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FIRESTORM (2002年)
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FIRESTORM
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解説 - FIRESTORM
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1. Usher-to-the-ETHER ★★ (2012-03-27 00:49:24)

2002年発表の2nd。

キーボード、フルート奏者や女性ヴォーカルを含む、7人の大所帯による、ロシア発のシンフォニック・ブラック。アートワークの、洋物RPGのキャラクターのようなタッチで描かれたメンバーがなんだか面白いですよね(笑)。ブックレット裏側なんてイケメン&美女の集団だし。一人白目剥いてる人もいますが…(笑)。

チェンバロやピアノ等、上品な音色で曲を彩るキーボード、弦が空気を震わせるようなストリングス、混声合唱や女性ヴォーカルによるかなり派手な歌メロなど、シンフォブラックの中でもかなりクサ度の高い音像を誇る、非常にドラマティックな作品。特に耽美さや上品さを感じられるメロディのセンスは、シンフォニック・ブラック全体でもかなり上の方に食い込めるくらいレベル高いと思う。

ただ、メロディや展開など、曲の根本のセンスは高いのに、今一つな部分も多いのが惜しいんですよね…。子音を強調した、憎々しげな歌い方は良いものの、どこか空気が漏れてるようなヴォーカルもそうだし、ドラマ性を強調しようとしすぎなのか、逆にパートによって音圧に差が出来て、却って聴きづらい音像は改善の余地が大有り。ギターワークも正直ちょっと物足りないです。

シンフォ系の中でも優れたメロディセンスは素晴らしいのに、音作りのせいで聴いてると「ここのチェンバロもっと強調した方が…」「ここのリフ音量下げ過ぎじゃない?」とか突っ込みが浮かんでしまい、いまいち世界観にハマりきれない作品なんですよね…。脳内突っ込みも起きないほどに、聴き手を世界観に没入させられる音像が作れれば、名盤クラスも作れそうなんですが…。私的には、この時点ではまだ好盤くらいですね。




2. ★★ (2014-04-05 01:16:17)

この2nd以降、出ませんね。
けっこう期待してるんですが。

Cradle of Filthを聴いていたら本作を思い出したので感想を書きに来ました。
高音デスの声質がCradleに非常に良く似ています。
一般的にはCradleの方がメジャーだと思うんですが、私はTvangesteの方を先に聴いていたので、Cradleを聴いたときに「あ、Tvangesteに似てるな」と感じました。

曲はまさにロシアですね。ロシアっぽいです。
8曲目「Tears Will Wash Off the Blood From My Sword」の導入部なんて、ロシアのクラシック曲そのものです。ストラヴィンスキーとかムソルグスキーとかその辺り。チャイコはちょっと違う。
こういった民族性が顕著に出ている曲/アーティストは好きです。


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