルのDrも静寂を演出(しかしやはり重い!)している。これだけの曲を書けるバンドが消えていくとは
不幸な時代である。


ASIA - Alpha - Midnight Sun ★★ (2007-10-28 20:19:55)

ここで聴かれるサウンドを何と表現してよいものか。
かぎりないイマジネーションを広げさせる荘厳なイントロ、ハウのすばらしいG・ソロなど聴かせどころは多いが、サウンドには一本筋が通っておりベテランらしい手堅い作りだ。「ALPHA」の特にB面はASIAの作品群の中でも最高の流れを我々に提示してくれる。すべてが名曲であり、永遠に残るマスターピースだ。もうこのマジックが復活することはないのであろうか?


ASIA - Astra - Voice of America ★★ (2009-07-19 19:28:20)

当時隠遁生活を送っていたビーチボーイズのブライアン・ウィルソンに捧げられたナンバー。分厚いハーモニーは彼等が「スマイル」を再現しようとしたのであろうか。はたまた再度の全米制覇の野望をこのナンバーに託したのか?それは結局かなわなかったがそのスピリットはいまも確実に我々の心に残っている。時代を
超えて、世代を超えて名曲は語り継がれる・・・


ASIA - Astra - Wishing ★★ (2007-10-28 20:42:46)

この歌には希望がある。悲しみに打ちひしがれながらも前を向いて生きていこうというポジティブなメッセージがある。さあみんなで涙をぬぐってエンディングを大合唱しようではないか。


ASIA - Phoenix ★★ (2008-05-12 20:27:00)

まったく期待していなかった分楽しめる内容だ。所々どこかで聞いたようなメロディ
が出てくるが4人の真剣度が思ったよりも高く、それがやっつけ仕事に終わって
いないさすがのクオリティを我々に提示している。
「ASIA」や「ALPHA」とはやはり比べられないが、彼らの存在感は充分に示した
1枚だ。願わくばこのまま続けていってもらいたい。ただしこれ以上AOR化すれば
見切りをつけられることは忘れないでほしい。


BLACK SABBATH - Mob Rules ★★ (2010-06-08 23:18:00)

ある評論家が「前作との色合いの違いはギーザーが曲作りにどれだけ関与していたかだ」と語っていたがなるほどと思っている。考えてみれば前作で一時ギーザーはバンドを離れており、またヴィニー・アピスという新しいリズム・セクションのパートナーを加えたことによる相乗効果もあるのだろう。このアルバムはギーザーのアルバムであると言い切れると思う。雑食性の強いアイオミが主導していれば前作のパート2的な内容となっていたはずだ。ならばギーザーこそ真のサバスと言えなくはないか。当初の悪評も30年近く昔の話であり、いまや「このアルバムこそが真のロニー・サバスだ!」と言う意見に頷かれる方も多いのではないか?


BLACK SABBATH - Never Say Die! ★★ (2007-02-18 21:49:00)

「今回もまたトニーがプロデューサーを務め、苦痛なほどゆっくりとした
レコーディングとなった。それはトニーが`磨きに磨きをかける'と言い張った
ためで、あまりに磨きすぎたため彼らのサウンドの表面は大理石のようにスベスベ
でなまらかになりすぎてしまったのだ。」・・・・罪と罰:オフィシャル・オジー
オズボーン・ストーリーより(1986年)
当時の評価はそんなものであった。確かに散漫な出来ではあるが、当時の状況下
で彼らはやれるだけのことはやったと思う。私はこれも「あり」だと思う。


BLACK SABBATH - Sabotage ★★ (2008-01-14 19:36:00)

次第にガタガタになり始めたバンド内部のカオスがそのままサウンドに反映している。
このブルータルなサウンドはどうだ。1975年の段階でこんな音を聞かされては
のちのパンク・ムーブメントなど子供の遊びも同じだ。たしかに色々実験している
のは確かだが、バンドで主導権を握り始めたアイオミとそれをよしとしないオジーの
戦い(になっていないだろう、苛立ちか抵抗?)はかくも凄まじいサウンドを作り
出した。しかしこんな関係が長く続くはずもなく、メンバーはひたすらドラッグと
アルコールの世界に逃避していくのである。


BLACK SABBATH - Sabotage - Megalomania ★★ (2008-01-14 19:43:51)

この曲に限らず「SABOTAGE」のナンバーは一番狂気度が高い。
オジーの表現力、アイオミの構成力は凄まじい。歌詞はオジー
だろうか?だとすれば彼が当時見ていたものをそのまま投影
したのだろう。そしてその後の破局も。


BLACK SABBATH - Technical Ecstasy - Dirty Women ★★★ (2013-05-24 18:23:03)

今回の再結成ライブでも初期の名曲に交じって堂々とクライマックスでプレイされている。
(オズフェストジャパンは見ていないが)
所々で出てくるオジーのソロ活動の「元ネタ」の数々が微笑ましいが、メロディアスで
ドゥーミーという要素を高いレベルで両立させているのはさすがだ。
しかし当時は「こんな曲はサバスではない」の一言で片づけられ、アルバム共々
正当な評価を得ることはなかったのである。

だが40年を得てようやくこのナンバーにもスポットライトがあたる日が来た。
喜んでいるのはマニアだけではない。


BLACK WIDOW - Sacrifice ★★ (2008-02-01 16:17:00)

