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ヘヴィメタル/ハードロック
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Stand Up and Fight
70年代の中期から活動していたバンドだけに、2枚目のアルバムでありながらも既にベテラン臭が漂っている。そのブルージーな音色とタイトに締め上げたリフワーク。リズム隊もキビキビとしたビートを叩き出し、NWOBHMに湧き上がるシーンに対する反応が音楽性に色濃く出ている。
今作のレビューは過去にしたのだが何故か消えている?なかなか再投稿というのはテンションが上がらないのだが、このどのようが曲であっても勇壮さを失わないパワフルなリズム隊の熱の籠もったプレイにケツを蹴り上げられ再投稿です。
このバンドの魅力は古典であるという一点に尽きる。NWOBHM当時でも落ち着いた音を出している。そのいぶし銀の英国ハードサウンド。ZEPやサバス、DPと言った大御所からの影響は勿論だが、彼らにはそれ以上に豊かな土壌があり、その音楽的バックボーンをサボることなく耕している。だから、この熱いサウンドが展開されている。今聴いても古典の美点が詰まっている。それはリリース当時から今日まで変わらない評価だ。
時流に左右され過ぎて足下を見失う事の無いクラシックサウンドの強み。
ブルージーかつダークな典型的英国サウンド、その厚みのある音楽性に今なお焦がれますね。時代を超越したパワー、メイデンのような複雑な要素はない、JPのような先見の明はないのかも知れないが、NWOBHMというムーブメントが巻き起こる中で、時代を対峙して自らを磨き上げたサウンドに嘘偽りはございません。新時代に呼応した一枚。歴史に残せる名盤でしょう。でもNWOBHMじゃない。NWOBHMに影響を受けた中堅という感じですね。そんな若い奴らに混ぜるにはキャリアがありすぎるかなぁ。
失恋船長
★★★
(2024-09-05 11:12:04)
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Quartz
記憶が定かではないですが、このオリジナル盤、ジャケットがハトロン紙みたいな紙袋に入ってたような気がしますが、どなたか憶えてらっしゃいますか?
それにしても、さすがブリティッシュ。哀愁のメロディーあり、色んなことやっちゃう気構えはいいんですが、芋っぽさが漂います(これがB級感ってやつ)。それがいいところでもあり、致命的なところでもあり。
でも、やっぱり、ヘビメタの名盤なんじゃないでしょうか。
石川豊久
★★★
(2022-05-19 09:19:33)
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Against All Odds
ワタクシにとっては、このバンドの初体験は今作でした。この音を聴いた後に1st、2ndを聴いた時は方向性の違いに戸惑いましたが、実は今作もサバスティカルな要素が完全に抜けたわけではなく②などを聴けばイアン・ギラン時代を思い出させたりと、サバスの弟分的なニュアンスが消えたわけではないのだが、方向性の変遷を受け止められないと厳しいだろう。①のインパクトが大きいので覚悟は必要だが、個人的にはベタなメロディアススタイルを非難する耳を持っておらず、正統性の強いシリアスなバンドサウンドを従え幅広い音楽性を追求した作風として大いに支持できるアルバムに仕上がったと思っている。
個人的にはSFなジャケットが損していると思っていますね、絶対に伝統的な英国サウンドを継承するバンドとは思えないもの。大味に聴かせない小技の効いて展開、メロディを蔑ろにしないアレンジ、ヴォーカルも変わり意識改革を断行、プロデューサーには、バイロンバンドにもいて、消滅寸前のTHIN LIZZYのギタリストでもあったロビン・ジョージが担当。そういう人選も方向性の転換に起因しているでしょうね。
聴き進め事に違和感はなくなるし、バンドの本質は英国スタイルにある。先入観を捨てて再考する価値のあるアルバムだと思いますよ。なんだかんだでサバスの弟分である場面は少なくないのです。むしろ前作よりもサバスティカルなイメージが強まっているとさえ思っている。こうなると①が損しているなぁ。
まぁ、このバンド初体験が今作だと言うアドバンテージがあるから評価も上がっているのかもしれまが、オジサンになった今の方が沁みる作風なんですよねぇ。
失恋船長
★★★
(2021-07-12 21:39:45)
