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IN NOMINE ODIUM (2011年)
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IN NOMINE ODIUM
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解説 - IN NOMINE ODIUM
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コメント・評価

Recent 50 Comments



1. Usher-to-the-ETHER ★★★ (2012-04-14 20:30:30)

2011年発表の3rd。
タイトルは「憎悪の名の下に」の意。多分。

DEATHSPELL OMEGAの行き過ぎた神秘主義とか、MUTIILATIONの病気じみた世界観だとかフランス産のブラックって何処かネジが一つ外れてるようなバンドが多い印象なんですが、このバンドも大概ですね(笑)。音圧の高い殺気立ったノイジーなギターリフが、全てを飲み込んだまま暴走する、非常にブルータルなブラックメタル。

ドラムの音もリフと一体化して攻撃性を更に上げるようなプロダクションのため、ファスト系のようなスピード感は然程感じないんですが、代わりに聴くだけで頭が真っ白になるような、もっと直接的な暴力性がありますね。そしてホワイトアウトした視界に、ブラック特有の宗教的で寒々しいメロディが流し込まれると、なにか神々しさすら覚えますね…。

語尾の先まで全力で憎悪を込めて絶叫するヴォーカルも素晴らしく、脳内メーカーをやったら中身が全部「殺殺殺殺殺殺殺殺殺」で埋め尽くされてしまいそうな、猛悪で残虐極まりない音を出している作品。ANTAEUSやAOSOTH辺りの、殺伐感の強い暴虐な路線のバンドが好きな方には大推薦。




2. GOD ★★★ (2012-06-05 14:16:10)

現時点での最新作。
まさかこのバンドの作品がAmazonで買えるとは思いませんでした。(笑

さて、この作品、多少は大人しくなったかと思いましたが、
そんなことはありませんでした。

相変わらずノイジーで喧しく、そして邪悪な音楽性です。
1stに比べるとややドラムの音が軽くなりましたが、
ヴォーカルは相変わらずブチきれてます。
ここまで殺気だったヴォーカルは貴重です。
匹敵するのはAntaeus/AosothのMkM氏や、
Marduk/Funeral MistのMortuus(Arioch)くらいでしょうか。
あらゆるブラックメタル界のヴォーカリストの中でもトップクラスの殺気を感じます。

疾走するパートもそこそこありますが、
アンビエントなパートもあります。
なかなかこういう部分もカッコいいです。

やはりカルトなブルータルブラック好きは必聴です。



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