ステージでは生贄の美女を全裸にし横たえて銀の剣を突き刺すパフォーマンスで
話題を呼んだ彼らだが、サウンドは多彩な要素を内包したある種実験的なものと
なっている。ジャズありサイケありプログレありで的が絞りきれていない印象を
受けるが彼らの黒魔術はそのシアトリカルな儀式的ライヴパフォーマンスにその
真骨頂があったわけで、サウンドだけで黒魔術色を見出すことは難しい。
しいて言うならば明るい黒魔術か?徹底的に黒魔術を極めたSABBATHとはやはり
差がついてしまったが、それでも完成度は高い。
当時のライブをぜひ見たかった。もっともドラッグの助けなしに狂乱の宴に
最後まで参加できたかはわからない・・・


BLACK WIDOW - Sacrifice - In Ancient Days ★★ (2008-02-01 16:06:36)

名盤「Sacrifice」のオープニングナンバー。音だけ聴いていると
ジャズ・テイストの強いプログレナンバーとの印象だが、黒魔術
をイメージとして取り入れていたにすぎない彼らのサウンドの
本質はサイケデリックであり、ジャズであり、ソウルだ。それが
一番でたナンバーではないか?


BON JOVI - New Jersey - Blood on Blood ★★ (2008-01-27 22:32:50)

ニュージャージーの片田舎で血盟を交わした少年たち。
月日は流れようともその誓いは永遠だ。
BON JOVIが自らのルーツをR&Rに託したことを告白する
アンセム的名曲。やはり生き残るバンドには必ずこの手
のナンバーが存在するのだ。


BOSTON ★★ (2007-03-11 23:03:00)

読売にも訃報は出ていた。彼らの偉大さが伝わってくる話ではないか。
私も今夜は3rdを聞きながらウイスキー片手に静かに冥福を祈りたい。
R.I.P BRAD


BOSTON ★★ (2013-10-18 23:53:00)

Stone Furyに続いて衝撃は続く。なんとBOSTON号が11年ぶりの帰還を果たすのだ。
しかも帰還予定は同じ12/18 「星のように輝いて」「過去を振り返らず」・・
この二つの事件は我々に「待つ」ことの尊さを教えてくれる。

12/18は前日からショップ前に泊まり込むか・・


BOSTON ★★ (2014-04-21 23:25:25)

新譜が出ただけでも驚きであったが、勢いあまって来日してしまうとは・・
しかし35年ぶり云々は別としてこれだけのマニアが彼等を待っていた事実に
まず素直に敬意を表したい。
10月まで常に「愛と希望」を忘れずBOSTON号との遭遇を心静かに待ちたいと
思う。


BOSTON - Corporate America ★★ (2007-11-28 16:16:00)

デルプ追悼のつもりでこのアルバムを聴くつもりがうっかり忘れていて・・・
今聴いているがデルプを含めた3人のヴォーカルを擁しながらサウンドは
まぎれもないBOSTONのものだ。オルタナっぽい曲も散見されるが、劇的な
⑥は名曲だと思うしこれもまたBOSTONである。しかし最大の問題点は実は
⑩が一番いい曲だという点だろう。
と言っているうちにこのアルバムがリリースされはや5年。あと3年後には
我々はまたBOSTON号の宇宙よりの帰還を見るわけだ。そのとき世界はどう
なっているのだろうか。環境破壊を嘆くショルツの声は届いているだろうか?


BOSTON - Walk On - Surrender to Me ★★★ (2009-05-21 23:33:12)

天地を揺るがす超弩級なgリフはどうだ。サウンドの津波に
我々はなす術なく飲み込まれてしまう。またプログレッシブ
でもあるところがボストンならではだ。王道というにはあまり
に過激でメタリックというにはあまりに繊細なサウンド。
彼らにしかできない唯一無比のものだ。


BRIGHTON ROCK - Young, Wild and Free ★★ (2007-04-30 10:15:00)

1986年ワーナーカナダが満を持して放つ期待の新人!メンバーは各種コンテスト
荒らしで名を挙げたテクニシャンぞろい、プロデューサーはマイケル・ワグナーと
お膳立ては整った・・・はずだったが惨敗に終わったファースト。当時TESLA
の1stと同時に購入して、私はこちらの方がピンと来た。Voがヒステリックすぎた
のか、ルックスがそれほどでもなかったのかはわからないが、売れなかったのが不思議
な充実した内容である。なんといっても曲がいい。メロディアスな②、グルーヴィーな
⑦、⑧(個人的にこの流れがマスト)一転ヘビーに押す⑨、⑩など利きどころ満載だ。
最近80年代のHM/HRアルバムがCD化されつつあるが、この作品も・・ないか。


BRYAN ADAMS - Reckless - Somebody ★★★ (2007-12-08 10:52:25)

シンプル・イズ・ベストをこれほどうまく表わした曲もそうは
あるまい。Synの使用はあるが、骨格はただのロックンロールだ。
疾走感と哀愁を同時に表現した名曲といえよう。熱いライブ
パフォーマンスをそのまま収録したPVが強烈な印象として残って
いる。みんな誰かを求めているのだ・・・


BUCK-TICK - 極東 I LOVE YOU - 極東より愛を込めて ★★★ (2007-12-05 00:41:34)

究極の愛についての歌は数あれど、最高峰のひとつがこれだ。
ドラマティックなサウンドに家畜人ヤプーをイメージさせる
歌詞。日本が世界に誇れるサウンドだ。東洋と西洋の見事な
調和と融合だ。


CAIRO - Cairo - Season of the Heart ★★★ (2007-01-21 23:16:57)

このような曲を書けるバンドが売れないのだから、今のシーンが
いかに不健全かがわかる。メロディアスながら複雑な展開を見せるこの曲は彼らの持ち味がすべて出ているといっていい。DT等とくらべるとより産業ロック色が濃いが逆に押し付けがましくなくていい。泣きのギターのかもし出す雰囲気が絶品!