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Quartz
悪名高きJETレコードと契約、そしてデビュー作を作り上げるのですが、その際にバンド名をBandy Legsから改名。サバスのアイオミが自らプロデュースを買って出たのだから英国ロックファンにとっては実に興味をくすぐるバンドでしょうね。キーボードにジェフ・ニコルズがいると言うのも今となってはポイント高しです。
アイオミがいるのだから暗黒系を期待するのでしょうが、このバンドは、そことはポイントをずらし豊かな音楽性をバックボーンにしつつも、暗く湿った英国テイストを全面に出し切り自分たちのカラーを投影、先人達のアイデアも嫌味なく打ち出し派手さや勢いでは誤魔化せない奥行きのある世界観を演出している。
ポップなエッセンスも出ているが、どこか混沌とした空気が漂い、ギター、ドラム、ベース、キーボードとそれぞれが持ち味を発揮し絶妙な絡みを見せる事で自分たちの音を構築。影響を受けたであろうアーティストのアイデアも上手くスベリこましている点も秀逸。陰気な英国ロックの血脈を守るべく自己主張するバンドサウンドは、今の時代逆に新鮮に映るでしょうね。プロデュースを買って出たトニー・アイオミを鼻高々だろうし、ミキシングに名を連ねるロビン・ブラック、クリス・タンガリーディスも高い意識をもって取り込んだと言えよう。
サイケでジャズでプログレッシブなアイデアをハードテイストで塗り固めたバラエティ豊かな音楽性、1stとしては完成度の高さも相まって実に味わい深いものとなっている。全ては表現する術を知っている演者の腕によるもの、相反するアイデアを包括したサウンドは時代を超越して支持されるでしょう。
フレッシュ感よりも円熟味、哀愁と濁りにメリハリを付け冷徹に響く音の中で有機的なプレイが効果的に機能、ハードでヘヴィな音像の中に息遣いを感じさせている。ブルース系のシャッフルビートからジャジーなグルーブまで生み出すリズムプレイ、サバスティカルとは言わないがアイオミの影響も感じさせる悲哀、ギターは見事に表情をつけ、キーボードはイマジネーションを増幅させる。エモーションを込めた素朴な声も、多彩な音楽性を秘めたバンドサウンドにピッタリだったと言えよう。聴けば聴くほど染み入る70年代ロックの旨味、アートロックにも通ずる奥深さに改めて刺激を受けますね。
失恋船長
★★★
(2021-07-06 14:36:23)
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Just Another Man
/ Against All Odds
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哀愁だねぇ
線の細いミックスにも懐かしい時代を思い出します
こういう曲は何度聞いても飽きない
ベタに敵う者なしか
失恋船長
★★★
(2018-07-02 13:21:43)
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Fear No Evil
2011年に再結成を果たし活動と続けるレジェンダリーな英国産HM/HRバンドが2016年にリリースしたアルバム。最近まで知らなかったので慌てて購入。これが期待通りの往年のテイストをそのまんまに現代に蘇らせた滋味深い一品。シンガーは3枚目で歌っていたジェフ・バートなので、マイク・タイラーの親父声じゃないのがチョイと残念なのですが、問題なく収まりウネウネドロドロとしたダークテイストたっぷりの英国サウンドと向き合い聴き手を魅了。マルコムの鋼鉄の鞭がしなるようなドラミングは健全、ミックの蛇のような厭らしいカッティングに硬派なリフワーク、そして妖艶なメロディを奏でるリードプレイと、当時を彷彿とさせる出来栄えにマニアなら悶絶必死。ボーカル以外はオリジナルメンバーでの復活となり初期の音楽性を支えた、あのBlack Sabbathの正式メンバーとして最後まで認められなかった男、メタル界の熊切あさ美と呼ばれるジェフ・ニコルズが全面参加してるのが作風にも影響を及ぼしているでしょうかね。
かつてトニー・アイオミに気に入られアルバムのプロデューサーまで務めてもらいデビューアルバムを制作するかれら、その世界観を踏襲しつつ、今の時代性も無視する事無く再構築された今作はサバス的なニュアンスを携えた、実に彼ららしい一枚へと仕上げてきましたね。そして、おそらくジェフ・ニコルズ最後の仕事でしょうRIP。
失恋船長
