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A PASSAGE TO THE TOWERS... (2010年)
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A PASSAGE TO THE TOWERS...
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解説 - A PASSAGE TO THE TOWERS...
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1. Usher-to-the-ETHER ★★★ (2012-04-11 22:12:12)

2010年発表の1st。

一部のメロディ派のブラッカーに大ウケしたAORLHAC等ともスプリットを出した経験のある、フランス産のメロディックブラックという事で、目を付けていたんですがやはり良いですね。タイプとしては、トレモロだけでなくギターソロやリードギターによる叙情的なメロディを軸に劇的に展開するメロブラで、「The Somberlain」期のDISSECTIONにも通じる音を出してますね。キーボードも取り入れたスタイルですが、派手になりすぎない曲の幽玄さや広がりを増すような音色のチョイスも良い感じです。

ただ、メロデス要素もかなり強かったDISSECTIONと比べると、このバンドはリフの作りだったりプロダクションだったりが、もう少しブラック然としている感じがしますね。反面メロディの邪悪さは比較的薄めで、代わりに中世ファンタジー的な、仄暗く幻想的で、時々勇壮さも感じさせるエピックな感触が強い感じ。メロディの性質は少し違いますが、日常離れした、どこか高貴さを感じさせるのはDISSECTIONと共通するポイントかもしれません。

プロダクションこそ多少RAW(と言っても、ブラックとしては標準的)ですが、十把一絡げに出来ない、確かなクオリティを持ったメロディックブラック。DISSECTIONやTHULCANDRA辺りを気に入って、もう一歩踏み込んでみたくなった方なんかにはうってつけなんじゃないでしょうか。



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