CAIRO - Conflict and Dreams - Then You Were Gone ★★★ (2013-12-10 00:46:56)

何かを予感させる不穏なイントロからの導入部、ドラマの予感はやがて確信に変わる。
さらに革新に満ちたサウンドはしなやかに、しかしフックを秘めながら永遠に
続いていくような錯覚を起こさせる。エネルギーの創造をこれほど感じさせるナンバー
は数少ない。中間部のジャジーな展開からのエンディングにむけての怒涛の展開も
圧巻である。やはりこのバンドはドリームシアター以上の可能性を持っていた!


CAIRO - Time of Legends - Underground ★★ (2006-09-13 13:15:10)

緊迫感あふれるイントロ。オルガンを多用した中盤。まさにプログレッシブだ。90125YESの影響が感じられるが、充分個性は出している。


CAPTAIN BEYOND ★★★ (2013-09-01 18:11:55)

このアルバムがデュアン・オールマンに捧げられていることからも
わかるとおり、実はオールマン・ブラザース・バンドに色濃い影響
を受けた彼等はやはりブリティッシュというよりはアメリカンロック
として語られるべきだ。(同じキャプリコーンレーベルと契約。
デュアンの推薦だったそうだ。)
中でもすべての曲を書き、すさまじいドラムを聞かせる
コールドウェルが間違いなく主役。脱退後の彼等の末路はしごく
当然である。個人的なフェイバリットは⑦から⑧、⑨への流れで
あろうか。アイアン・バタフライ組が亡くなってしまったので、
再結成は夢と消えたが、いまでもこのアルバムの輝きは色あせない。


CHAR - Char - 朝 ★★★ (2007-02-22 23:50:50)

美しい男女コーラスとラテン風ピアノが印象的な異色曲
だが、サウンドはしっかりCHARだ。ドライブのお供
には最適な1曲ではないだろうか。2ndの「夜」と対
になっており、曲調も似ているが両方聞くべきだ。


CHEAP TRICK - Heaven Tonight - Surrender ★★ (2008-04-18 20:17:20)

J・レノンにも評価されたニールセンのコンポーザーとしての
魅力の結晶的作品。彼らのすごいところはどんなナンバーでも
非常にライヴ映えするところだ。それは単なるポップさだけで
はないエッジと毒がちりばめられているからではないだろうか
?


CHRISTOPHER CROSS - Christopher Cross - I Really Don't Anymore ★★★ (2007-10-12 21:22:20)

なにはなくともラリー・カールトンのギターソロだけで、超名曲たる資格充分と言えよう。完璧な構成、音数は決して多くないが情景が浮かんでくるギターソロだ。これは多いようで、実はなかなかない。このアルバムにはエリック・ジョンソンもギターソロをひいているが、こちらの方がアルバムにあっている。ギターソロばかり書いたが、ドラマティックなイントロから一転突き抜ける明るいサビへの展開は見事。この1曲だけでアルバムを買っても損はない。


CLAWFINGER - Clawfinger (2014-12-11 20:55:05)

今の時代からすると古臭く感じるヘビィなリフとヒップホップヴォーカル、そしてデジタルな
ビートの融合ではあるが時折繰り出すエキゾチックなメロディやキャッチーな歌メロは
北欧出身のアイデンティティを十分に主張している。


COLOSSEUM - Live ★★ (2010-05-15 20:22:00)

ブリティッシュ・ジャズ・ロックシーンの金字塔的作品。一線を越えたC・ファーロウのVoにまず圧倒されるがクレムソンのgもグリーンスレイドのKeyもみずからのすべてのもてる力をそそぎ込んだ緊迫感のあるサウンドを展開している。そして・・神の領域に近いハイズマンのDs。すべてのナンバーでサウンドの起爆剤となり、かと思えば熱を冷ますクールさも兼ね備えたプレイはやはり解散前の爛熟した彼等の状況にしか生み出せなかったのであろうか。並のHRバンドを鼻毛の先で吹き飛ばすガチンコライブ。絶対に聞くべきだ。


COZY POWELL - Over the Top - Sweet Poison ★★★ (2007-10-22 16:34:20)

しなやかなM・ミドルトンのローズピアノ、それに絡みつくJ・ブルースのベース。このイントロは最高だ。朝焼け、もしくは夕焼けの海岸を思い起こさせる叙情的なサウンドである。一転力強い後半はコージーお得意のフレーズが楽しい。凄腕のメンバーに囲まれリラックスしてプレイできているようだ。BBCのライブの海賊版は音質が悪いせいもあっていまいちの出来だが、完成度の高さを損なうものではない。
改めて名曲である。


COZY POWELL - Over the Top - Theme 1 ★★ (2007-10-22 16:26:27)

もともとBBCのニュース番組のテーマ曲として作られたもの(だからタイトルがTHEME ONE)高揚感のある曲だが、私の世代としては格闘技系よりも"韓国の猛虎"大木金太郎のテーマとしての印象が強い。


DAVID SYLVIAN - Gone to Earth - Wave ★★★ (2014-05-06 10:25:40)

