この曲を聴け!
PLAGUE OF CONSCIENCE (2011年)
MyPage

PLAGUE OF CONSCIENCE
モバイル向きページ 
解説 - PLAGUE OF CONSCIENCE
→解説を作成・修正
コメント・評価

Recent 50 Comments



1. 火薬バカ一代 ★★★ (2012-08-25 01:38:24)

英国はロンドン出身の4人組が、新たにEARACHE RECORDSと契約を結んで'11年に発表した3rdアルバム。
BURRN!!誌の輸入盤レビューにおいて90点台のハイスコアを叩き出したスラッシュ・アルバムということでも話題を呼んだ作品ですが、正直なところ、ここまでVoがちゃんと歌っていて、バッキングもメロディアス、且つ曲によってはKeyによる薄化粧が施されている音楽性を「スラッシュ・メタル」と形容していいもんかどうか。Gリフの質感や、ハキハキとしたリズムの疾走感からは確かにスラッシーな感触も伝わってくるのですが・・・。
とは言えそれが悪いわけじゃなく、テクニカルに弾き倒す2本のGの存在もあって80年代のSHRAPNEL系パワー・メタルのことを思い出したりもする彼らのサウンドは、単純にカッコイイし個人的には非常にツボ。(シンガーもかつてのSHRAPNEL系バンドよりずっと上手いしね/笑)
特に、スピード/パワー/メロディが一体となって突っ走る様が、どことなくドイツのPARADOXにも通じる硬派な魅力を振りまく①③⑤⑧、そしてツインGの奏でる劇的極まりないフレーズがメタル魂を燃え立たせ、居ても立ってもいられない気分にさせてくれる⑩は、パワー/スラッシュ・メタル・ファンなら一聴の価値がある名曲ですよ。
前作発表後、デイヴ・シルヴァー(Vo、G)以外のメンバーが総取っ替えとなっていますが、結果的に本作は「このバンドはデイヴさえ健在ならそれで問題なく回っていく」という事実を確認させてくれる内容に仕上がっています。力作。




2. 失恋船長 ★★★ (2016-05-31 13:38:29)

デイヴ・シルヴァーは実に勉強をしているなと感じさせる力作。テクニカルなギターフレーズを軸にアグレッションなリズムワークは今の時代性を確実に取り込む事に成功、益々緻密さが増した密度の濃い音楽性はより高次元へと昇華、アグレッションのみならず、叙情味溢れる歌メロをたっぷりと聴かせ、ヘヴィだがメロディックという両極端を見事に成立させています。敬愛する火薬さんのコメントが言い得て妙すぎて、今回は流石に盛れませんので、これ以上の駄文は載せれませんが(いつもの事ですがPARADOXの件は震えたな)。ドラマ性の極めた展開と攻撃性の高い音楽性、現代のメタル界において、これぞヘヴィメタルと呼ぶに相応しい音を極めているでしょう。


発言

評価:★★★ 素晴らしい!! ★★ 良い! まあまあ コメントのみ
→発言を修正・非表示 | 移動
→問題発言を非表示