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Chain of Command (失恋船長)
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Chain of Command

遂にオフィシャルな形でリリースされた幻の2nd。ギターのジョーイ・タフォーラとシンガーのハリー・コンクリンが抜け、変わりに参加したのが、クリスチャン・ラセグとボブ・パルドゥバの二人。とくにシンガーのボブはタイラント・コンクリンに負けないハイトーンを駆使するシンガーで違和感は全くない、むしろ中音域に甘さがありタイラントよりも柔軟さを感じる。彼の実力はKeep It True X festival in 2008でも確認が出来るので、何故このクオリティでお蔵入にされたのか疑問を払拭できないほど、欧州風味のあるアメリカンパワーメタルをやり切っている。
良く伸びるハイトーン、ジョーイ・タフォーラをフィーチャーしすぎていた面があった前作から比べると楽曲に比重を置いたパフォーマンスに変わり、その充実ぶりはソングライティング力に反映、これぞヘヴィメタルな楽曲に彩られている。Iron Butterfly の名曲
In a Gadda da Vidaのカヴァーもクレジットの段階では蛇足感を感じたが、流れで聴けば違和感はなく、むしろアクセントになっている。すでにハリー・タイラント・コンクリンの歌声でリメイクもされている楽曲が多いのですが、個人的にはオリジナル盤の方が好みですね。つくづくもっていないバンドだ。これほどの良作が80年代中期に出来上がっていたのに世に出ないなんて、これが知られていれば正統派メタルマニアから高い支持を受けていただろう。今日の日本での過小評価も起こらなかったはずである。

今作は彼らなりに時代に寄せている。聴きやすさを優先しているがメタリックな質感は失われていない。そういう目は間違いではなかったはずだけにお蔵入は残念だ。

失恋船長 ★★★ (2023-07-10 13:33:07)


Mechanized Warfare

機械化戦と訳せるアルバムタイトル通り、実にメカニカルかつヘヴィなサウンドを展開している。このバンドらしい漲るパワー。メイデンヨロシクなギタープレイもそこそこに、ハリー・タイラント・コンクリンのハイトーンが空間を切り裂きます。名手クリス・ブロデリックがいるのでギターソロとかキレてますよね。
アメリカのバンドですがドイツのレーベルと契約しているように、ガチムチのパワーメタルに情緒のあるメロディを導入、湿ってはいないが濡れている、お得意のサウンドを確立している。
2000年をいう時代背景もそこそこに、ブレることのないメロディックなパワーメタルサウンド、定番であることの難しさ、ヒロイズム溢れるサウンドはエピカルという言葉も当てはまるし、各方面にアピール出来る、真面目なメタルを愛する猛者どもを一手に受け止めるだけの器量がある。
日本では人気のないバンドだが、必ず需要はあるはずである、今は簡単に試聴できる時代になったのでお手すきの時にでも是非トライして欲しいバンドだ。

失恋船長 ★★★ (2023-07-07 14:12:25)