ロバート・フリップをして「WaveはHerosに匹敵する曲だ」と言わしめた傑作。
ここで聴けるのは、静かなる情念、内に秘めた情熱。フリッパートロニクスを
私は「大河の音」と呼んでいるが、まさに悠久のサウンド。人間のもつ
感情を冷たく冷ます感覚がたまらない。
さらにシルヴィアンのすさまじいまでに熱い歌詞が躍る。こんな直接的な歌詞は彼にとっては
珍しい。かぎりなくイマジナティブで瞑想的なサウンド。この曲を聴くときはも真夜中、
一人で部屋を真っ暗にして五感を研ぎ澄まして全身で受け止めることをお勧めする。


DEEP PURPLE (2012-07-17 23:03:33)

また一つの時代が終わった。などという生易しいものではない衝撃だ。
いったい我々はこれからどうすればいいのか。途方に暮れてしまう。リッチーや
カヴァデールと壮絶に戦った雄姿はもう本当にDVDの中だけの世界になってしまった。
このやるせなさ、無力感、死を前にして我々はかくも無力だということを改めて
思い知らされる。彼こそはロック・オルガンの始まりでありすべて。
ただ冥福を祈るばかりである。


DEEP PURPLE - In Concert - Wring That Neck ★★★ (2008-05-25 20:55:07)

私にとってWRING THAT NECKといえばこのヴァージョンだ。
ガチですごかった70年の一瞬を切り取った記録がこうして
残されていることに我々は感謝しなければならないし、「LIVE
IN JAPAN」ほどキャッチーな出来ではないが、このころの
彼らはまさに音の塊そのままをぶつけて来ている。それを
そのまま受け止めてしまうのはかなりの体力がいる。
本当の火花散るプレイとはこのことを言う。


DEF LEPPARD - Adrenalize - Personal Property ★★ (2006-11-03 13:23:02)

J・エリオットのシャウトからギターソロに入っていく所がすばらしいカタルシスを味あわせてくれるこのナンバーはストーカーソングとしてもすぐれている(笑)LEPS節はこの曲でも健在だ。


DEF LEPPARD - Euphoria - Day After Day (2008-06-21 11:48:47)

アルバム中異色のダークでミステリアスなナンバー。
当初はエンディングだったと言うがパスしたのは正解。
続くKINGS OF OBLIVIONとの対比がより明確になり面白い。


DEF LEPPARD - Hysteria ★★ (2008-05-24 11:07:00)

このアルバムが発表されはや21年。当時初めて聴いたとき、これまでとは異質
な物を感じた。あきらかにロックは新しい時代に入ったとうすぼんやりではある
が感じていた。80年代の象徴、バブルの徒花といわれようがあの時の不思議な
感覚はいまもはっきり覚えている。このアルバムがエヴァーグリーンなのは単に
作りこんでいるだけではなく、自らのルーツにリスペクトを忘れていないからで
あり、その真摯な態度がこの名盤を生んだ原動力と言える。


DEF LEPPARD - On Through the Night - Rock Brigade ★★★ (2013-07-18 23:48:54)

勢い余ってエリオットのヴォーカルが裏返ってしまっている箇所もあるが、
上記の方々が書かれている通り、「若さあふれる」「瑞々しい」サウンドが
ここにある。NWOBHMの枠より最初からはみ出しまくっていた彼等の
視線は最初から大いなるアメリカに向けられていた。そして彼等の前には
ただ栄光への一本道が約束されていたのである。VIVA!


DEICIDE - Till Death Do Us Part ★★ (2009-11-22 11:02:00)

ベントンのパーソナルな問題が影響してか歌詞の内容がこれまでになく
内証的なものになっているのが興味深い。メロディックなgソロは
減ったものの一時期の停滞振りを考えると雲泥の差がある。
活動休止は残念だが信念をまげない彼等のこと。すぐにまた復活するだろう。


DEVIN TOWNSEND (STRAPPING YOUNG LAD) ★★ (2006-09-12 23:51:00)

THE NEW BLACK 国内版リリース決定!


DEVIN TOWNSEND (STRAPPING YOUNG LAD) - Biomech - Life ★★★ (2007-11-14 23:14:37)

限りないメロディアスさと、その中に隠れている狂気との絶妙なバランスの上に成り立った名曲。何年たっても色あせない永遠のエバーグリーンだ。浮遊感に身をゆだねているとそのまま帰ってこれなくなるかもしれないので要注意。


DEVIN TOWNSEND (STRAPPING YOUNG LAD) - Physicist - Victim ★★ (2014-11-12 17:23:34)

奇想天外なリフにオーケストレーションまでぶち込んで引っ掻き回し
「俺はスーパースター」と言う呆れた歌詞を繰り返し放り投げてよこす。
悪夢のような、はたまた誇大妄想狂の極みともいえるサウンドは完璧で自分の
場合はなぜか性欲がビンビンに湧いてきてしまう。自分をさらけ出した快感、
男娼願望がこのナンバーから、またこのアルバムから強く感じられる。
容易に立ち入りを許さない世界ではあるが、一度身を委ねてみればあなたの
知らない世界が垣間見えることだろう。


DIAMOND HEAD - Canterbury - I Need Your Love (2007-09-29 10:25:16)

これは異色作だ。DOKKENと見紛うばかりのイントロ、コーラス、淡々と刻まれるリフ、シングルカットしてヒットをねらったのだろうか?バンドのイメージとはまったく違う作品だが面白い。曲自体もよくできている。


DIAMOND HEAD - Lightning to the Nations - Sucking My Love ★★ (2008-12-28 19:53:55)

このへんてこな感覚はなんだろう。よく聞くとS・ハリスのVOはひとつもバックのメロディと融合していない。他のナンバーにも言えることだがこの曲は極めつけと言えよう。ただしだからと言って駄曲と言うのではなく究極のミスマッチ、乱調美を味わうものとしてはなかなか右に出るものはないと考える。
しかし聴けば聴くほどストレンジなナンバーだ。そして名曲だ。


