この曲を聴け!
HIDDEN MARLY PRODUCTION
|
M
|
ゴシックメタル
|
ディプレッシブ・ブラック
|
ドゥームメタル
|
ネオクラシカルメタル
|
フランス
|
ブラックメタル
|
叙情/哀愁
|
鬱/絶望
MIND ASYLUM
最近の発言
L'ASILE DE L'ESPRIT
(Usher-to-the-ETHER)
MyPage
MIND ASYLUM - 最近の発言
モバイル向きページ
Tweet
解説 - 最近の発言
→解説を作成・修正する
新しいコメント・評価
(タイトルをクリックすると当該項目に移動します)
L'ASILE DE L'ESPRIT
2009年発表の1st。
何気に凄くいいアルバムですね、これ。
基本的にスローで沈み込むようなリフで展開する鬱ブラックですが、DARK SANCTUARYのメンバーによる、暗く耽美なメロディのヴァイオリンが入ったり、鬱系にしてはかなりキャッチー(?)なトレモロリフが出てきたり、ブラストで疾走してみたり、ゴシックやメロブラの要素もかなり強い、サブジャンルを横断する路線ですね。特に3曲目の一部のリフ、DISSECTIONの「Thorns of Crimson Death」を思わせる、お約束過ぎるメロディでなんか嬉しくなってしまいました(笑)。
曲展開も非常に丁寧で、上記の要素をどの曲にも組み込んでくれているため、構成が鬱ブラとしてはかなりダイナミック。ヴォーカルも誰が聴いても素っ頓狂には聴こえない程度に感情を込めて叫んでるし、自殺・自傷衝動に任せたようなカルト性はほぼ皆無ですが、丁寧さは音作りにも及んでいるため、鬱ブラとして物足りないという事はありません。リフの音色が「鈍い」ヘヴィさで、それが鬱ブラ特有の沼に沈むような感触を強めているように思います。
確かに、ダイナミックで丁寧な曲作り、サブジャンルを横断する作風等は、カルト志向の方には却って敬遠されるかもしれません。しかし、鬱ブラ初心者にも聴いてもらいたいような、美しい絶望感に満ちた作品でもあると思います。
Usher-to-the-ETHER
★★★
(2011-07-03 22:01:45)
→
同意(0)
|
twitter
|
Facebook
this frame prevents back forward cache