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I Begin

2012年発表の1st。

GORGOROTHの分裂後、名前を引き継いだInfernus主導の方はオールドスクールで渋めの新作を出したり、昔のアルバムをリメイクしたり懐古的な路線に進んでいるようですが、分裂前の最終作「Ad Majorem~」のヒリヒリする殺気漂うノルウェジアン・ブラック路線を引き継いでいるのはこちらですね。

「Awake」「From the Running of Blood」「The Wound」辺りはイントロから如何にもノルウェー産ブラックな、寒々しいトレモロ疾走が聴け、もうこれだけで凡百のバンドを寄せ付けない格好良さ。Ghaalの相変わらずの狂人絶叫振りとも相俟って、GORGOROTHの「Ad Majorem~」で感じられた狂気が再び蘇るかのよう。個人的には一曲目「Awake」の出だしからテンションMAXになってしまいました(笑)。

基本ストレートなノルウェジアンブラックながら、要所でキーボードを挟んでくるのも特徴ですね。シンフォ系というほど使用頻度が高いわけではないですが、空間系のアトモスフェリックな音色だけでなく、プログレ的な妖しげな音も使っていたりして結構耳に残る。真性度が薄れたように感じる人もいるようですが、私は上手く曲のアクセントになっていて良いと思う。ただ分裂前のGORGOROTHと全く同じ音でない事は意識した方がいいかも。

正直言うと、今のGORGOROTHよりもこちらの方が大分私的には好みの音なんですよね。特にジャンル代表バンドの矜持を見せ付けるような、メロウさと殺気の入り混じったトレモロ疾走が素晴らしく、これだけでもう満点付けたくなります。ちなみに私はデジパック盤を買ってしまいましたが…本当にボートラ微妙過ぎなので、拘りがなければ通常盤の方がいいかも。ケースの方が保存状態を良く保てそうだし。

Usher-to-the-ETHER ★★★ (2013-02-07 10:48:56)


I Begin

2012年発売の1st

メンバーがメンバーなだけに、音楽性はKing作曲のGorogorothのものに似ていますが、サイケ調のキーボードが入るなどの実験的な要素もあります。
このキーボーディスト、Geirは現在のDimmu Borgirのサポートなどで活躍している人です。

Gaahlは相変わらず凄まじい声で叫んでますが、朗々と語るような部分もあります。

暴虐な後期Gorgorothの路線を期待すると、やや面食らう部分もあるかもしれませんが、
個人的にはいいアルバムだと思っています。

ちなみに限定版ではボーナストラックが2曲入っていますが、どちらも短いSEなので通常版で充分だと思います。

GOD ★★★ (2012-11-02 11:36:14)


Live at Wacken

2008年にGorgoroth名義で活動していたときのライブアルバム。
ドイツのWackenでレコーディングされたものです。

音質は音量がちょっと小さめですが悪くはないです。
もうちょっと低音が効いていたら最高でした。

ヴォーカルのGaahlの声は最高ですね。
化け猫のような絶叫も、ドスのきいた低音咆哮も最高です。
サタンの使いに相応しい邪悪っぷりです。
この人のステージングはカリスマ性があって好きです。

ドラムは元Cradle of Filth、Dimmu BorgirのNick Barkerが叩いてます。
どの曲も上手く叩きこなしています。
やっぱりこの人のドラミングは半端ないです。

ギターもベースも邪悪にプレイをこなしていて申し分ないです。

曲はGorgorothの6th~7thアルバムからプレイされています。
主にKingが作曲したものをやっていますね。

全体的に非常に素晴らしいアルバムなんですが、
欠点は同内容のDVDが日本国内のDVDプレイヤーで再生ができないこと。
PAL方式でも再生できるDVDプレイヤーか、DVDがみられるPCが必要です。
素晴らしいパフォーマンスが収録されているだけにこれは痛いです。
なので評価は星2つにします。

GOD ★★ (2012-04-20 18:49:45)