DIO ★★ (2010-05-17 22:54:00)

1985年1月私はDIOのLIVEを大阪厚生年金会館で見る予定だったのだがかの「音楽舎事件」によりチケットが紙切れとなってしまい見れずじまい。その後もとうとう生の姿を見ることはできなかった。ブラックモアをして「もっとも優れたヴォーカリスト」と言わしめたDIOの熱唱は二度と聞くことは出来ない。いまごろCOZYと再会してよもやま話に花を咲かせているだろうか。ちょうど先日購入したMOB RULESのSHM-CDを今夜のBGMとしたい。


DOKKEN - Back for the Attack - Sleepless Nights (2012-08-19 17:36:10)

おそらく彼等の中でも唯一のブルージー&グルーヴィーなナンバー。
この路線で行ってほしいと思うファンは誰もいなかったであろうが、当時
のブルーズブームの先駆けとしての意図があったのかはわからない。
ま、箸休めの一曲としてはいいだろう。


DREAM THEATER - Awake - Caught in a Web ★★ (2007-03-25 23:26:33)

うねる、うねる、グルーヴ・・・・
ラブリエのVoがバックと一体化した数少ない一曲。
グランジの洗礼を受けなければこのような曲には
ならなかったのだろうか。はたまたラブリエが
作曲に関わっていたというのは本当だろうか?
うーん、わからない。


DREAM THEATER - When Dream and Day Unite ★★ (2007-03-07 23:59:00)

個人的にラヴリエのVoが押し付けがましい。暑苦しい(顔も暑苦しいが)と感じている
私にとってドミニシのVoはインスツルメンタルと一体化しておりこの手の曲によくマッチしていると思うのだがいかかだろうか?曲自体無駄に長い最近の曲よりもコンパクトで起承転結かつフック満載である。しょせんこのバンドの最高傑作はこのアルバムか3rdと考えている少数派の私の一意見にすぎないが・・


DURAN DURAN - Duran Duran (The Wedding Album) - Breath After Breath ★★★ (2007-10-27 23:24:41)

名曲ぞろいのアルバムの中でも一際異彩を放つナンバー。愛を無くした世界を憂うべくブラジルの鬼才ミルトン・ナシメントを招き、ポルトガル語の歌詞を取り入れて人々にコミニュケーションの大切さを説いている。サウンドもブラジリアン・フレイバー溢れる神々しさすら漂う内容だ。この曲を聴くたび私はこの狂った世界で明日も生きていこうという勇気をもらう。そして殺伐とした世界に光あれと祈るのだ。


EAGLES - Desperado - Desperado ★★ (2007-10-27 20:40:41)

ドン・ヘンリーのヴォーカルはやはりこういうタイプの曲でこそ真価を発揮するという好例。イントロを聴いただけで名曲だと思えるのが真の名曲だが、このナンバーはまさにそれだ。


ELECTRIC WIZARD - Come My Fanatics... ★★ (2007-10-31 23:11:00)

ウルトラへヴィと評される彼らのアルバムだが、根底にあるのはブルーズであり、
へヴィでいてアグレッシブなサウンドは深夜一人で暗闇の部屋で聴くのに適している。
中ジャケにはA・クロウリーの写真がインサートされている通り黒魔術の儀式的効果
も彼らはねらったのだろうか。ならばそれは正解だろう。


EMERSON, LAKE & PALMER - Brain Salad Surgery ★★★ (2014-05-13 20:59:23)

ギーガーの訃報に接したこともあり、コメントしようと思う。
シンセサイザーを使用しながらも、決して人間味を失うことなく、
逆にクライマックスで機械と人間の決戦を描いてしまうあたり、
いい意味での開き直りが感じられる。
とにかく全編カラッと明るい雰囲気で、そこがいたずらに思索を強いる
他のプログレバンドと異なるところ。壮大な「悪の教典」についてはさんざん
言い尽くされているので、私のようなひねくれ者はいつ聞いても厳粛な気持ちになる
①や、レイクのロマンティシズムの結晶である③などにのめりこんで
しまう。
いずれにしてもまた一つの時代が終わったという印象だ。あの荘厳な時代が・・


EMERSON, LAKE & PALMER - Emarson,lake & Powell - Love Blind ★★ (2007-10-23 23:45:23)

間奏ノのシンセ・ソロが印象的な佳曲。何と言うことのない出来ではあるが、さすがベテランだけあって若手にない重厚さを醸しだしている。それにしてもこんなポップな曲でもパウエルのドラムはやはり重い!


EMERSON, LAKE & PALMER - Emarson,lake & Powell - The Miracle ★★★ (2014-03-09 01:12:59)

重厚かつエピックなナンバー。The Scoreや「火星」だけに興味は集中しがちだが、
個人的にこのアルバムのベストトラック。ファンタジックな歌詞に乗ってレイクの
ヴォーカルも冴えわたっている。そしてパウエルのドラムは・・・80年代の
スターゲイザーと言えば言い過ぎだろうか。エマーソンもオルガンを駆使しながら
このヒロイックなナンバーを彩っている。ベテランらしい威厳とおごそかなる
オーラが全編に満ち満ちている。そして究極の曲展開。
今のロックが失ったものがここにある。
さすがだ。そして見事だ!


