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PATH OF SUICIDE (2007年)
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PATH OF SUICIDE
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解説 - PATH OF SUICIDE
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1. Usher-to-the-ETHER ★★ (2012-03-17 22:37:10)

2007年発表の3曲入りCD-R。
と言っても20分以上あるので、ボリュームとしてはミニアルバム程度ですね。

路線は、音源のみを聴く限りではアジア産であることを殆ど感じさせない、典型的な鬱ブラック。聴き手を洗脳するようにゆったりと、ミニマルに叩かれるドラムに、ざらついた悲壮なリフと厭人の極みに達したような、SILENCER系の裏返り気味の絶叫が乗るスタイル。鬱感情だけでなく、妙な温かみを感じさせるリフのメロディからは、どこか「諦念」みたいなものが感じられるのが特徴。

また、どこかの音楽評論家が「アジアの音楽には独特の間の取り方がある」みたいに言っていた記憶があるんですが、3曲目のリズムなんかはそうした要素が少しだけ感じられますね。この独特なリズムがまたトリップ感を増してるように思います。ただ、歌詞は出来れば母国語の方が良かったなぁ…読むだけで英語苦手なのが伝わってくる(笑)。こんなネガティブな音を作り上げた人が、辞書と首っ引きで頑張ってる姿を想像すると微笑ましいですけど(笑)。

現段階では、例えばチェコのTRISTや、MAKE A CHANGE…KILL YOURSELF辺りに匹敵する…とまでは言い切れないものの、諦念の混じった鬱感情の表現は見事。韓国の鬱系なんて何気に貴重だと思うので、この手が好きならチェックしてみてもいいかも。



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