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ALTORIU SESELIAI (ALTAR SHADOWS)
MARGI SAKALAI (SPECKLEDY FALCONS)
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Recent 50 Comments
1.
Usher-to-the-ETHER
★★
(2012-04-19 22:29:46)
2007年発表の1st。
民族楽器やアコギ、フルートなどによるフォーキッシュで叙情性に溢れたメロディをフィーチャーしたペイガンブラックですが、バンドサウンド部分はかなり音が薄く、攻撃性の低い音作りが成されており、その音作りによってフォーク要素と溶け合い、一つの情景を演出する事に成功したような感じですね。
小川のせせらぎや虫の声など、自然音のSEも多用するタイプで、自然と情景が浮かんでくる感じですが、3曲目の鶏の鳴き声がひっきりなしに鳴り響くパートはちょっと面白いです(笑)。多少音が刺々しくなる部分もありますが、基本的にスロー~ミドルでゆったり展開し、この手のペイガン系の作品でも牧歌的な作風だと思う。女性ヴォーカルを取り入れた6曲目なんか殆ど民謡です。
カメラを遠景でわざとゆっくり動かす事で、自然の壮大さを演出したりする映像がありますが、聴いているとそういう情景が浮かんでくる作品。世界観が徹底しているからか、割と人気はあるようで、今は亡き秋葉原の某CDショップのブラックコーナーで地味にプッシュされてたり、DISK UNIONのブラックメタル本でも取り上げられてたり、意外に話題になったみたいですね。
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