EMERSON, LAKE & PALMER - Works, Volume 1 - Fanfare for the Common Man ★★★ (2007-10-23 23:51:18)

雪のモントリオールオリンピックスタジアムで再び3人が集結したPVが印象的だ。ヤマハDX-7の印象的な音色に導かれての演奏はエマーソン主導で進んでいく。実際レイクが目立たないのはもうバンドの行く末に見切りをつけていたからだろうか?終盤盛り上がってメインフレーズにリピートする瞬間はなんど聴いてもカタルシスを感じさせてくれる。


EMPEROR - Live Inferno ★★ (2009-07-04 00:54:00)

やや音がモコモコしているが彼等の復活を祝う闇の宴が克明に記録されている貴重欧なライブ。TOTALで150分にもおよびフルで聴くにはそれなりの覚悟がいるがさすがダレるところはまったくなく一気に聴かせてしまう。
しかしこうして聴き返してみるとその構成力、テクニック、いずれも稀有な存在であることがよくわかる。もっとプロダクションのよいサウンドで聴いてみたい。


ERIC TAGG - Rendez-Vous ★★ (2007-10-13 15:39:00)

ブルー・アイド・ソウルの名盤。スティービー・ワンダーのSongs In The Key Of Lifeに大きな影響を受けていたとのことで、なるほどメロディや曲の展開、特にシンセサイザーのアレンジなどはかなり「らしい」作りだ。ヴォーカルもこころなしかスティービー風。ただ違いはこちらはより洗練された都会のサウンドだということだ。アーバン・ソウルファンは必聴。


EXODUS - Bonded by Blood - Bonded by Blood ★★ (2008-01-30 23:34:28)

このVoは本当にクセになってしまう。
Gもそうだが、へたウマ(というよりほとんどヘタ)
なバーロフの声は歌というよりも呪文であり、
へたに聴くと石にされてしまう。しかし麻薬的魅力
も兼ね揃えている稀有なナンバーだ。


EYE HATE GOD - Confederacy of Ruined Lives ★★ (2007-02-25 23:29:00)

4枚目にして本邦デビュー作。ジャケットからして病んでいるがサウンドはもっと
病的だ。スワンプメタルが勢いあまってヘドロメタルになってしまった。泥の中で
コブラが戯れているかのごときサウンドはニューオーリンズと言う町の暗部を象徴
しているようだ。とにかく重い、かつネガティブな音だである。


FAIR WARNING - 4 (Four) - I Fight (2008-03-16 13:30:29)

演歌的なメロディは日本人の琴線に触れるというが、この
ナンバーなどは典型的だ。これ以上やるとクサ味にはまって
しまうというぎりぎりの展開で構成されている。そして
うなりをあげて泣くスカイギター。ここには日本的情緒が
あふれている。


FASTWAY - Waiting for the Roar - Kill Me With Your Heart ★★ (2009-02-22 00:41:23)

この曲も含めWAITING FOR THE ROARアルバムは完全にT・マニング
が仕切っている。Synやオーケストラの導入による壮大なまでの
音作りは「これがFASTWAYのやることか?」と当時思った記憶が
あるがやはり曲のよさに救われた。しかしE・クラークの戦術転換
もあたることなく彼らはLAメタルの渦の中に巻き込まれていく
ことになる。ただ彼らにエールを送った少数派もいた事実は
見逃せない。


FILTER - Title of Record ★★ (2010-01-16 20:12:00)

人を食ったアルバム名に困惑するが、内容はさらに驚きだ。インダストリアルでありながら、底辺にはかぎりないメロディが溢れ、蠢いている。日本ではまったく無視だったがアメリカで受けるのもよくわかるモダンな王道サウンドだ。ただモダン・へヴィネスファンにはメロディアスすぎ、HRファンにはモダンすぎた。せせこましい日本のリスナーのジャンル分けに泣いたバンドといえよう。たしかにカテゴライズしにくいがHRファンならば聴いて損はない内容だ。古典的な要素とモダンさのある種理想的な融合がここにある。3は名曲


FOCUS - Live at the Rainbow ★★ (2007-11-20 23:56:00)

ここで聴かれる世界はまさしく正気と狂気の分水嶺だ。ラフといってしまえばそれまでだが、いくところまでいってしまった彼らの姿は神々しいまでに輝いている。Hocus Pocusはジャズとクラシックとメタルの究極の融合として後世まで語り継がれるべき作品。初来日時の彼らはこれを上回るテンションだったと言われる。見たかった!


FOGHAT - Fool for the City ★★ (2008-07-15 23:10:00)

そのブギーサウンドはイギリスでは受けなかったが今聞いてみるとそれも当然で
この軽快かつシンプルなサウンドはひたすら大陸的だ。彼らもイギリスなど眼中
になかったであろう。
このアルバムも①,③を代表とするドライビング感に富んだサウンドに溢れている
が、一転⑦では小粋でおしゃれなAORナンバーも披露している。単なるブギーバンド
ではない。


G-FORCE - G-Force - I Look at You ★★★ (2007-03-03 22:47:27)

ゲイリームーアの数々のバラードナンバーの中でも個人的には
NO.1である。実際「パリの散歩道」は大仰な印象を受けて
しまう私は肩の力を抜けて聞けるナンバーによりひかれるのだ。
「ソング・フォー・ドナ」の2番煎じと言う陰口はこの際無視
しておこう。ギターソロもよくがんばっている。


G-FORCE - G-Force - The Woman's in Love ★★ (2009-06-23 00:22:09)