★★★
(2017-03-31 18:15:24)
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Stand Up and Fight
NWOBHMの盛り上がりは、新人だけでなく、中堅HRバンド達の参戦にも支えられていたわけですが、バーミンガム出身のQUARTZもそうしたグループに属するバンドの一つ。
トニー・アイオミが1stのプロデュースを手掛けたり、オジーがゲスト参加したりと、地理的/音楽的/人脈的に「BLACK SABBATHの弟分」との評判を得ていた彼らも、ジェフ・ニコルズ(Key)がそのBLACK SABBATH加入のため脱退したのを受け、4人編成でレコーディングが行われた本2ndアルバム(’81年)では、NWOBHMの勃興に歩調を合わせて音楽性をビルドアップ。『蛮勇コナン』の挿絵みたいなマッチョなアートワーク&アルバム・タイトルを手始めに、ソリッドに刻まれるGリフ、ブンブン唸りを上げるB、アタッキーなDs、歌メロから燻し銀の哀愁迸らせるVoとが、タイト且つキャッチーに押し出して来る楽曲に至るまで、作品全体が格段にメタリックな光沢を放つようになりました。
パワフルに撃ち出されるOPナンバー①、フィスト・バンギングを誘発する勇ましげなヴァースからメロディアスなサビへの移行が効果的な②、キビキビとした曲調の中からブリティッシュな哀愁が滲み出す④⑤、本編中最もNWOBHMの体臭を匂わす疾走ナンバー⑦、ドラマティックな曲展開を盛り立てるシンガーの塩辛い熱唱にグッとくる⑧etc…と収録楽曲はいずれも優れモノばかり也。
70年代からコツコツ積み上げた経験値が反映された、メタリックなアグレッションのみならず、英国産HRならではの滋味も非常に味わい深い1枚です。
火薬バカ一代
★★★
(2016-05-22 23:19:22)
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Quartz
英国バーミンガム出身、'77年発表の1stアルバムです。
BLACK SABBATHのツアーに同行した際にトニー・アイオミ氏が彼等をいたく気に入り、自らプロデュースを買って出たらしいですが (2曲目 "Sugar Rain" ではフルートも吹いている)、いかにもな感じなのはへヴィなリフが印象的な1曲目の "Mainline Riders" 位で全体的には垢抜けないB級ハードロックという印象です。
飛び抜けた特長は特に無い代わりにこれと言って致命的な欠点も無く総じて平均的、あえて気になる点と言えば少々非力な感じを受けるヴォーカル位です。
ただ、フォーク、トラッドやプログレ風味をそれとなく盛り込んだアレンジのネタは結構豊富で、サビのメロディーが意外にもキャッチーな曲が多くブリティッシュならではの枯れた味わいを満喫できる通好みの作品と言えると思います。
夢想家・I
★★
(2011-10-28 17:25:25)
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Stand Up and Fight
80年発表の2ndアルバム。
0フレットさん曰く「時計屋からの回し者のようなバンド」・QUARTZは(笑)、77年にSABBATHのトニー・アイオミプロデュースの1st「QUARTZ」を発表するも、メンバーの脱退や世間がHR不人気だったせいもあり、しばらく低迷。その後起こったNWOBHMのムーブメントで復活し、発表したのが本作というわけです。
本作「STAND UP AND FIGHT」は、90年代初期に発売されたNWOBHM貴重盤コレクションの中の1枚。典型的なNWOBHM。
無骨なリフ主体ながら、ほんの一瞬ですが、ツインギターバンドならではの魅力的なハモリも聴くことができます。
全曲必聴なんてことはないですが、タイトル曲と「CHARLIE SNOW」「QUESTIONS」が結構良いです。
既にある程度有名どころ押さえているNWOBHMファン向けかな。と言っても割と入手困難な一品なので、よほどのことがない限り見つけることは出来ないかも。
それとQUARTZには失礼ですが、他のNWOBHM貴重盤コレクションはどれも本作を超える凄い作品ばかりなので是非揃えましょう。低知名度のFISTなんか、実はかなり良いですよ。
...え?...再発すんの?
せーら
★★
(2004-05-12 03:43:00)
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