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東欧
SEVERE STORM
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(Usher-to-the-ETHER)
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2010年発表の1st。
背表紙のフォントがなんだか可愛いなぁ…(笑)。
ポーランドのNSBM勢の一角を担うバンドという肩書き、インナーのアーティスト写真がいかついスキンヘッド男という時点でなにか恐ろしげなものを想像(期待)してしまいますが、それを裏切らない荒々しいブラックメタルですね。音量が大きく、音圧のあるドラムが鉄火場の空気を醸し出すようなど迫力…なんですが、意外にも音の分離はRAWながら悪くなく、メロウなベースラインやトレモロがしっかり聴こえる、この手の生々しいブラックとしてはかなり良い音だと思う…というか個人的に好きな音です(笑)。
恐ろしげなイメージや荒々しい音作りとは裏腹に、アルバム中で横行するトレモロリフのメロディは非常に魅力的。ペイガン思想を持つバンド特有の男泣きと、人間に対する厭悪をふつふつと煮え立たせているような不気味さ、その両方が感じられる、非常にメロウなメロディ。このアルバムが素晴らしいのは、メロディアスなパートだけでなく、そこ以外の殺伐とした感触も非常に魅力的で、メロディの良さとも相俟って非常に聴き応えがある仕上がりになってる事なんですよね。
また、ヴォーカルのパフォーマンスもその殺伐とした感触を際立ててますね。基本、喉が心配になるレベルの潰れに潰れたがなり声ですが、息が掛かるほどマイクに近づいたような生々しいグロウルや、呪文を唱えるような語りなども入れて、かなり表現力高いです。声だけで本能的な危機を感じてしまうような、ヤバさの漂う歌い方。
…ブラック好きからはカルトな支持を受けるポーランドのペイガン、NSBMシーンですが、その中の代表バンド足りえるくらい、良いアルバムだと思う。この手のブラックに興味持ってる方は是非チェックを。
Usher-to-the-ETHER
★★★
(2012-03-08 23:44:20)
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