なんとおどろきのTom Scottの参加である。クロスオーバー
フュージョンの大家である彼が何ゆえにメタルアルバムで
Saxを吹きストリングスアレンジをしなければならないのか?
ま、これもMooreの趣味のひとつなのか。そんなハイブリッド
な感覚が爆発した異色曲。ただ異色というだけでなく
きっちりポップでキャッチーなナンバーに仕上げているのは
さすがだ。思い切ってシングルカットするという発想は・・・
なかったのだろう。


GARY MOORE - After the War - Led Clones (2008-03-29 20:43:01)

曲としては駄曲だが、houses of the holy や kingdom of
the snake なんてなんのヒネリもない歌詞がでてくるおバカ
さに免じて一票。コージーのドラムはこんな脱力ソングにも
カツを与えているのがさすがだ。


GARY MOORE - Back on the Streets - Parisienne Walkways ★★ (2014-02-17 23:21:34)

いまや日本で一番有名な曲のひとつとなってしまったが、SANTANAと間違っている人もいて
悶絶してしまった。知ったかぶりはするものではない。
で、GARY MOOREをもっと聞きたいという人がいたので「VICTIM OF THE
FUTURE」を勧めてあげた。ムーディなギターをたっぷり聴きたいというので・・・ ・・・
いいことをすると気持ちがいい。

それはともかくGARYを代表するナンバーであることは間違いない。しかしこの曲を選んだのが
本人かスタッフかは知らないが、いろいろな意味でハイブロウな選曲ではある。


GARY MOORE - Back on the Streets - Song for Donna ★★ (2007-12-18 17:49:40)

ムーアがギタリストとしてだけでなくヴォーカリストとしての
才能も非凡であることを見せる1曲。歌詞も奥深い趣があり、
ギターは天翔るごとくピュアなメロディを奏でる。エイリーの
keyもらしいプレイで思わずにやりとさせられる。それにしても
ムーアはこのようなほのぼのとしたナンバーを書かせると本当に
うまい!数こそすくないが、彼がコンポーザーとして一番輝く部分ではないだろうか?


GARY MOORE - Dirty Fingers - Hiroshima ★★ (2007-11-03 17:57:38)

ムーアの青臭い、しかし一途な戦争への怒りがストレートに出た
作品。いかにものアルドリッジのツーバス、ハーンのシャウトっぷりが80年代前半を象徴している印象があるが、力の入ったナンバーだ。D・アーデンが意地を張らずに当時リリースしていれば
NWOBHMはもっと盛り上がりを見せていたかも知れない。


GARY MOORE - Run for Cover - Listen to Your Heartbeat (2007-11-03 18:03:01)

確かこの曲にはN・カーターが絡んでいたような記憶があるのだが勘違いだろうか?キーボードの印象的な使い方など異色曲だが、海賊版で聴くとG・ソロなどもなかなか攻撃的で悪い曲ではない。のちの一瞬のモダン路線の先駆的作品。


GENESIS - Foxtrot - Watcher of the Skies ★★★ (2009-03-11 20:19:32)

天空を浸すかのごとき荘厳なメロトロンの響きとそれと対を
なす地鳴りのようなリズム。おお、ここにはブリティッシュ
ロックのすべてがある。みずからを天空の番人と名乗った
ゲイブリエルにはこのちっぽけな惑星の表面で蠢く我々がどう
写ったのであろうか?


GENESIS - Invisible Touch - In Too Deep ★★★ (2007-03-26 23:03:01)

タイトルトラックははっきり言ってつまらない。
軽すぎる。むしろその他の曲に佳曲が多いと言うことは誰も
思わないのだろうか?その代表がこのナンバー。
バンクスのKeyソロがキース・エマーソンのソロ風
で微笑ましい。しかし重厚さは失っていない。


GENESIS - Seconds Out ★★ (2007-03-28 23:14:00)

邦題は「幻惑のスーパーライヴ」このタイトルがすべてを表している。
とにかく圧倒的なテンションの高さと演奏のタイトさ、全人類必聴とは
このことか。たしかにガブリエル不在の瞬間を思わせる場面もあるが、
チェスター・トンプソンとビル・ブラフォードという強力なサポートを
得てヴォーカルに専念しているコリンズの奮闘がひしひしと伝わってくる。
「Cinema Show」でのドラム・バトルはまさに座りしょんべんものだ。


GENESIS - Selling England by the Pound - The Cinema Show ★★★ (2008-02-13 23:19:57)

ロックミュージックと名のつく音楽の中でこれほどドラマティックで華麗なKbdソロを私は知らない。ライブではさらに劇的だ。
バンクスの評価は地味だが、エマーソン,ウェイクマン、ロード
と言った有名どころにもまったく引けをとらないのはこの曲を
聴くだけでわかってもらえると思う。もっともブリティッシュ
ロックを体現したバンドのもっともブリティッシュな一曲。
もちろん全体のアンサンブルも完璧だ。「いったいブリティッシュロックとはなにか?」と疑問をもつ人はこの曲が最適な答え
となるだろう。


GENESIS - The Lamb Lies Down on Broadway - It ★★★ (2007-10-14 23:02:08)

これはGENESIS版ハードロックだ。聞き手を覚醒させるサイレンのごときシンセサイザー、複雑ながら軽やかなリズム、ギターなどが渾然一体となって音の津波となって劇的な高みへと誘う。ライブではエンディングがそのままWatcher Of The Skiesのイントロにつながりさらに劇的になっている。当時のライブを見たかった!


