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SHOOTING STAR (1979年)
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SHOOTING STAR
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解説 - SHOOTING STAR
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1. 火薬バカ一代 ★★★ (2012-03-18 07:10:33)

幼馴染のヴァン・マクレイン(G)とロン・ヴァーリン(B)がカンザス・シティにて結成した6人組、'80年発表の記念すべき1stアルバム。
3人のリードVoに、2人のGとKey奏者、そしてヴァイオリン奏者を含む6人編成の大所帯と聞けば、てっきり同郷のKANSASばりのプログレ・ハード系バンドかと思いきや、THE BEATLESに触発されてミュージシャンを志したという彼らが聴かせてくれるのは、高いポピュラリティを有したラジオ・フレンドリーなメロハー・サウンド。KANSASはKANSASでも中期(『VINYL CONFESSION』の頃の)KANSASでしたね。
とは言え、そこはやはりデビュー作。ロン・ネヴィソンと組んだ後の作品群に比べれば洗練の度合いはそれ程でもない代わりに、如何にも南部風の土の匂いを運んでくるGは太くハードな音色で存在感を主張しているし、何よりKeyとヴァイオリンを用いて、時折効果的に編みこまれるプログレ・ハード調のアレンジが良い具合に本編のアクセントとなっています。
躍動感溢れる演奏とメロディ・センスのマッチングが秀逸な“BRING IT ON”、熱くハードに盛り上がる哀愁のメロディにグッとくる“TONIGHT”、そして楽器陣のスリリングな応酬とドラマティックな曲展開が圧巻のアルバムのハイライト的存在“LAST CHANCE”を筆頭に、充実した楽曲がズラリ顔を並べる1枚。
下積み時代の長さは伊達じゃねえな!と思わされる名盤です。



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