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Saldorian Spell

2009年作。

ギターの音が小さめで、陰鬱な美しい調べがやや減退したように感じられた。
バンドの個性は既に定着しきった感があるが、より曲調やアルバムの構成にバリエーションが見られ飽きさせない。

ローランDEATH ★★ (2020-05-09 13:44:39)


Necrovision

2013年作。
女性Voだからといって侮ることなかれ、彼女の激しくも冷酷なボイスが闇を切り裂く。
それと同時に激烈に疾走するドラムもまた心地よい。
これこそがこのバンドの特徴であり魅力だ。音のバランスも良く、ギターのジリジリ感も気持ち良い。

ローランDEATH ★★★ (2020-05-09 13:24:26)


Saldorian Spell

2009年発表の4th。

ブラストによる爆走パート中心に、ブラック特有の平坦系のリフと邪悪トレモロを組み合わせ、緩急つけて聴かせてくれる凶悪なブラックですが、これがかなり素晴らしい。適度にRAWで適度に湿り気を含んだプロダクションは、生々しい邪悪さを伝えつつも耳に心地良いし、時折悲鳴のような声を上げて絶叫する、女性によるデス声も、女性らしいハイピッチでしなやかな感触が獰猛さ、悲壮感といったものを感じさせてくれて良い感じ。

しかし何より素晴らしいのは、曲作りのセンスだと思う。邪悪さとメロウさを高いレベルで両立させ、強烈に耳を引くトレモロリフの魅力も然ることながら、要所で使われる平坦系のリフがそれ以上に良いんですよね。上級悪魔が弾くメロディという感じで、どこか高貴さすら感じる、悪のオーラだだ漏れなリフ。作風としてはダーティさや野蛮さも感じるんですが、同時にどこか上品(行儀が良いという訳ではない)なムードもあるような気がします。あくまで個人的には、ですが。

確かに地下臭さはあるんですが、その地下臭さを普段ブラック中心で聴いていないメタラーにも、魅力として伝える事が出来るくらい、良いアルバムだと思う。バンドの評判が高かったので買ってみましたが、予想以上に良い作品で大満足です。

Usher-to-the-ETHER ★★★ (2012-05-04 21:39:47)