GEORGE BENSON - Breezin' ★★ (2008-04-06 16:40:00)

ソフト&メロウとはどのようなものか?という疑問にパーフェクトな
答えを出してくれるアルバムである。とにかくウォームトーンなGだけ
でドライブのお供は決まったようなもの。唯一のヴォーカルナンバー
②でもソウルフルなヴォーカルを聞かせてくれ売れないほうがおかしい
と言った内容で世界的なヒットとなった。冒頭にソフト&メロウと書いた
がそれだけではなくジャズ、さらにダンスビートにまでその範疇を
広げたサウンドはAORの先駆的存在としても高く評価されるべきだ。


GREAT WHITE - Once Bitten - Save Your Love ★★★ (2013-04-28 00:30:30)

歌心という言葉は演歌の世界かと思っていたが、このナンバーはまさに歌心を
具現化している。LAメタル戦士たちはいくつもの名バラードを残したが
その最右翼に位置する。この美しさの前ではあらゆる褒め言葉が陳腐になる。


GUNS N' ROSES - Appetite for Destruction ★★★ (2014-10-04 17:39:29)

格が違う。オーラが違う。スピリツトが違う。何もかもが既存のバンドと
桁が違う。初めて聴いた時に抱いた印象は今も変わっていない。とにかく
規格外の存在感であった。さらに有名なNYでのLIVE映像の絶大な
インパクトが拍車をかけた感があると思う。あのアクセルのムーヴは
みんな一度は真似をしたものだ。これだけのアルバムが出てしまえば
その後のシーンはぺんぺん草もはえない。我々だけでなくLAメタル
そのものに引導を渡した1枚である。そして実は彼等自身にも大きな
呪縛が架けられた。功罪相半ばするアルバムだ。


HALFORD - Crucible - Hearts of Darkness ★★ (2007-01-10 23:30:03)

ダークかつミステリアスなナンバー。
シンプルな造りのアルバム中では異色とも言えるが
完成度は高い。私はイチ押し。


HATFIELD AND THE NORTH - The Rotters' Club - Share It ★★ (2008-02-29 23:09:28)

D・スチュワートのなんとも言えない音色のkbdソロで
瞬く間にカンタベリーワールドに誘われてしまう。つかみ
としては申し分ないナンバー。R・シンクレアの叙情的と
いうかとぼけたヴォーカルとバックのアンサンブルとの
相性もばっちりだ。1年に1回必ず発作的に聴いてしまう
ナンバーだ。


HAWKWIND - Space Ritual ★★ (2008-04-13 20:16:00)

なんといってもdisc1-②~⑤の怒涛の流れに完全KOだ。レミーの手数の多い
ベースが印象的だがメンバー全員LSDをばっちり決めてないとこれだけヨレヨレ
な音にはならない。しかしそのヨレヨレ感がまさに宇宙の祭典を演出している。
ライヴではさらに爆乳ダンサー・ステイシア嬢のパフォーマンス付である。
さぞや壮観であっただろう。ただし私はLSDはやったことがないのでいまだ
このライヴの真の理解は得られていない。


HEART - Bad Animals - Bad Animals ★★★ (2007-02-12 21:32:13)

バラードだのポップだの能書きを垂れている連中が多いようだが、HEARTの本質は間違いなくこの曲にある。初期HEARTを思わせるストレンジなメロディであるが。80年代のプロダクションの力を存分に発揮したこの作品はまさに金字塔である。この曲を評価できない限りHEARTは語れない。


HENRY COW - Concerts - Oslo ★★★ (2008-01-04 21:15:28)

まさに音楽の極北。CRIMSONとはまた違うインプロヴィゼーションのひとつの完成形だ。夜中に電気を消して一人大音量で聴くこと
をお勧めする。五感が研ぎ澄まされていくのが感じられるはず。
数々のインプロヴィゼーションとは違いその世界が最後まで拡散
し続けている。クライマックスでのダグマーの絶叫(絶頂?)は
この世すべての音楽に対するアンチテーゼであり、宣戦布告だ。


HONEYMOON SUITE - 13 Live ★★ (2007-11-10 20:12:00)

1994年8月19,20日彼らの地元トロントで収録され、95年にリリースされた
ライヴ。正直彼らに対する知識はさほどないが、地元と言うだけあってリラックスしてのびのびとしたパフォーマンスが聴ける。エンジニアとミックスはハリー・ヘスが担当しているせいか、どうもHarem Scaremっぽい印象だ。興味のある人はチェックしてみてはいかがだろうか?


HUMBLE PIE - Eat It ★★ (2007-08-25 23:37:00)

ピーター・フランプトン脱退。デイヴ・クレムソン加入という第二期パイの最高傑作ともいうべき作品。全編をスティーブ・マリオットのブラック・フィーリングで埋め尽くした強い意志が感じられる。特にスタジオサイドは新しいパイを存分に感じさせてくれる出来で劇的な①からストーンズ風の②を経てバラード③にいたる流れはいつきいても感動的だ。ハードロックとソウルの理想的融合がここにある。もちろん熱いライヴサイドも必聴。


IGGY AND THE STOOGES - Raw Power - Search and Destroy ★★★ (2007-09-18 16:10:52)

淫力魔人の淫力魔人による淫力魔人のためのマニフェスト。
もっとも原始的、呪術的な究極の破壊力、煽動力にあふれた
「ロック」の姿だ。あらゆる装飾を取り去った裸の(事実裸)
男の赤裸々な告白だ。ぶちきれたバックの演奏もすさまじい。


IRON MAIDEN (2013-03-14 23:08:27)

偶然にも先日STRATUSのアルバムを購入した所だった。
不幸な病によって第一線を退いてから30年弱・・彼の栄光と波乱の生涯に
敬意を表して今日はこれから「THROWING SHAPES」を
聴くことにしたい。